アイビス(9343)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。株価設定が低く初値2倍くらいは期待ができそうなIPOとなっています。


しかし公開株数が多いとまでは言えないためネット組の当選確率は低そうです。また本日付けで東海東京証券がペナルティーについて発表しました!!


アイビス(9343)IPOの評価


項目株数データ
想定価格650円
仮条件3月06日
公開価格3月14日
公募株数700,000株
売出株数150,000株
公開株数(合計)850,000株
オーバーアロットメント127,500株
幹事団東海東京証券(主幹事)
みずほ証券
大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
委託見込CONNECT
auカブコム証券


自社開発のモバイルペイントアプリに表示される広告が主力収益源になる企業です。


同社のアイビスペイント(ibisPaint)は世界で利用され累計DLの92.5%が海外からとなっています。基本的に無料で利用できますが広告が表示されるため、広告非表示機能がついた有料サービスも行います。


この他にサブスクリプション方式で追加機能や追加素材の利用が可能となるサービスも行います。


コロナ禍による需要増の反動で業績の鈍化も見られますが、未開拓ユーザが全世界に存在する強みがあります。


2021年に日本企業発のアプリとして世界ダウンロード数No.1を記録し、月あたりのアクティブユーザ数が2022年12月調べで全世界に4,000万人に達したそうです。


kimukimu

広告収益を考えると凄そうですよね。



またモバイルペイントアプリの他に、IT技術者派遣サービスやモバイルアプリやWebアプリ等の受託開発・運用保守、AWSを用いたサーバ構築・移行・運用保守などの受託サービスを行っています。


上場規模は想定発行価格650円算出で約6.4億円、時価総額約22.7億円になります。


IPOとしては上場規模が小さいため需要が見込めます。事業もIPO向きで業績もしっかりしているため人気だと思います!!


アイビス(9343)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。初値持越しも視野に入ると観測が出ています。


3月上場ラッシュ前半のため上場1日目は初値が付かないと私も考えています。3社同日上場になりますが期待は裏切らないと思います。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想1,300円~2,000円
※注目度B


単価が低いためある程度まで買い進められるはずです。類似企業と比較しても株価設定が低くなっています。


日本でのシェア率を考えるとどうかと思いますが、口コミで今後も同社アプリが広がる可能性があります。上場後は日本で利用する方も多少増えそうですよね。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

アイビスの上場データと初値予想を考察


アイビス(9343)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は東海東京証券が単独で引受けます。


幹事名割当株数引受割合
東海東京証券(主幹事)722,500株85.00%
みずほ証券42,500株5.00%
大和証券34,000株4.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券17,000株2.00%
SBI証券17,000株2.00%
楽天証券8,500株1.00%
松井証券8,500株1.00%


主幹事の東海東京証券からの申込みが一番当選しやすいでしょう。幹事上位が対面型の証券会社なのでネット組には厳しい展開です。


単価が低いため多くの方が積極的に参加してくると思います。そのため当選確率は低そうです。


また、東海東京証券は2023年3月01日にオンライントレードで申し込みを行った投資家に対して、抽選時に買付可能金額がない場合、さらにIPOに当選した後に購入を辞退した場合や意思表示がない場合は今後抽選対象外になるそうです。


最大1年6ヶ月の期間抽選対象外になるば場合があるそうです!少し強めのペナルティーになるようですね。


IPOのように運に任せるだけの投資だと収益機会を逃すと考えている方はクラウドファンディングへの投資も同時に行ってみては如何でしょうか。


ファンド規模が大きくこれまで元本毀損ゼロのCOZUCHIだと面白い投資先が出てくるため投資妙味があります。


不動産投資型のクラファンなので劣後出資が行われます。これがリスク軽減となるため人気なんですよね。詳しい内容は下記記事にガッツリまとめています!




アイビス(9343)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。事前の評価が高いため人気だと思います。


アイビス(9343)IPOの業績予想
※アイビス公式サイト引用


業績を確認すると2023年12月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上35.90億円となり前期33.97億円から5.68%増、経常利益2.92億円となり前期2.38億円から22.69%増となります。


四半期利益は2.02億円となり前期1.68億円から20.24%増となる予想が出ています。


目論見では2022年9月期までしか開示されていませんでした。最新の予想では売上が鈍化してきたようにも感じます。


想定発行価格650円よる指標はEPS60.82からPER10.69倍、BPS298.78からPBR2.18倍になります。配当金が10円予定され配当利回り1.54%になります。


類似企業はセルシス(3663)あたりが意識されそうです。IT技術者派遣などのソリューション事業を考えると類似企業が多くなりそうです。幅広くリサーチしてもPER20倍は行きそうだと感じます。


某紙では国内シェアを考えるとセルシスのクリップスタジオが強いと観測されているようです。収益方法が異なるため評価が高くなる可能性もありそうです。


一応、観測では大幅なダウンラウンド案件になると出ています。承認記事を書いていた段階で新株予約権との価格差は気になっていたんですよね。


調べると1,290円で取得した人数は3人で68,700株となっています。取締役2名と従業員1人です。


ということでアイビスのIPOは人気が見込めると考えています。業績がしっかりしている企業への投資は安心感がありますからね。全力申込確定の銘柄で良いと思います!


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