Recovery International(9214)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(3,060円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

Recovery International(9214)の上場日とIPO申込期間

Recovery International(9214)の上場日は2022年2月3日(木)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は岡三証券となっております。

このRecovery International(9214)のIPO申し込み期間は1月18日(火)~1月24日(月)となっており、まだ数は少ないものの微妙に他のIPO案件との申し込み被りがありますので、資金管理には注意する必要があります。

Recovery International(9214)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

Recovery International(9214)のIPO(新規上場)初値予想

Recovery International(9214)のIPO想定価格は3,060円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についてもやや弱めC級評価に設定させて頂いております。

このRecovery International(9214)のIPO仮条件は来週末1月14日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

Recovery International(9214)の事業内容

Recovery International(9214)の事業内容は在宅療養生活を支える看護師等による訪問看護サービス事業ということで、社名からはネット関連臭を感じますが、残念ながらIPO市場で人気の高まりやすいネット関連ではありません。

このRecovery International(9214)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

Recovery International(9214)のブルベア要素とIPO参加スタンス

Recovery International(9214)の公開規模はIPO想定価格ベース(3,060円)で19.2億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて5,475枚と多くはないため、当選確度としては低めです。

そして今回もこのRecovery International(9214)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)ですが、これはもう何を置いても「新年第一号IPO案件に公募割れ無し」のアノマリーがあることでしょうか。少なくとも管理人がIPO投資を始めた2006年以降は2009年の大研医器(7775)が同値スタート、2018年の世紀(6234)が上場中止となりましたが、実質的に公募割れは1社としてありません。

そして事業内容も派手さはなく、どちらかと言うと地味ではありますが、訪問介護系は厚生労働省が在宅医療を推進していることから国策的な需要が見込める可能性があります。

逆にベア要素(ネガティブ材料)としては、公開規模に軽量感が無い点と、これまた何を置いても「地合い」となるでしょうか。昨年(2021年)12月の駆け込み上場案件はほとんどの銘柄が初値もセカンダリもいいとこ無し状態。今年(2022年)に入ってからは更なる下げが目立ちます。この雰囲気が払拭されない限り初値の伸びは限定的となりそうです。

加えて再び新型コロナウイルス(オミクロン株)の感染拡大が進み第6波に対する懸念が広がり金融市場が不安定となっています。在庫一掃セール(IPOラッシュ)が激しくなり、環境が悪くなれば公募割れどころの話ではなく、また2020年3月から4月の悪夢(上場中止祭り)が訪れ、上場自体が危ぶまれるかもしれません。

とりあえず現時点での管理人の個人的なIPO参加スタンスは「新年第一号IPO案件に公募割れ無し」のアノマリーを信じて、当初の予定通り全力申し込みで行く方向で考えていますが、金融市場の環境をしっかりと観察しながら臨機応変に対応して行くことになりそうです。

Recovery International(9214)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのRecovery International(9214)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,475枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
岡三証券(主幹事4,708枚86.0%
野村證券前受け金不要273枚5.0%
SBI証券164枚3.0%
エイチ・エス証券110枚2.0%
静銀ティーエム証券55枚1.0%
松井証券前受け金不要55枚1.0%
丸三証券55枚1.0%
むさし証券55枚1.0%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が821枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、やはりIPO主幹事となる岡三証券は外せません。その他証券会社はお世辞にも当選しやすいとは言える枚数では無いため、期待薄とはなりますが、全力で申し込むのであれば、ダメ元で申し込むのもアリでしょうか。

期待薄とはいえ、IPO申し込み時の前受け金が不要の証券会社が4社野村證券エイチ・エス証券松井証券むさし証券)も入っているのは嬉しいところですね。

Recovery International(9214)のIPO仮条件決定

Recovery International(9214)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:3,060円
IPO仮条件:2,480円~3,060円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。下限はおよそ2割引きと随分と乖離がありますね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は15.6億円~19.2億円となりました。

Recovery International(9214)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

Recovery International(9214)の第二弾初値予想が発表されたようです。

3,200円~3,500円

IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに大幅な下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについては新年第一号案件ということで、当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。

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