キタムラ・ホールディングス(9349)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。CCCとファンドによる出口案件となり人気は乏しいようです。


配当に関しては2024年3月期以降に40%水準に引き上げる予定となっています。2023年3月期は未定となり上場日程的に権利獲得ができない状況となっています。


キタムラ・ホールディングス(9349)IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,240円
仮条件3月24日
公開価格3月31日
公募株数3,015,000株
売出株数8,092,900株
公開株数(合計)11,107,900株
オーバーアロットメント1,666,100株
上場時発行済み株数33,165,000株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約411.2億円
幹事団野村證券(共同主幹事)
SMBC日興証券(共同主幹事)
大和証券
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
楽天証券
委託見込LINE証券
CONNECT
auカブコム証券


身近な企業の上場、そして東証プライム市場への直接上場ということで気になる銘柄です。


株価設定については妥当、もしくは少し割高のように感じます。成熟業態になりファンド保有株も多く初値は公開価格あたりとなっているようです。


フォトプリントやスタジオ・撮影の他にも複数の事業を行っており、収益規模も大きいようです。


上場規模は想定発行価格1,240円を基に算出すると約158.4億円、時価総額約411.2億円です。


類似企業はビックカメラ(3048)などの家電量販店よりもシュッピン(3179)などが近そうです。写真撮影のスタジオマリオから判断するとスタジオアリス(2305)も参考になりそうです。


2024年3月期の業績予想が非公開となっていることは残念です。TOB後の出口案件として投資家は見ていることでしょう!


キタムラ・ホールディングス(9349)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。市場の状況次第だと思いますが公開価格割れも視野に入るようです。


しかし、東証プライム市場への上場ということで公開価格超えも期待できる予想となっています。仮条件発表までわからないようですね。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想1,200円~1,500円
※注目度A


2018年6月に東証2部を上場廃止、そしてCCCにより完全子会社化されています。


上場廃止となり利益面の改善はされていますが売上は当時よりも落ちているようです。赤字運営よりもいいですけどね。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

キタムラ・ホールディングスの上場データと初値予想を考察


キタムラ・ホールディングス(9349)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は野村證券とSMBC日興証券が共同で務めます。


売出株の一部は海外に販売される予定となっています。海外需要が高ければ上場規模から考えて初値利益が狙えそうです。


幹事名割当株数引受割合
野村證券(共同主幹事)7,775,500株70.00%
SMBC日興証券(共同主幹事)2,777,000株25.00%
大和証券166,600株1.50%
みずほ証券111,100株1.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券111,100株1.00%
SBI証券111,100株1.00%
楽天証券55,500株0.50%


公募組は主幹事から申込んでおくと当選しやすいと思います。


事前人気が低くても上場直前の地合い好転で人気が高まる場合があります。大型のIPOの場合はよくあります。


キタムラHDの場合は再上場案件のため基本的に人気化は難しいと考えています。某紙でも公開価格を意識した展開となる予想が出ています!


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投資内容をまとめてみたのでよかったら参考にしてください。ECF投資になります!




キタムラ・ホールディングス(9349)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


多くの方が今後の地合い次第だと考えているはずです。


米国の銀行破綻、そして スイス金融大手のクレディ・スイス・グループの株価下落など不安材料が多くあります。UBSがクレディ・スイス買収の話まで登場しました。市場は混乱真っ最中ですからね。


キタムラ・ホールディングス(9349)IPOの業績予想
※キタムラ・ホールディングス公式サイト引用


業績を確認すると2023年3月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上1,067.54億円となり前期998.26億円から6.94%増、経常利益54.11億円となり前期48.81億円から10.86%増となります。


四半期利益は28.23億円となり前期27.84億円から1.40%増を予想しています。


想定発行価格1,240円から指標を計算するとEPS93.66からPER13.24倍、BPS582.02からPBR2.13倍になります。PERに関しては実質PERが9.3倍となる観測も出ています。


事業内容で買われるようなIPOではないため機関投資家の評価待ちとなりそうです。人気がなければ不参加でよさそうです。


2023年4月は大型のIPOが続くため同社に絞った投資を行わなくても楽しめる環境だと思います。同社の場合、東証プライム市場への上場としては吸収金額が小さいこと以外に参加理由がなさそうです!


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