日本調理機(2961)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,710円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

日本調理機(2961)の上場日は11月9日(火)単独上場、上場市場はIPO市場では地味な不人気市場となる東証二部市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。

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なお、この日本調理機(2961)のIPO申し込み期間は10月22日(金)~10月28日(木)となっており、Photosynth(4379)とIPOの申し込み期間が被りますが、申し込み時期を少し遅らせれば、回避することが可能です。

日本調理機(2961)のIPO(新規上場)初値予想

日本調理機(2961)のIPO(新規上場)初値予想

日本調理機(2961)のIPO想定価格は2,710円となっているため、現時点では公募価格の1.0倍~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても東証二部上場の地味案件ということから弱めD級評価に設定させて頂いております。ただしこの評価には直前のIPO地合いなどは考慮されておりませんので、あらかじめご了承下さい。

この日本調理機(2961)のIPO仮条件は明日10月20日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

日本調理機(2961)の事業内容は厨房機器の開発・製造・販売等ということで、地味で、ネット関連のような派手さのない業務用総合厨房機器メーカーとなります。IPO市場では人気化するのは厳しい業態となります。

この日本調理機(2961)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

日本調理機(2961)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,710円)で7.8億円と規模的に東証二部市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて2,530枚と少なく希少性があります。

社名は漢字社名「日本調理機株式会社」で上場市場は東証二部市場、セクターは「金属製品」で事業内容は社名の通り想像に容易い調理器販売会社、設立からおよそ74年の老舗企業と成熟感たっぷりで、これからの成長性も乏しそうです。

まさに「地味」をかき集めたような案件と感じます。業績も綺麗な横ばいで、IPOという側面で見た際にどこに人気化する要素があるのか見つけるのが難しいぐらいで、何度見ても今さら上場感が否めません。あくまでも会社どうこうではなく、IPO目線です。

さらにこのような地味案件をSBI証券が主幹事を引き受けるのは珍しいケースかと思います。もしかするとIPOに前向きなSBI証券以外に主幹事を引き受けてくれる証券会社がいなかったのでは?とか、平幹事には大和証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券が入っているのになぜ?などと疑問を抱いてしまいます。

現時点でIPO想定価格は2,710円となっていますが、SBI証券主幹事案件ということで、仮条件も雰囲気的には安全牌となるこの2,710円が上限となり、そのまま公募価格となりそうな感じがします。

強いてポジティブ材料を探すとなるとやはり公開規模と上場日でしょうか。東証二部という不人気市場への上場ではあるものの、時価総額は30.3億円程度、吸収金額は7.8億円と新興市場並みの小規模サイズで需給不安は乏しく、上場日はIPO閑散期の単独上場となることから埋没リスクは低いため資金は一定程度入るかもしれません。

そして日本調理機(2961)のIPO主幹事はSBI証券ということで、本来ならIPOチャレンジポイントをどうするかという話になりますが、さすがに使用される方は少ないのではないかと予想されます。

それでもポイントインフレなどを考慮すると少なくとも200ポイントから300ポイント程度は必要になるでしょうか。募集株数(2,530枚)的にIPOチャレンジポイント使用時の配分数も単元(100株)となりそうですが、不人気銘柄指定となれば複数配分もあり得るかもしれません。

いずれにしても管理人の個人的なこの日本調理機(2961)のIPO参加スタンスは消極的参加で、おそらく手間暇を惜しんでSBI証券のみの参加となりそうです。もちろん消極的参加なので、IPOチャレンジポイントも使用するつもりはありません。

日本調理機(2961)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこの日本調理機(2961)のIPO株(公募株及び売り出し株)2,530枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SBI証券主幹事2,150枚85.0%
大和証券126枚5.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券63枚2.5%
岡三証券50枚2.0%
岩井コスモ証券25枚1.0%
極東証券25枚1.0%
アイザワ証券13枚0.5%
エイチ・エス証券13枚0.5%
光世証券13枚0.5%
東洋証券13枚0.5%
松井証券前受け金不要13枚0.5%
水戸証券13枚0.5%
むさし証券13枚0.5%
SBIネオトレード証券委託幹事?枚?%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が379枚あります。

結局IPO幹事団(シンジケート)はIPO株数の割に無駄に多く、IPO委託幹事(裏幹事)含めて総勢16社となりました。中にはルール的に申し込んでも無駄(抽選無し)な証券会社や数枚レベルの証券会社もあります。

すべて申し込んだとすれば結構な労力が必要そうですね。その労力に見合うほど大きなリターンが見込める案件であれば喜んで使いますが、さすがに全力申し込みは?と言う銘柄だけに躊躇してしまいます。

<追記>
日本調理機(2961)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,710円
IPO仮条件:2,610円~2,710円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は7.5億円~7.8億円となりました。

<追記>
日本調理機(2961)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,710円~3,000円

IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き消極的参加で変更はありません。

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