東海道リート投資法人(2989)が公募増資(PO)を発表しました。目論見によれば調達する資金の額が41億円となっています。


調達資金は新たな特定資産の取得資金とその付随費用の一部に充当されます。


東海道リート投資法人が公募増資(PO)を発表
※東海道リート投資法人公式サイト引用


静岡を核とする産業地域への重点投資を基軸とし、日本の東西中心地をつなぐ東海道地域への投資を中心に、また東海道周辺地域にも投資できるリートとなっています。


静岡県、愛知県、三重県の3県に重点投資を行い、産業インフラアセットや生活インフラアセットに投資できます。


運用資産としては総合型のリートで分配金は比較的高めだと思います。


東海道リート投資法人(2989)の公募増資(PO)の詳細を確認してみました

東海道リート投資法人のメインスポンサーは不動産デベロッパーのヨシコンを中心に構成されています。


東海道エリアを地盤とする企業で構成され、中長期で資産規模2,000億円の目標を設定しています。


項 目その内容
銘柄名東海道リート投資法人(2989)
上場市場東証REIT市場
主幹事
  • みずほ証券
  • 大和証券
引受人
  • 静銀ティーエム証券
  • SMBC日興証券
  • 岡三証券
  • 東海東京証券
公募口数35,900口
売出口数0口
オーバーアロッメント1,795口
合計37,695口
希薄化-%
仮条件2.5%~5.0%
決算月1月、7月
格付け
スポンサー
  • ヨシコン株式会社
  • 中部電力ミライズ株式会社
  • 木内建設株式会社
  • 静岡ガス株式会社
  • 株式会社静岡銀行
  • 静岡不動産株式会社
  • 鈴与株式会社
  • 清和海運株式会社
  • 日本国土開発株式会社


IPOを行った2021年6月では約303.3億円規模だったものが、今回の公募増資により約530.0億円にまで拡大する予定となっています。


公式サイトで公開された資産内容とポートフォリオの状況は以下のようになります。


東海道リート投資法人(2989)の公募増資を行う前後のポートフォリオ
※東海道リート投資法人公式サイト引用


取得予定資産は約78.0億円になるそうです。


ポートフォリオ構成を確認すると生活インフラアセット55.5%、産業インフラアセット44.5%になる予定です。


産業地域の工場底地と住居系アセットでポートフォリオを強化し成長しています。


REIT(リート)としては特別人気があるような銘柄ではないと思います。


今回の公募増資で取得予定となっている物件は各務原インダストリアルセンター(底地) と住居系アセット9物件になります。


東海道リート投資法人(2989)の公募増資(PO)日程と分配金を確認してみました

東海道リート投資法人(2989)の公募増資の日程などについて調べてみました。


配分を得たい方は主幹事のみずほ証券から申込んでおきましょう。リートなので割引率が最低の2.5%になる可能性が高いと思います。


項 目その内容
価格決定日2024年1月25日(木)~2024年1月29日(月)
申込期間発行価格等決定日の翌営業日
払込期日2024年2月01日(木)~2024年2月02日(金)までの間のいずれかの日
受渡期日2月02日
発行価格121,546円
※割引率2.50%に決定


過去の分配金を調べると2023年7月期で1口当たり3,342円となっています。


2024年1月期の1口当たりの予想分配は3,337円になるそうです。公募増資に参加される方は3,337円が決定価格から控除されるため気を付けてください。


2024年7月期の1口当たり分配金は3,255円となる予想が既に出ています。利益超過分配金はありません。


東海道リート投資法人(2989)の分配金予想
※東海道リート投資法人公式サイト引用


また、東海道リート・マネジメント株式会社が830口、ヨシコンが470口をセイムボート出資の一環として取得するそうです。


投資法人、資産運用会社、スポンサーの利害を一致させることで投資主の信頼の獲得を得たい狙いがあるようです。


東海道リート投資法人(2989)のPOまとめ!

東海道リート投資法人の公募増資(PO)は規模が小さいので積極的に参加する投資家は少ないと思います。


東海道リート投資法人(2989)のPOまとめ
※SBI証券公式サイト引用(6ヶ月チャート)


株価も公募増資発表後にたいして反応していません。


しかも信用銘柄なので中長期で保有したい方向けの銘柄だと思います。短期で利益を得るには大きな資金が必要だと思います。リスクも高そうですけどね。


東海道エリアと言うことで南海トラフ地震が気になり投資していない方もいるようです。IPOを行った時にも話題となりました。


kimukimu

個人的にはスルーしようと思っているのでPOには参加しないと思います。



なんだかんだで人気だと思いますが株価127,800円の分配利回りは5.16%となります。株高も影響していますがNAV倍率が1.13あたりなので他にもっと良い銘柄がありそうです。


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1年程度の短期ファンドばかりなので魅力だと思います。利回りも高めなのでサブ口座として活躍しそうです。詳しくは下記記事にまとめています。


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