*妊活関係の露骨な表現が含まれますので苦手な方はここで閉じて下さい。
我が家は何故か、40歳を超えるくらいになってPuchi(パートナー)の意向で妊活が始まった。10年以上に渡っていたレスをシリンジによって何とか克服し、何度かタイミング法を試したものの、年齢のせいかカスリもしていない。
ブライダルチェックでは、
Tochi(精子サイド)・・数が少ない、形が悪い、性ホルモンが少ない
Puchi(卵子サイド)・・卵管の片方が詰まってる、頸管粘液が足りない
との結果で、ダメダメだったのだが、それでも体外受精は怖いらしく、人工授精をやることになった。
で、運がいいことに1回で妊娠した!
妊娠の感想
ある朝、Puchiの「妊娠した!陽性出た!」という大騒ぎが始まった。
どうも生理予定日が少し遅れていたので妊娠検査薬でチェックをしたようだ。
「信じられない!妊娠しちゃった!」
やたら嬉しそうである。
正直上手くいくとは考えていなかったので驚いたし、子供ができて嬉しいものか、それとも責任の方が怖く感じるかの想像がつかなかったが、妊娠を聞かされた感想は素直に、
「何か嬉しい」だった。
変なもので、妊娠したと聞いたらいい事ばかり想像するのだ。わんこと一緒にさせたらどうなるだろう?とか、皆んなで海にいったら楽しそうとか。
現実はきっと大変なことの方が多いのだろう。高齢出産だから障害があるかもしれないし、旦那は無職で夫婦は高齢、急速に沈みゆく日本でまともに生きて行くのだって至難の技だろうし。
結局、子供を作ることは本能で肯定されているので、本能の前に理屈なんて無意味だという事なのかも知れない。
でも不思議だった。欲しいと思ったことなんてないのに、できたら嬉しいなんて・・。
なんだろう、ふんわりした表現だけど「未来を感じる」っていう感じかもしれない。突然、小さな明るい希望が見えたような感じ(ま、多分に錯覚なんだろうけどさ)。
高齢者の関門
さて、高齢出産の場合、実はここからも関門がある。非常に流産しやすいのだ。
https://www.joclinic.jp/faq/knowledge/post_78.html
若ければ10%程度の流産率なのだが、高齢になるとそれがぐぐっと上昇して40歳だと30-40%にも昇る。その主な原因と考えられているのは卵子の老化だそうだ。
具体的には、エネルギーを生産するミトコンドリアの機能が劣化することで、減数分裂の際にエラーが起き、染色体異常が高確率に発生するようだ。その結果、流産率が上昇するだけではなく、ダウン症に代表される染色体の異常(トリソミー・モノソミー)の確率も上がってしまう。
染色体異常の卵は若くても50%もあるとされ、これが40歳になると80%にまで上昇するとのこと。仮に受精が上手く言っても、実に5回に1回しか正常に生まれてこない計算になる。
妊娠すら大変なのに。出産よお前もか。
高齢で妊活を成功させるためには、ちょっとした奇跡の力が必要なのかも知れない。
(つづく・・)
コメント
おめでとうございます!!! うちの息子夫婦のところも40歳を過ぎて、やっと子供ができたので、気持ちが良く分かります。トチさんも同じような状況をブログで書かれていて、それも一時途絶えていたのでとても心配していました。本当に良かったですね!
ありがとうございます!
含み損はヤバいと思いますが(見ていません!)、見なくなったらどうでも良くなって、戻るまで待てばいいやと呑気に構えています。
実はブログは投資が不調になると何ヶ月か辞め、その内ふと戻ってくるのを毎年のように繰り返しています(汗)
しかもFXから米株の長期投資にシフトしたのでブログを続けるモチベがいよいよ薄くなり、どうやって有効活用させたものか悩ましいところです。
調べ物をまとめるモチベには丁度いいかもなぁ・・とか(笑)