サーキュレーション(7379)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,610円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

サーキュレーション(7379)の上場日は7月27日(火)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家からの人気が低いみずほ証券となっております。

なお、このサーキュレーション(7379)のIPO申し込み期間は7月7日(水)~7月13日(火)となっており、IPO申し込みラッシュは終わっているものの、日程的に7月の第二週から第三週にかけては他IPO銘柄と申し込み期間が数社被っています。しかしながら日程を確認しながら上手に調節して申し込めば2社の重複だけで済みます。

サーキュレーション(7379)のIPO(新規上場)初値予想

サーキュレーション(7379)のIPO(新規上場)初値予想

サーキュレーション(7379)のIPO想定価格は1,610円となっているため、現時点では公募価格と1.2倍~1.8倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についてもやや弱めC級評価に設定させて頂いております。

このサーキュレーション(7379)のIPO仮条件は週明け7月5日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

サーキュレーション(7379)の事業内容はプロ人材の経験・知見を活用して経営課題の解決を支援する「プロシェアリングコンサルティング」ということで、高い専門性を有する人材の経験や知見を複数の企業でシェアするサービスとなります。

このサーキュレーション(7379)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

サーキュレーション(7379)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,610円)で39.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズで、やや荷もたれ感を感じます。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて21,240枚と比較的多くあり、海外への販売もありません。

事業内容は最近ニーズの高まっているスキルシェア関連ということで、テーマ性もあることから、事業内容的な初値抑制材料はありません。売り圧力として異様なまでに敬遠されやすいベンチャーキャピタルの保有株も無く、普通に買いが入れば堅調なスタートとなりそうです。

上場日は7月27日(火)単独上場と日程面は恵まれていますが、公開規模はIPO想定価格(1,610円)ベースで39.3億円とやや荷もたれ感を感じるサイズとなり、これまた地合い勝負となりますね。6月のような環境のままで上場日を迎えることになれば初値は苦戦を強いられることになりそうですが、7月はまだ状況が読めないので、6月と雰囲気がガラっと変わっていることに期待したいところです。

よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのサーキュレーション(7379)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて21,240枚と比較的多くあり、海外販売も無いことから通常であれば当選期待値が高くなるほどの募集枚数となりますが、IPO主幹事がみずほ証券ということで、期待値は相殺され、逆に当選は狭き門ということになりそうです。

サーキュレーション(7379)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのサーキュレーション(7379)のIPO株(公募株及び売り出し株)21,240枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事18,268枚86.0%
大和証券637枚3.0%
野村證券前受け金不要425枚2.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券425枚2.0%
SBI証券425枚2.0%
岡三証券212枚1.0%
いちよし証券212枚1.0%
東海東京証券212枚1.0%
岩井コスモ証券212枚1.0%
楽天証券100%完全抽選212枚1.0%
マネックス証券委託幹事?枚?%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%
auカブコム証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,186枚あります。

IPO幹事団(シンジケート)は含めて総勢14社(内委託幹事4社)と無駄に多くあります。ひと昔前は我々のようなIPO狙いの投資家をIPO乞食と揶揄されていましたが、最近は個人のIPO乞食化よりも証券会社のIPO乞食化の方が鮮明になってきているような気がします。数年前とは比べ物にならないほど1社の上場案件に対するIPO幹事団(シンジケート)の数が多いです。手数料無料化のしわ寄せがこういうところに現れているのでしょうかね。

当然ながら積極的にIPO当選を狙いに行くのであればIPO主幹事となるみずほ証券からの申し込みは見逃せません。次はどこ?と聞かれると、どれもどんぐりの背比べレベルなので難しいところですが、マネックス証券100%完全抽選であるものの今回は委託幹事(裏幹事)となるため、引き受け株数は期待できなさそうです。もちろん他の委託幹事(裏幹事)も例外ではありません。

となるとやはりネット証券のSBI証券100%完全抽選楽天証券あたりがまだ見込みはあるでしょうか。店頭系はどこも10%配分となるため厳しそうです。

<追記>
サーキュレーション(7379)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,610円
IPO仮条件:1,610円~1,810円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は39.3億円~44.2億円となりました。

<追記>
サーキュレーション(7379)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,000円~2,500円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについてはもほぼ全力申し込みで変更はありません。

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