THECOO(ザクー)IPOの初値予想と幹事割当数などを今回も評価したいと思います。ここ数年スパンでも超ネガサ株になるため神経質になっておく必要があると思います。公開価格割れしたら爆損コースかもしれません。


公開株数は通常の銘柄と変わりません。しかし吸収金額が想定ベースで約41.3億円と大きくサブスクリプションモデル収益でも安心はできません。


THECOO(ザクー)IPOの評価


項目株数データ
想定価格7,180円
仮条件12月03日
公開価格12月13日
公募株数200,000株
売出株数300,700株
公開株数(合計)500,700株
オーバーアロットメント75,100株
幹事団みずほ証券(共同主幹事)
大和証券(共同主幹事)
野村證券
いちよし証券
SBI証券
マネックス証券
楽天証券
松井証券
東洋証券
極東証券
あかつき証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


同社が推し進めるFanicon事業は赤字が続いているため警戒が必要です。法人セールス事業は黒字となっていますが、今期も全体で赤字予想が出ているため初値で買われるのか心配しています。


類似企業はSKIYAKI(3995)となりSKIYAKIの場合は黒字化し、売上規模もTHECOOの2倍程になります。同社は売上の伸びが良いと思いますが、上場する時期が少し早いと思います。


せめて黒字化のタイミングで上場すれば投資家の印象も良かったと考えらえます。今期は前期に比べ赤字額が拡大していることも不安になる要因です。


海外販売が行われますが、海外でどのくらい引受けがあるのか?とそこも気になります。海外販売割合が高ければ意外に人気化する可能性も残されています。


某紙では実績が乏しい中で約145.1億円の時価総額は大きく、今の地合いでどれだけ公開価格を維持できるのか?と言ったコメントが出ているようです。勢いはあまり感じられませんよね。


THECOO(ザクー)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。どのような仮条件範囲になるのかわかりませんが想定ベースだと公開価格割れも視野に入っている気がします。


アーティストや俳優、インフルエンサーなどを扱う事業を行っているためIPOとしての期待値は高いと思います。芸能関係のIPOは個人投資家に人気です。


大手初値予想7,000円~10,000円
※注目度B


最新の初値予想は上記のように発表されています。


想定発行価格が7,180円なので公開価格割れも視野に入ると感じました。微妙な銘柄でもプレ初値予想では数値を上げて掲載されることが多いと思います。


ベンチャーキャピタル保有株も多く公開価格1.5倍以上だと売却が可能になります。詳しい事業内容や幹事構成などは下記記事でまとめています。

THECOO(ザクー)の上場データと初値予想を考察


THECOO(ザクー)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券と大和証券が共同で引受けます。店頭系企業のダブル主幹事で安心感はあると思います。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(共同主幹事)270,500株54.02%
大和証券(共同主幹事)175,200株34.99-%
野村證券25,000株4.99%
いちよし証券10,000株2.00%
SBI証券5,000株1.00%
マネックス証券2,500株0.50%
楽天証券2,500株0.50%
松井証券2,500株0.50%
東洋証券2,500株0.50%
極東証券2,500株0.50%
あかつき証券2,500株0.50%


公開株数だけを考えると当選確率が高いとは言えません。当選狙いだとみずほ証券や大和証券からの申込を徹底しておきましょう。


資金拘束される証券会社からは申込を控える投資家が多いと思います。


上場ラッシュ中なのであえて申込まない投資家が多く、当選確率が通常よりも高めになる証券会社もあるかもしれません。


1回の当選で大きな利益を得ることができれば無理して申込を行いますが、現状だと厳しい印象を個人的に持っています。


大手の初値予想が上振れすれば積極的に参加するかもしれません!




THECOO(ザクー)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


大手評価もB評価となっていることから微妙です。A評価であれば注目されていると考えられますがBだと普通のIPOですからね。


THECOO(ザクー)IPOの業績予想まとめ
※THECOO公式サイト引用


業績を確認すると2021年12月の単独業績予想を確認することができました。それによれば売上33.92億円となり前期23.20億円から46.21%増、経常利益-1.13億円となり前期-0.60億円から赤字拡大となります。


四半期利益は-1.16億円となり前期-0.65億円から赤字金額が増加する予定となっています。現状だと黒字化する時期がいつなのか?と感じます。


先行投資の部分も大きいと思いますが、上場による吸収金もFanicon事業に使われ海外展開も行います。日本国内でも厳しい状況のように感じるため需給が気になります。


有料課金ユーザー数が確実に伸びているため将来的には期待できるのかもしれません。ただ株価設定が高いため、お試し買いみたいな投資家は減りますよね。


IPOでは値がさ株の銘柄が人気化することも多々ありますが、上場ラッシュの中では埋没の可能性もあると考えています。


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