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今回は、被害者も急増中の「オンラインカジノを利用した情報商材詐欺」についてご説明させていただきます！

情報商材って何？

まずは、情報商材とは何かと言う部分からご紹介いたしましょう。

情報商材とは、さまざまな「情報」に価値を付与して売買することのことを指します。

例えば……

・回収率300％超！競馬25の絶対法則！
・絶対に儲かる副業！
・誰でも簡単！一日5分で1か月10万円！
・元手1万円からはじめる投資！

こういったことが書かれている広告やSNSを見たことはないでしょうか？

これらは、情報商材やコンサル勧誘である可能性が非常に高く、悪質なものになると数十万円～数百万円の現金をだまし取られてしまう可能性があります。

かつて、こういったギャンブル系の情報商材ターゲットとなっていたのは、競馬や競輪が主でした。

しかし最近は「手軽さ」や「還元率の高さ」などといった特徴から、誰にでも始めやすい上にこれまでのギャンブルとは明確に「儲かる可能性が高い」とアピールする材料が多いため、オンラインカジノの情報商材が急増しています。

オンラインカジノ情報商材の特徴

ひとくちに『情報商材』といっても、大きくわけて以下の3種類があります。

・情報や攻略法などを提供する『情報商材』
・ツールの販売
・セミナーやコンサルなどへの勧誘

このうち、オンラインカジノでよく見られるのは「攻略法の販売」と「ツールの販売」の2種類です。

攻略法の販売は、例えば「マーチンゲール法」や「ココモ法」といった、ベッティングシステムの解説や、バカラで重要なデータとなる、罫線の見方といった、カジノをプレイする上で知っておけば確かに有用となる攻略法を教材などとして提供するタイプです。

一見、良さそうに思えますが、悪質な情報商材に掲載されているような情報は、基本的にインターネットで調べれば出てくるものばかりです。

ツール販売は「24時間全自動でツールが貴方の代わりにプレイして収益を確実に上げる」といった宣伝文句のものが多く、特別な知識もいらず、労せずに収益を上げることができそうなことから、被害者も多い情報商材です。

ツールとして不完全である可能性もある上に、オンラインカジノ側で自動ベッティングなど、ツール系の利用を禁止しており、利用が発覚した場合にはアカウントの凍結や勝利金没収などの危険性がありますので、利用しないようにしましょう。

騙されない為に大切なこと

オンラインカジノに必勝法はそもそもない

確かに、既存のギャンブルと比較すると、オンラインカジノはさまざまな面で非常に優秀なギャンブルであり、大きな収益を上げているプレイヤーもいらっしゃることでしょう。

ただ、そういったオンラインカジノの優秀さや勝者がいることと、オンラインカジノが「絶対に儲かる」「必勝法がある」ことは何ら関係性がありません。

そもそも必勝法なんてものがあったら、この世からオンラインカジノはなくなってしまいます。

「必勝法を販売する」という矛盾

もうひとつ、よく考えてみていただきたいのが「必勝法を販売する」という矛盾についてです。

情報、攻略法、ツール、コンサルやセミナー勧誘。どの情報商材であったとしても、冷静に考えてみると「必勝法を人に教える」のは、おかしいと思いませんか？

安易に人に教えてしまうことで、オンラインカジノ側が対策してしまったり、自分が儲けることが出来なくってしまったら、何の意味もありませんよね？

情報商材系はこういった「前提がおかしい」事が多々あります。

もしも被害に遭ってしまったら

気を付けていても、こういった情報商材詐欺に引っかかってしまうことはあります。また、周りの近しい人が情報商材をはじめてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか？

実は、全国には、そういった契約上のトラブルを解決するために「消費生活センター（国民生活センター）」と呼ばれる公共団体が設置されています。

消費生活センターは「国民生活センターは、国民生活の安定及び向上に寄与するため、総合的立場から、国民生活に関する情報の提供及び調査研究を行うとともに、法的解決の手助けをするための機関」であり、情報商材被害に遭った場合、非常に強い味方になってくれます。

まとめ

情報商材詐欺は、本当に昔からある詐欺手口なのですが、近年はSNSの普及と『副業』『投資』『資産運用』といった言葉が一般的に認知されるようになったこともあいまり、その手口も多種多様なものへと進化。その結果、ここ10年で情報商材に関する被害相談が数倍増加しているそうです。

最近では、マッチングアプリなどで知り合った異性の好意を利用して「一緒にオンラインカジノで楽しんで儲けよう」と、情報商材へ勧誘する手口なども急増しているそうです。

もちろん、すべての情報商材が悪いものではないと思いますが、是非とも利用する前にしっかりと調べ、本当に必要かどうかを熟考することを強くオススメいたします。