コロンビア・ワークス(146A)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(2月20日)IPO新規上場承認発表があった6社のうちの6社目となります。本日もIPO新規上場承認発表がありましたが、ややこしくなってしまうため、ひとまず通常通り順番に記事作成し、同日上場などについては後ほど追記で対応させて頂きます。

IPO新規上場承認発表6社2024.2.20

当記事はコロンビア・ワークス(146A)のIPO詳細記事となりますが、残る5社のSTG(5858)とイシン(143A)とソラコム(147A)とL is B(145A)とハッチ・ワーク(148A)のIPO詳細についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いておりますので、ご参考にして頂けますと幸いです。

コロンビア・ワークス(146A)の上場日は2024年3月27日(水)で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場ではやや人気の劣る東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

2月22日(木)追記

2月21日(水)にダイブ(151A)シンカ(149A)が同日上場でIPO新規上場承認発表されたため、3月27(水)は3社同日上場となります。

コロンビア・ワークス(146A)のIPO(新規上場)情報

設立:2013年5月14日
業種:不動産業
事業の内容:不動産開発事業を単一セグメントとする不動産開発、不動産賃貸管理、ホテル運営

コロンビア・ワークス(146A)IPO上場承認

上場市場東証グロース
コード146A
名称コロンビア・ワークス
公募株数833,400株
売出し株数80,100株
オーバーアロットメント137,000株
IPO主幹事証券野村證券
IPO引受幹事証券SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
岩井コスモ証券
SBI証券
楽天証券100%完全抽選
あかつき証券
auカブコム証券委託幹事決定
SBIネオトレード証券委託幹事決定
IPO発表日2月20日(火)
上場日3月27日(水)
仮条件決定日3月6日(水)
ブック・ビルディング期間3月8日(金)~3月14日(木)
公開価格決定日3月15日(金)
IPO申し込み期間3月18日(月)~3月22日(金)
上場時発行済株式総数3,333,400株
時価総額103.6億円
吸収金額32.6億円
想定価格3,110円(311,000円必要)

そしてこのコロンビア・ワークス(146A)のIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っているため、グループ会社となるauカブコム証券IPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。

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コロンビア・ワークス(146A)のIPO(新規上場)事業内容等

コロンビア・ワークス(146A)はグループ会社で、コロンビア・ワークス株式会社及び連結子会社3社で構成されており、不動産開発サービスを主な事業の内容とし、それに付随する不動産賃貸管理サービスホテル運営サービスアセットマネジメントサービスの事業を行っています。

コロンビア・ワークス(146A)IPO事業内容

不動産開発サービス

レジデンス(賃貸マンション)、オフィス、ホテル等を不動産開発サービスの対象とし、レジデンスは「Blancé(ブランセ)」、「LUMIEC(ルミーク)」、オフィスは「BIASTA(ビアスタ)」のブランド名で開発を行っております。

不動産賃貸管理サービス

不動産開発サービスにおいて開発した案件について、販売後も顧客に責任をもってフォローするため、顧客の「良き代理人」であることを当社グループの使命として、不動産賃貸管理サービスを行っております。

ホテル運営サービス

連結子会社のコロンビアホテル&リゾーツ株式会社が、当社が開発したアートホテルなどの空間演出によるホテル運営サービスを行っております。

アセットマネジメントサービス

宅建業は開始していますが、アセットマネジメントサービス事業は登録前であるため開始しておらず、アセットマネジメント業に必要な各種登録を進めており、登録後は、投資助言・代理業、総合不動産投資顧問業、投資運用業、第二種金融商品取引業の各種登録申請を行う予定です。

【手取金の使途】
手取概算額2,366百万円については、第三者割当増資の手取概算額上限391百万円と合わせた、手取概算額合計上限2,758百万円について、全額を不動産開発事業における不動産の新規取得および開発に係る運転資金として、2024年12月期に充当する予定であります。
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(コロンビア・ワークスのIPO目論見書より一部抜粋)

コロンビア・ワークス(146A)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

コロンビア・ワークス(146A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格3,110円としてオーバーアロットメント含め32.6億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて9,135枚と多くはありません。

上述の通りコロンビア・ワークス(146A)の事業内容は不動産開発事業を単一セグメントとする不動産開発、不動産賃貸管理、ホテル運営ということですが、土地に建物を建てて売却を行う通常の不動産開発のみならず、自社開発型、ファンド型及びソリューション型の3つの事業スキームを展開しています。ひとつの土地に対して最適なスキームを選択することで利益の最大化及び資産効率の最適化を図ることができます。

コロンビア・ワークス(146A)IPO収益ポイント

コロンビア・ワークス(146A)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存株主は3社(名)のみで、すべて解除価格無しで90日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。

地味な東証スタンダード上場かつ人気化しにくい不動産業セクターとなりますが、売買、仲介、管理などを行う一般的な不動産会社ではなく、開発をメインとする不動産デベロッパーで、業績規模も大きく売上収益ともに堅調に推移しています。

コロンビア・ワークス(146A)の公開規模はIPO想定価格(3,110円)ベースで32.6億円と中規模サイズ、上場日はIPOラッシュ中盤戦の3月27日(水)で、今のところは単独上場(増える可能性あり)となっています。野村證券主幹事案件ということから一定の安心感はありますが、今後のスケジュール次第では需給面でも微妙な立ち位置となる可能性はあり得そうです。

上場時にIPO株以外の余計な売り圧力は無いものの、不人気市場及びセクターの中規模案件となることからIPO地合い次第では危うい着地となる可能性も否定できません。単価もそれなりに値ガサとなるため、最悪のシナリオとなった際は損失も大きくなりそうです。ひとまずの初値評価はD級評価といったところが無難でしょうか。

とりあえず現時点での管理人の個人的なこのコロンビア・ワークス(146A)のIPO参加スタンスは中立で、今後の仮条件設定やスケジュール、そして大手初値予想会社の見解などを見てから本格的に判断をしたいと思います。

コロンビア・ワークス(146A)のIPO(新規上場)業績等

コロンビア・ワークス(146A)のIPO経営指標
コロンビア・ワークス(146A)IPO経営指標

コロンビア・ワークス(146A)のIPO売上高及び経常利益
コロンビア・ワークス(146A)IPO売上高及び経常利益

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