ノイルイミューン・バイオテック(4893)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。バイオ株でも今回は公開価格を超える予想が出ています。


募集は海外向け中心となりOAを含めると約8割が海外向けになります。国内販売は2割程度になることが予想され需給不安はなさそうです。


ノイルイミューン・バイオテック(4893)IPOの評価


項目株数データ
想定価格720円
仮条件3月13日
公開価格3月20日
公募株数7,850,000株
国内募集株式数628,000株
海外募集株式数7,222,000株
売出株数0株
公開株数(合計)7,850,000株
オーバーアロットメント1,177,500株
幹事団SMBC日興証券(主幹事)
SBI証券
野村證券
みずほ証券
東洋証券
岩井コスモ証券
あかつき証券
丸三証券
極東証券
マネックス証券
岡三証券
水戸証券
委託見込岡三オンライン
SBIネオトレード証券


山口大学発バイオベンチャー企業になり、CAR-T細胞療法を用いたがん免疫療法の開発を行います。


パイプラインは自社と共同が存在し一番進んでいるパイプラインでも第1相になり商品化するには程遠い状況です。


しかし導出先パートナーを早期に見つけることができ多額の出資を受けています。


キョーリン製薬系列の鶴亀や武田薬品工業が大株主になっていることからも注目されているようです。創薬バイオベンチャー企業とはいえバックに大物が付いていれば安心感があります。


上場による株式販売も主に海外向けということで、初値は公開価格を超え公募組は利益が出ると考えられています。


想定発行価格720円による吸収金額は約65.0億円、時価総額約341.5億円となります。類似企業ではモダリス(4883)が近いと思われます。モダリスの株価推移を確認するとノイルバイオも同じような運命をたどるのか?と感じます。


某紙によればCAR-T研究開発ベンチャーの買収などが海外では確認されているようです。そのためある程度人気事業なのかな?と考えることができます。


バイオ株は夢を見るような銘柄なので賢明な方は保有し続けないと思います。不確実性が高い事業ですからね。


ノイルイミューン・バイオテック(4893)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。公開価格割れがないとは言えませんが予想値はまずまずと言った感じです。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想750円~900円
※注目度A


注目度はAになるようです。海外で取れなかった機関投資家が日本市場で買ってくれるといいですよね。


業績確認では基本的に赤字ですが黒字になることもあるようです。


単価が低いため日本の投資家はシンジケートカバーとなっても損失が限定されると思います。とりあえず抽選には参加しておきたいと思います。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

ノイルイミューン・バイオテックの上場データと初値予想を考察


ノイルイミューン・バイオテック(4893)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSMBC日興証券が単独で引受けます。


幹事名割当株数引受割合
SMBC日興証券(主幹事)502,800株80.06%
SBI証券50,200株7.99%
野村證券25,100株4.00%
みずほ証券25,100株4.00%
東洋証券3,100株0.49%
岩井コスモ証券3,100株0.49%
あかつき証券3,100株0.49%
丸三証券3,100株0.49%
極東証券3,100株0.49%
マネックス証券3,100株0.49%
岡三証券3,100株0.49%
水戸証券3,100株0.49%


日本における公開株数が少ないため当選を考えるとやや厳しいと感じます。


損失を出したくない方は申込を控えたほうがいいかもしれません。幹事には店頭系証券が多いためネット組はSMBC日興証券、もしくはSBI証券で外すと当選は難しそうです。


日本国内だけの吸収だと13億円弱なので個人的には利益が見込めると考えています。


SMBC日興証券の口座をまだ開設していない方はお勧めします。dポイントで投資を行うことも出来ますからね。日興フロッギーというサービスを利用することができます。


IPO投資を楽しみながら単元未満株を利用してみると面白いと思います。詳しくは下記記事にまとめています!




ノイルイミューン・バイオテック(4893)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


売出しがなく募集は全て公募となっています。また、ロックアップ解除倍率の設定がなく180日間は既存株主も売却ができません!


ノイルイミューン・バイオテック(4893)IPOの業績予想
※ノイルイミューン・バイオテック公式サイト引用


業績を確認すると2023年12月期の単独予想を確認することができました。それによれば事業収益3.19億円となり前期6.25億円から半減します。経常利益は-18.32億円となり前期-3.84億円から大幅に赤字額が増加します。


四半期利益は-18.34億円となり前期-3.86億円から4.75倍も赤字額が増加する予想が出ています。普通に考えると投資したくない銘柄です。


この辺りを差し引いても大手では利益が出ると考えているようです。


住信SBIネット銀行(7163)と上場日が被っているため予想されたほど資金が入らないことも考えられます。投資をされる方は気を付けたほうがよさそうです。


仮条件が引き下げられると機関投資家の評価が低いと判断できるため、投資を見送ることも考えておきましょう!!


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