【FX初心者】トレードの勉強は何から始める？テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析の勉強方法

FXトレードして副業・お小遣い稼ぎを始めたいけど、何から勉強すればいいのか分からない。
こんな悩みを抱えているFX初心者の方は多くいます。

今回は、FXの勉強の基礎ともいうべき「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」について、それぞれ勉強の仕方を解説します。

この記事の目次

1 FX初心者はなにから学べばいいの？
2 FXのファンダメンタルズ分析とは
3 FXのテクニカル分析とは
4 FXの勉強をしながら取引経験を積もう

FX初心者はなにから学べばいいの？

FXの勉強には、「ファンダメンタルズ分析」と「テクニカル分析」の2種類があります。

それぞれの違いについては後述しますが、この2つを勉強することで「FXで利益を上げるために必要なことは何か」がわかります。

なぜなら、2種類の分析を勉強すると、チャートの見方や取引ツールの使い方、現在の相場状況や今後の相場の見通しが理解できるからです。

反対に、FXの勉強をしないとギャンブル取引になってしまい、たまたま運よく勝てたとしても継続的に稼ぎ続けることは難しくなります。

FX初心者の方や、これからFXを始める方は、この機会にファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の概要や勉強方法を知っておきましょう。

しかし「ファンダメンタルズ分析」でFXトレードをしようとするとなかなか難しいです。
FX初心者のかたはすぐに嫌になってしまうでしょう。

まずは「ファンダメンタルズ分析」について解説しますが、本当にFX初心者のかたは少し小難しい話になってしまうので飛ばして読んでも大丈夫です。

こういうのがあるんだなくらいの感覚で問題ありません。

FXのファンダメンタルズ分析とは

「金融政策」について学ぶ
「財政政策」について学ぶ
「経済指標」をチェックする

FXのファンダメンタルズ分析とは、日本・アメリカ・イギリスなど各国の経済状況について学び、経済状況の動向を分析することです。

経済状況の中でもとくに重要なのは、「金融政策」と「財政政策」になります。

そのため、自分が売買する通貨の国（例：米ドルならアメリカ、英ポンドならイギリスなど）の経済状況を分析して、○○だから上がりそう、○○が予定されているから長期的には下がりそうなど、今後の相場の見通しを予想するために使います。では、それぞれの概要について簡単に見ていきましょう。

「金融政策」について学ぶ

金融政策とは、各国の銀行（中央銀行）が、自国の経済を支えることを目的に実施している「金融に関する政策」のことです。

例えば、自国の景気が悪い場合は政策金利の水準を低くしたり、国債を購入することで市場にお金を回したりするなど、経済を活性化するための政策があります。

世界中の国にそれぞれ中央銀行はありますが、もっともメジャーであり、動向が注目されるのは「アメリカ」「日本」「欧州」の3つです。

この3つの中央銀行の金融政策は、多くの市場参加者から注目されているため、関連する経済指標の発表や各国の要人発言によって、米ドル・円・ユーロ・英ポンドが大きく値動きするきっかけになるので覚えておきましょう。

アメリカ（FOMC政策金利＆声明発表）→米ドル
日本（日本銀行金融政策決定会合）→円
欧州（ECB理事会）→ユーロ・英ポンド

「財政政策」について学ぶ

財政政策とは、自国の経済を改善するための政策のことです。

例えば、インフラ投資などの公共事業の拡大（縮小）や、減税・増税による景気拡大（縮小）が挙げられます。拡大と縮小に分かれる理由は、自国の景気が悪い場合は拡大し、景気が良い（過熱感がある）場合は縮小するからです。そのため、その国の財政状況を見るためには、拡大と縮小のどちらの政策を進めているかで判断できます。

ただし、単純に財政政策で拡大しているから景気が悪いと判断するのではなく、相場の見通しについてシナリオを作ることが重要です。例えば、米国の財政政策は拡大路線だから景気が徐々に良くなる→株が買われる→市場にお金が回る→米ドルが買われるといった流れを、シナリオとして意識すると相場の予想ができます。

「経済指標」をチェックする

金融政策と財政政策はもちろん重要ですが、より簡単にファンダメンタルズ分析を使いたい場合は、各国の経済指標をチェックし勉強することが大事になってきます。

金融・財政関連の経済指標もありますが、特に重要な経済指標を狙い撃ちすれば、利益につなげられるでしょう。

例えば、「米国の雇用統計」「米国のFOMC政策金利＆声明発表」「ECB理事会の議事録公表」などは注目されるため、SNSでFXの有名トレーダーや専門家が「結果次第でどうなるか」や「今後の見通し」についてリアルタイムで解説しています。そのため、基礎知識は自分でリサーチしつつ、どう見るのか、実際にどう使うのかはSNSからの情報を参考にすることもできます。

ただし、投資は自己責任です。
情報を鵜呑みにせず、「なぜそうなるのか」を勉強してFXに活用しましょう。

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