アシロ(7378)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。ようやく7月5社目のIPO登場となりましたが、某情報によると7月は10社程度のIPO観測があるとのことなので、このペースで行くと7月は下旬に4連休も控えていることから月末に詰め込んで来る感じでしょうか^^;

アシロ(7378)の上場日は7月20日(火)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

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野村證券

LINE証券が記念すべき第一号取り扱いIPO案件コラントッテ(7792)に続いてラキール(4074)の取り扱いも発表されました。この流れで行くとこのアシロ(7378)も野村證券主幹事案件となることから第三号取り扱いIPO案件として委託幹事(裏幹事)登場する可能性が高そうです。

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LINE証券

アシロ(7378)のIPO(新規上場)情報

設立:2016年4月18日
業種:サービス業
事業の内容:弁護士業界とITを結びつけたリーガルメディアサイトの運営等

アシロ(7378)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード7378
名称アシロ
公募株数829,000株
売出し株数3,374,200株
オーバーアロットメント630,400株
IPO主幹事証券野村證券
IPO引受幹事証券SBI証券
楽天証券100%完全抽選
マネックス証券100%完全抽選
松井証券前受け金不要
岡三証券
いちよし証券
岩井コスモ証券
LINE証券委託幹事
岡三オンライン証券委託幹事
IPO発表日6月16日(水)
上場日7月20日(火)
仮条件決定日6月30日(水)
ブック・ビルディング期間7月2日(金)~7月8日(木)
公開価格決定日7月9日(金)
IPO申し込み期間7月12日(月)~7月15日(木)
時価総額76.4億円
吸収金額54.1億円
想定価格1,120円(112,000円必要)

さらにIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。

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岡三オンライン証券

アシロ(7378)のIPO(新規上場)事業内容等

アシロ(7378)はグループ会社で、株式会社アシロ及び連結子会社1社(株式会社trient)の2社で構成されており、法律・弁護士業界とインターネットを結びつけた事業を営んでおります。アシログループの事業内容及び関係会社の当該事業に係る位置付けは次の通りとなります。

アシロ(7378)IPOセグメント

具体的な事業内容はアシログループが有するデジタル技術やウェブマーケティングノウハウを活用してインターネット上で法律情報や弁護士情報等を提供する「リーガルメディア関連事業」を主要事業とし、当該事業を拡大する中で蓄積した弁護士業界のネットワークや知見、インターネット上での求職者の集客ノウハウを活かし、主に弁護士有資格者の人材紹介サービスを提供する「リーガルHR事業」を2020年より開始しております。

アシロ(7378)IPO事業系統図

リーガルメディア関連事業

リーガルメディア関連事業は弁護士へのマーケティング支援サービスを提供しているリーガルメディアと、弁護士以外の広告主へのマーケティング支援サービスを提供している派生メディアに分類され、運営する主要なサイトとその概要を図で示すと以下の通りとなります。
アシロ(7378)IPOリーガルメディア関連事業

リーガルHR事業

リーガルHR事業は法律事務所や法務人材を必要としている企業に対して、弁護士有資格者を紹介し、双方の求人ニーズ及び転職ニーズをマッチングする人材紹介サービスを提供し、弁護士専門の転職サイト「NO-LIMIT」を運営しております。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額843百万円については、運転資金として広告媒体費に係る資金、採用費に係る資金及び採用後の従業員人件費に係る資金に充当する予定であります。
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(アシロのIPO目論見書より一部抜粋)

アシロ(7378)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

アシロ(7378)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,120円としてオーバーアロットメント含め54.1億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としてはやや大型サイズで荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて42,032枚と多くありますが海外への販売はありません。

上述の通りアシロ(7378)の事業内容は弁護士業界とITを結びつけたリーガルメディアサイトの運営等ということで、法律相談に関するポータルサイトをいくつか運営しており、セクターは「情報・通信業」ではなく「サービス業」となりますが、IPO市場では人気の高いIT系ベンチャー企業となります。

アシロの社名の由来は「アシロに関わる人を誰よりも深く幸せにすることで、よりよい社会の実現に貢献したい」という思いから、世界最深地点で生存が確認された「ヨミノアシロ」という深海魚の名前から来ているそうです。

法律相談サイトの運営と言えば、2014年12月に上場した「弁護士ドットコム」や「税理士ドットコム」を運営している弁護士ドットコム(6027)が業態としては近しいかもしれません。およそ6年程前のIPOとなることや公開規模や株主状況がまるで違うため当時の初値などは参考にならないと思われますが、一応参考までに公募価格1,230円に対して付いた初値は3,880円と好スタートとなっています。上場日値付かずの持ち越しで2日目の初値形成です。

今回のアシロ(7378)の募集株の内訳は公募株829,000株に対して売り出し株3,374,200株と売り出し比率およそ4.0倍で、その売り出し株のすべてがベンチャーキャピタルの保有株となることや、上場時発行済株式数のおよそ70.8%もの株式が市場に出る形となることからオファリング・レシオが高く、出口(イグジット)色が強いです。

ちなみにそのベンチャーキャピタルの保有株は3社4,740,000株あり、今回のIPO新規上場)に際する売り出し分3,374,200株とオーバーアロットメント分630,400株を差し引いてもまだ735,400株残ります。90日間のロックアップが掛かっているものの公開価格の1.5倍となれば解除され売却可能となります。

IT系ベンチャーと人気業態ではありますが、公開規模はIPO想定価格(1,120円)ベースで54.1億円と東証マザーズ上場としては荷もたれ感があり、ベンチャーキャピタル出口(イグジット)色が強いことから、警戒感は高まりそうです。ひとまずの初値評価は業態人気と日程面を考慮してもD級評価寄りのC級評価といったところでしょうか。

とりあえず現時点での管理人の個人的なこのアシロ(7378)のIPO参加スタンスは中立でまずは地合い確認はもちろんのこと、大手初値予想会社の第一弾初値予想の見解などを見てから検討したいと思います。さすがに今の悪い地合いが続いているとは思えませんが。と言うか続いてないと願いたいです。

<追記>
やはりLINE証券がこのアシロ(7378)のIPO裏幹事委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

アシロ(7378)のIPO取り扱い決定LINE証券
アシロ(7378)IPOLINE証券

<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのアシロ(7378)のIPO裏幹事委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

アシロ(7378)のIPO取り扱い決定岡三オンライン証券
アシロ(7378)IPO岡三オンライン証券

アシロ(7378)のIPO(新規上場)業績等

アシロ(7378)のIPO経営指標
アシロ(7378)IPO経営指標

アシロ(7378)のIPO売上収益及び税引前(四半期)利益
アシロ(7378)IPO売上収益及び税引前利益

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