10日（日）午後3時40分に東京競馬場で発走する「NHKマイルカップ2020」（第25回NHKマイルC、G1、1600㍍・芝）の枠順が8日午前に確定した。阪神ジュベナイルフィリーズを制して2歳女王となったレシステンシアは2枠3番に入った。

【NHKマイルカップ2020枠順】
1-1 シャチ(牡3、木幡育也・小桧山悟)
1-2 タイセイビジョン(牡3、石橋脩・西村真幸)
2-3 レシステンシア(牝3、C.ルメール・松下武士)
2-4 プリンスリターン(牡3、原田和真・加用正)
3-5 シャインガーネット(牝3、田辺裕信・栗田徹)
3-6 ギルデッドミラー(牝3、福永祐一・松永幹夫)
4-7 メイショウチタン(牡3、吉田豊・本田優)
4-8 サクセッション(牡3、横山典弘・国枝栄)
5-9 ラインベック(牡3、津村明秀・友道康夫)
5-10 ハーモニーマゼラン(牡3、大野拓弥・牧光二)
6-11 ラウダシオン(牡3、M.デムーロ・斉藤崇史)
6-12 ボンオムトゥック(牝3、田中勝春・高橋亮)
7-13 ニシノストーム(牡3、江田照男・杉浦宏昭)
7-14 ルフトシュトローム(牡3、D.レーン・堀宣行)
7-15 ソウルトレイン(牡3、藤井勘一郎・西村真幸)
8-16 ストーンリッジ(牡3、松田大作・藤原英昭)
8-17 サトノインプレッサ(牡3、武豊・矢作芳人)
8-18 ウイングレイテスト(牡3、横山武史・青木孝文)

英国のブックメーカー「ウィリアムヒル」はJRAに先行してNHKマイルカップ2020の単勝オッズを発表し、2歳女王レシステンシアに2.75倍のオッズを付けた（8日午前10時現在）。レシステンシアは3歳牝馬クラシック初戦の桜花賞でデアリングタクトの後塵を拝して2着に終わった雪辱を、同じマイル戦で行われるNHKマイルCで晴らしたいところだ。

桜花賞では重馬場でのレースを強いられた中で、レシステンシアは見せ場を作って潜在能力の高さを改めた感じた競馬ファンも多いだろう。鞍上を武豊騎手からルメール騎手へと変更したことがどうレースに影響するか？また、これまで阪神および京都競馬場と関西でのレースのみを戦ってきたレシステンシアが、直線の長い東京競馬場でどれだけの脚を残して最後のひと伸びができるかも勝敗を左右しそうだ。

さらに、レシステンシアへの包囲網が今回はかなり強まりそうだ。デビューから3連勝でNHKマイルカップに挑む8枠17番サトノインプレッサと7枠14番ルフトシュトロームの2頭に注目したい。

「ウィリアムヒル」の単勝オッズで2番人気の4.50倍がついているサトノインプレッサは、前走となった3月の毎日杯（G3、1800㍍・芝）を制して無敗でG1初制覇に挑戦する。過去3レースはいずれも天候の悪い中で馬場も重い中でのレースを勝っているので馬力のある馬であることは間違いないが、高速レースとなった場合にどのような走りを見せるかが未知数な部分もある。鞍上の武豊騎手がどのような手綱さばきを見せるか楽しみだ。

もう1頭の4番人気6.00倍オッズとなったルフトシュトロームは、ニュージーランドT（G2、1600㍍・芝）を中団から直線で一気に差し切る強い競馬で見事に勝ち切った。このレースで3戦3勝としたが、いずれも中山競馬場でのマイル戦であることで東京競馬場では初レースであることを不安視する声も聞かれる。今回初コンビを組むレーン騎手はスポーツ報知のインタビューに対して「この馬は３連勝すべてが1600メートル。距離は問題ない。東京のマイルもいいと思います」と不安を払しょくする自信を見せていた。

この3頭を軸に今週からG1レース5連戦が行われる日本の中央競馬。そんな日本の競馬が熱くなるこの季節にブックメーカー「ウィリアムヒル」は、これからブックメーカーデビューを果たす方やウィリアムヒルから初めて参加する方にうれしいプレゼントを用意している。

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