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オンワード 8016 株価の推移と分析 時系列データも

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2022年6月6日に発表した月次データから次の決算を予想してみた

2022年6月6日に5月度の月次を発表した「オンワード」。数字自体はよかったのですが、予想に届かなかったのか?思ってよりも悪かったのか?ほかのアパレルと比較してダメだったのか?株価は冴えなかった。

そこで、月次として3月から5月の数字が出てきたので、次の1Q決算に必要な数字が揃ったので、決算を予想してみました。

オンワードの2022年1Q決算を予想してみた

前々期の1Q

  • 売上高:426億円
  • 原価:231億円(対売上比:54%)
  • 粗利:195億円
  • 販管費:213億円(対売上比:50%)
  • 営業利益:-18億円

前期1Q

  • 売上高:460億円(前期比:108%)
  • 原価:222億円(対売上比:48%)
  • 粗利:237億円
  • 販管費:226億円(前期比伸び率:106%)
  • 営業利益:11億円

今期月次

  • 3月:102%(既存店108%)
  • 4月:117%(既存店123%)
  • 5月:135%(既存店139%)
  • 1Q平均:115%(既存店122%)

上記の数字をもとに予想します。今期の1Q月次平均「115%」、原価率は値引き販売や売価を改善している傾向から前期の数字「48%」、販管費はコロナ前の数値の平均(売り上げ対比43%)を適用します。

今期1Q予想数値

  • 今期1Q予想売上:529億円
  • 今期1Q予想原価:253億円
  • 今期1Q予想粗利:275億円
  • 今期1Q予想販管費:227億円
  • 今期1Q予想営業利益:47億円

販管費の計算がちょっとややこしいですが、そこそこあってる数字にはなってるような気がします。ただ、売り上げに関して全店よりも既存店の数字のほうが圧倒的にいいので、営業利益は、予想数値よりも高く出てくると思います。販管費の考え方が難しく、今回の予想では、コロナ前の43%を用いました。原価は売上比率はあまり変わりませんが、販管費は売上比率で大きく変わってきます。固定費ですので、売り上げが上がろうが下がろうがあまり関係ないからです。ただ、コロナになって、店舗閉鎖などコスト削減が進んでいるので、コロナ前の比率は達成しているだろうと読みで「43%」を採用しました。

オンワード 株価の分析

オンワードが出してる今期の決算数値ですが、営業利益で年間「20億円」です。かなりアバウトな数値ですが、計算した限りでは、1Qで通年の営業利益を超えています。さらに、オンワードが出している半期の数値は「-18億円」です。かなり予想と乖離しているので、インパクトは大きいです。

ということで、決算が発表されるとかなり株価は跳ねると見ています。今は、月次が予想に届かなかった?期待より悪かった?ほかのアパレル企業よりも月次が低い?などで株価が下げていますが、投資妙味はあると考えます。

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この記事を書いた人

投資歴20年以上の専業投資家
若いころから日経新聞を愛読し、株式投資に興味を持つ。働いてためたお金を元に運用を開始する。ある程度増やしたところで仕事を辞めて、遊んでいたらお金が無くなる。そこから再度お金をためて株式投資で順調に資産を増やして現在に至る。
投資戦略は、ファンダメンタル、テクニカル、信用売りも、ロングショート戦略、テーマなどいろいろ組み合わせ。飽き性なので一つに絞ることができないのが難点。
簿記を持っているので財務諸表を読むのが得意。

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