2021年5月16日日曜日

2021年5月16日の考察

円安、ユーロ高が続いています。
ドルは雇用統計で売り、CPIで買いとなりました。
あとはFRBがどう動くか次第でしょう。
米の新型肺炎の感染者数は減少してきており、
変異株がワクチン接種で抑えられれば先行きは明るいでしょう。
今後も変異株が増加し続けるリスクはありますが、
楽観的な動きも想定しないとそれがリスクになる可能性があります。

ちなみに前から指摘していますが、円安の動きが非常に謎です。
日本のワクチン接種の遅れや国自体の競争力の低下も指摘されますが、
感染者数は米に比べると圧倒的に少なく、日本株も上昇を続けています。
インフレ懸念も他国に比べると少ないと考えます。
「株価が下がる=円買い」という図式はやや崩れてきたことは指摘されますが、
安全資産としても円の立ち位置はまだそれなりにあると考えます。
円の評価はこれからも悩ましいと思います。

  • ドル円
米国の新型肺炎の状況とFRB次第になってくると思います。
個人的には上にいくことを支持していますが、
これからの出来事によって大きく変わりそうなので予想は難しいですね。

  • ユーロ円
ここまできたら133円には到達しそうで予想通りです。
気を付けるべきは月足でのトレンドが下になることですが、
そこに注意さえすれば気楽に上を見ておけば良いと思います。

  • ユーロドル
上か下かはわかりませんが強い節目を抜ける力は無いと考えます。
上は1.23、下は1.2くらいでレンジになりそうなので、
節目の手前で売り買いするのが良いのではないかと考えます。

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