2023年6月16日

・昨日のNY株は5月小売売上高(前月比)が予想を上回ったことで米景気への警戒感が薄れたことや米長期金利が低下したことでハイテク株への買いが強まり、ダウは$428高、ナスも1.15%高で引けました。

・本日の日経は前日終値33,485.49よりも86.34円安い33,399.15で寄り付き、直後から下げ出して299円安の33,186まで下落した後は33,200-360での上下が前場いっぱい続きました。
昼休み中の11：47に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表があり、日経先物が上昇したため後場は33,456で寄り付いて115円高の33,600まで上昇しました。
その後33,500近辺で揉み合いが続いた後、14時過ぎから再び上げ出して引け前には287円高の33,772まで上昇し、33706.08（+220.59）△0.66％で引けました。

日銀金融政策決定会合の結果
11:47　現状維持

 

 

日経先物
・33,390で寄り付き、直後から下げ出して9：10に33,130まで下落した後は33,170-310での上下が続きました。
昼休み中の11：47に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表があり、33,260から33,510まで急伸し、そこからは33,390-550で揉み合いが続きました。
14：10から再び上げ出して14：55には33,730まで上昇し、現物が引けた15：00以降は押し戻されて33,550まで下落し、33,650（+240）△0.72%で引けました。
現物は33706.08（+220.59）△0.66％でした。

東証プライム売買代金：55,600億円、東証プライム売買高：20.15億株
東証プライム騰落数　値上がり1,118銘柄、値下がり668銘柄、変わらず48銘柄

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

 

マザーズ
・前日終値794.93よりも6.08ポイント高い801.01で寄り付き、直後から上げ出して10時過ぎからは820近辺での揉み合いが続きました。
後場に入ると一段上げた824で寄り付いてからは826-830での揉み合いがひたすら続いて、830.37（+35.44）△4.46%で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

 

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日の欧州時間序盤は140.80-141.35で上下していましたが、21：15にECBが政策金利を0.25%利上げして4.00%にし、ラガルドECB総裁会見で来月も利上げ継続の可能性が高いことでユーロ買い・ドル売りの流れとなり、対円でもドル売りとなったため21：15の141.29から23：30には140.15まで下落しました。
その後は14.20-40での揉み合いがひたすら続いて、140.28でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると140.00-30で上下した後、10：30から下げ出して10：45に139.85まで下落し、そこからはジリジリと戻して11：30には140.25まで上昇しました。
11：47に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表があり、直後に日米の金利差拡大を見込んだドル買い・円売りが強まって140.12から140.76まで急伸しました。
その後押し戻されて12：25に140.22まで下落しましたが、そこから再び上げ出して14：40には140.80まで上昇し、140.71で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

左：ドル円－日足

 

日本国債（チャートは15：00時点）
・日銀金融政策決定会合の現状維持の発表直後に147.79から148.38まで急伸して長期金利は一時0.400％まで低下し、148.29で15時となりました。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

 

上海総合指数
・前日終値3,252.97よりも3.32ポイント高い3,256.29で寄り付き、前場はプラス0.20-45%で推移し、後場になると一段高となってプラス0.71%まで上昇し、3,273.33（+20.36）△0.63%で引けました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

 

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　　34,408.06(+428.73)
ＮＡＳＤＡＱ 　 13,782.82(+156.34)
・昨日のNY株は5月小売売上高(前月比)が予想を上回ったことで米景気への警戒感が薄れたことや米長期金利が低下したことでハイテク株への買いが強まり、ダウは$428高、ナスも1.15%高で引けました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足