■2017/09/03(日)
新潟11R 新潟記念 芝2000m


新潟記念のラップ適正穴馬はこちら (E)
新潟コースは3回目となるが、過去2走ともしっかり伸びてまずまずの好走。馬群内でも安定して上がりを出せ、近走は仕掛けがズブくなってきているが、豊富な持続力は衰えることなし。荒れ芝でも力を発揮でき、久々の57kgで出走できるのもプラス。


2歳戦の注目馬はこちら
(a) 9月2日(土) 札幌1500m新馬戦に出走予定
(b) 9月3日(日) 小倉1800m新馬戦に出走予定
(c) 9月3日(日) 小倉2歳Sに出走予定
(d) 9月3日(日) 札幌1200mすずらん賞に出走予定

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コース図&参考ラップ
新潟記念コース
コースデータはこちら
129-111-115-116-121-123-119-115-108-123
(355-237-242-346:1.58.9)
過去5年の平均




過去のレース映像&ラップ分析

2016.9.4 良 開催6週目(Aコース12日目)
勝馬:アデイインザライフ (8枠17番) 55kg

117-104-112-114-114-119
(333-347:1.08.0)

良馬場だが、最終週でインが荒れており外伸び。時計も掛かり気味で持続力勝負となりやすい。
メイショウナルトがハナに立ち、11秒台中盤ラップを続けると、番手馬以降が3馬身ほど離れての追走。レースラップは1000m58.5秒だが、実質は61秒程度のSペースとなり、残り600mからの直線トップギア勝負に。
馬場状況から先行勢が5分どころに出し、外差し勢は大きく外ラチにまで広がっての叩き合いに。1~3着馬の4角の位置取りはそれぞれ17、13、16番手と極端な外差しで、能力どおりに着順が決まったかといえば微妙な印象。

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2015.9.6 稍重 開催6週目(Aコース12日目)
勝馬:パッションダンス (2枠3番) 56kg

132-110-113-113-120-123-120-116-105-130
(355-233-243-351:1.58.2)

最終週となり、インが荒れた状態。また、水分を含む馬場であり、直線外目はどこを通っても一緒。
テンこそ各馬がけん制し合いながら進めたものの、3F目以降から外のアーデントが番手以降を離して飛ばしたため、馬場状態を踏まえると1000m58.8秒はオーバーペース。
さすがに3~4角ではいったんラップが緩み、直線ギアチェンジを要したものの、ラストは各馬がバテながらのゴール。持続力&底力が問われるとともに、渋った馬場への適性も重要となった一戦。

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2014.9.7 良 開催6週目 (Aコース12日目)
勝馬:マーティンボロ (7枠13番) 56kg

129-113-117-114-117-122-119-117-111-124
(359-231-241-352:1.58.3)

このコースらしく、トップギア勝負に優れる外差しが決まるが、本質的には内外フラット。
先行争いは激しくなかったが、最内枠からスルスルと横山典ダコールがハナを伺うと、メイショウナルトが3角前の上り坂でも11秒中盤のラップを刻んだまま緩めず。
そのまま直線に向かって徐々にペースを上げるロングスパートとなり、例年以上に持続力勝負に特化。中団から後方の差し馬が上位を占めたが、馬群をこじ開けて抜け出したマーティンボロが他馬に不利を与えつつの勝利。

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2013.9.1 稍重 開催8週目(Aコース16日目)
勝馬:コスモネモシン(3枠4番) 52kg

130-111-115-120-123-124-119-114-108-125
(356-243-243-347:1.58.9)

朝から重馬場で、パワーを要するが、インコースの伸びが良く、外が不利な特殊なコンディション。
スタートから積極的に逃げる馬がいなく、ぎっちり密集した馬群のまま直線へ。ただし、馬場を考慮するとSペースとはいえず、鋭い加速がしづらい馬場も味方。
結果的に距離ロス防ぐ進路を取った馬が、上がり3Fも着順も上位を占める結果に。インを回したコスモネモシンとエクスペディションがそのまま叩き合ってのゴール。ハンデ戦ということもあるが、道中の位置取りが大きく影響。

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2012.9.2 良 開催8週目(Aコース16日目)
勝馬:トランスワープ(1枠1番) 56kg

128-112-118-121-125-124-117-109-103-119
(358-246-241-331:1.57.6)

時計速い馬場で直線は内外フラット。
人気薄のケイアイドウソジンが後続を3馬身ほど離して先導するが平均的なペース。直線に入り早くも手ごたえが悪くなったため、後続も残り600mからのスパートに専念。
結果的に、ラスト3~2F目は10秒台のハイラップを刻むトップギア勝負となり、中団待機馬が一団のまま叩き合ってのゴール。出走馬半数以上の10頭が上がり32秒台と、後方待機馬には辛い流れ。

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過去データと適性能力
【JRAホームページ(過去10年の傾向)から】
● 活躍が目立つのは3勝を挙げている5番人気、2着6回の8~10番人気と人気薄が中心。単勝1~2番人気は評価に応えているとは言い難い。
● サマー2000シリーズ対象の小倉記念、七夕賞、函館記念、札幌記念からのローテが好調。
● 56~56.5kgが好調で連対馬が9頭。しかし、52kgと軽い負担重量の成績はいまひとつで、53kgは延べ21頭が出走して3着が1回あるだけ。逆に、57kg以上で優勝したのは2011年ナリタクリスタルだけ。
● 5走前までに左回りの競馬場で重賞3着以内or条件戦1着の実績を持つ馬が優秀。

【過去レース映像&ラップ分析から】
● スタートからゆったりと進みテン3Fは36秒台。1000m通過も61秒とかなりのSペース。
● 3角以降から徐々にペースが上がり、残り4Fからは11秒台のラップとなるが、コーナーがキツいため、結局は直線スパートとなる。
● 残り2Fは10秒台のラップを刻むが、最終ラップは12秒前後まで落ち込む。単純なギアチェンジやトップギアがあっても勝ち切ることは難しく、最も重要なのは豊富な持続力を要する。
● 過去5年の上がり最速馬の成績は【3-0-1-1】と3勝しており、いずれも4角9~10番手と中団からの差し。後方から直線だけの追い込みで勝ちきるのは厳しい。



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