楽天銀行(5838)IPOの上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。


公募組も積極的に抽選に参加していなければ大量獲得はできていないようです。ブックビルディング時点では環境が良いとは言えませんでしたからね。


楽天銀行(5838)IPOの上場直前の初値予想
※楽天銀行公式ページ引用


東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。

項 目気配運用の内容
板中心値段1,400円(公募・売出価格)
上限値段3,220円(更新値幅70円、更新時間10分)
下限値段1,050円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲350円以上、5,600円以下


楽天銀行はネット銀行最大手として今後も収益に期待されています。


親会社の楽天グループはモバイル事業で大赤字を計上しているため、株式売却により現金化しなければならない事情もあります。


本来であれば想定仮条件の中心値1,795円あたりを期待していたはずです。ただ上場タイミングに恵まれず公開価格が1,400円に決定し約252.7億円程逃がしたと考えられます。


三木谷浩史氏と経営陣、さらには三木谷家の資産運用会社は苦しんだことでしょう。公募組には大幅なディスカウントとなり公開価格割れの心配はない方向に動きました。


kimukimu

上場による吸収金額は約895.6億円、時価総額は約2,380.3億円となります!



上場市場は東証プライム市場になるため指数買いなども期待できます。直近の好材料は住信SBIネット銀行の株高、成長性あるネット銀行、割安な株価設定などになります。


逆に悪材料は大型IPO、銀行株全体の株価低迷、親会社のために上場することだと思います。三木谷浩史氏のメディア報道に関しては中立でしょう。


特に住信SBIネット銀行(7163)の株高の影響で海外勢も楽天銀行の株を買い漁っているとの情報があります。実際、海外販売が増やされています!


住信SBIネット銀行の株価が1,640円でPER12.7倍となっています。これを楽天銀行にあてはめると2,070円くらいになります。と言うことは公開価格割れは考えられないのでは?と感じますよね。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

「IPO承認」楽天銀行の上場データと初値予想を考察


楽天銀行(5838)の上場直前の初値予想はこうなる!

楽天銀行の上場直前の初値予想について調べてみました。


上場直前の初値予想


大手の上場直前の初値予想は1,800円となっています。


公開株数が多いためあまり期待せずに上場当日を待ったほうが良いと思います。本日上場の南海化学(4040)は高い初値が付いた後にストップ高と意味不明なことも起きています。


このIPOの強さは地合いでしょうか?ispace(アイスペース)の上場後の連続ストップ高から地合いがかなり好転しているように思います。


kimukimu

楽天銀行の場合は数億円程度の買いが増えても株価を大きく押し上げることはできないと思うので、機関投資家需要に期待する他ありません!!



上場後の期待としては住信SBIネット銀行よりもPER比較で割高を目指すことでしょうか。初値次第だと思いますが2,000円以上の株価になると売り圧力が強まるのかもしれません。


住信SBIネット銀行はスタンダード市場で楽天銀行はプライム市場ですからね。


そもそも大手予想もブレブレなので予想値も参考程度に考えておきましょう。楽天銀行の初値が高いと保有したままでいいのか公募組は悩みそうです。


銀行株も低迷していますが銘柄によっては上昇している銘柄も出てきています。


楽天銀行の中期ビジョンでは2027年3月期に経常利益が約700億円目標となっています。2023年3月期が377.4億円なので目標をクリアーするようであれば株高になる可能性が高いでしょう。


結局地合い任せの展開となりハラハラする時間を過ごすことができました。私の当選株数は900株と少なかったので今ではタラレバ状態です。明日は楽しみたいと思います!


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