コロナの影響はついに薬剤師まで!? 薬剤師も就職・転職が厳しい時代に!?
今回は、「調剤薬局の倒産が相次いで過去最多となったこと」を現役薬剤師が紹介します。
●概要
業界乱立とコロナ禍で病院の受診控えが進み、「調剤薬局」の倒産は8月まででこれまで年間最多だった件数を超えた。2021年1-8月の「調剤薬局」の倒産は22件(前年同期比83.3%増)に達し、2004年の調査開始以来、年間最多だった2017年(17件)を大幅に上回った。22件のうち、コロナ関連倒産は4件(構成比18.1%)で、今後さらにコロナ関連倒産が増加しそうだ。
●倒産の原因
「販売不振」が全体の7割超を越えた。
●薬剤師のコメント
コロナによる受診控えや、長期日数処方による処方せん枚数の激減は、調剤薬局にとっては経営面でかなりダメージがありました。また、コロナだけでなく、インフルエンザ患者が激減したことに伴って、冬の処方せん枚数もかなり減った調剤薬局もあるそうです。
医療機関等の経営を下支えするため、2021年4月から「調剤感染症対策実施加算」の算定が始まりましたが、これも現時点では9月までとなっているので、今後延長されるのかどうか薬剤師目線では注目する必要があります。
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