2021年4月4日日曜日

2021年4月4日の考察

雇用統計は良好でした。
経済活動は改善に向かっていることが確認されました。
問題は長期金利の上昇とFRBのテーパリングの動向だと思います。
パウエル議長はいままで善良な人柄を思わせる決定をしてきましたので、
緩和継続で株価は下げないし、長期金利は上げないことを目指す気がします。
ただし、FRBの決定はパウエル議長の独断ではありませんし、
パウエル議長の方針転換や失言が今後無いとも言いきれません。
今週はFOMCの議事録の公表があるので注意です。
次回のFOMCは4月末なのでそこまでは猶予があります。
その間、パウエル議長やイエレン財務長官の発言は注目されるでしょう。

  • ドル円
112円は2019年4月、2020年2月の上値です。
114円は2017年11月、2018年10月の上値です。
よって、この2つが上限として意識されるところでしょう。
2016年は118円なので目途にすることはできます。
リスクオフで下げる展開までは短期は上でしょう。

  • ユーロ円
円安で上げていると思います。
ラガルド総裁になってからは為替に関しては関心が下がっており、
ユーロが円に対して高いからどうのこうのとはならない気がします。

  • ユーロドル
長期では何もなければドル高になると思います。
ただし、短期では1.2くらいまでの戻しはあるかもしれません。
1.2を超えてくるとちょっと考え直しですね。

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