全研本社(7371)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,290円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

初値予想記事のアップをするにはまだ時期的に早いのですが、先週末5月21日(金)のように一気に6社ものIPO新規上場承認発表があると、他にもう何もできなくなったしまうため、なるべくできる時に前倒しでアップさせて頂こうと思っています。

全研本社(7371)の上場日は6月16日(水)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。

尚、この全研本社(7371)のIPO申し込み期間は5月31(月)~6月4日(金)となっており、このあたりからIPO申し込みラッシュ突入となるので、他のIPO申し込みとの資金被りが発生するため、資金移動(資金管理)に注意しながらIPO申し込みする必要があります。

全研本社(7371)のIPO(新規上場)初値予想

全研本社(7371)のIPO(新規上場)初値予想

全研本社(7371)のIPO想定価格は1,290円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についてもやや弱めC級評価に設定させて頂いております。

この全研本社(7371)のIPO仮条件は今週末5月28日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

全研本社(7371)の事業内容はインターネットを利用する各種デジタルメディアの企画・開発・制作・運営管理・コンサルティング業、語学教室・研修等の企画・開催・運営、不動産賃貸業、これら附帯関連する一切の業務と多岐にわたりますが、主力はWEB集客メディアをコンサルティング・制作・編集・運用する「コンテンツマーケティング事業」となります。

この全研本社(7371)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

全研本社(7371)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,290円)で48.6億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズで、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。その分IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて32,802枚と多くあり、海外投資家への販売も無いため、比較的当選は狙いやすいかもしれません。

一見すると設立からおよそ43年の老舗企業で漢字社名(全研本社)ということから構えてしまいますが、前身の語学事業は薄れ、実態はもはやWEB集客メディアのコンサルティングを主力とする「コンテンツマーケティング事業」を手掛けるIT関連となっています。

IPO募集株の内訳は公募株600,000株に対して売り出し株2,680,200株で売り出し比率4.4倍ほどと売り出し株が多いものの、投資ファンド(ベンチャーキャピタル)などからの売却では無いことから、出口(イグジット)案件色は薄いです。

ただ今回のIPO新規上場)に際する売り出しで筆頭株主となる創業者の吉澤信男氏が保有する8,515,900株(69.15%)のうちの2,400,000株を放出することになっており、すでに現役を退いていることから一定程度の換金色があることは否めません。

公開規模はIPO想定価格(1,290円)ベースで48.6億円と東証マザーズ上場としては中規模サイズで荷もたれ感のある水準となり、やや売り出し株が多く換金色も感じるものの、上場日は6月16日(水)と単独上場でまだIPOラッシュ前半戦となることから日程的には恵まれていると言えます。

設立からおよそ43年の老舗企業であるにも関わらず上場市場がJASDAQスタンダードではなく東証マザーズという点は業績は横ばいであるにしてもまだ成長余力が残っているIT関連という見方で良いでしょうか。荷もたれ感はありますが、人気を集め初値は堅調にスタートすることとなりそうです。

よって管理人の個人的なこの全研本社(7371)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで変更はありません。IPO主幹事はなかなか当選のイメージが湧きにくいみずほ証券となりますが、今回は募集株数が海外販売無しで公募株及び売り出し株合わせて32,802枚とそこそこ多くあることから、それなりに当選確率は高そうな雰囲気です。自分の手元にIPO当選が来るかどうかは別としてIPO愛好家の当選報告自体は多くなりそうですね。

全研本社(7371)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこの全研本社(7371)のIPO株(公募株及び売り出し株)32,802枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事28,538枚87.0%
SMBC日興証券984枚3.0%
SBI証券984枚3.0%
楽天証券100%完全抽選984枚3.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券492枚1.5%
岡三証券492枚1.5%
マネックス証券100%完全抽選328枚1.0%
auカブコム証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が4,920枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、当然のことながらIPO主幹事となるみずほ証券からのIPO申し込みは外せません。ただ今回は比較的募集株数が多いことから平幹事で100%完全抽選となる楽天証券マネックス証券もそれなりに狙い目となりそうです。もちろんSBI証券もIPOチャレンジポイント獲得という意味では必須となります。

<追記>
全研本社(7371)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,290円
IPO仮条件:1,290円~1,350円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は48.6億円~50.9億円となりました。

<追記>
全研本社(7371)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,700円~2,100円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更無しと致します。

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