-325万円, +1.6万$ 2021年8月の損益。FXを辞めて変わったこと

“S&P500 1month performance” 1ヶ月で見るとGAFAMを含め8月は好調な月でした。一方でエネルギーや貴金属セクターは弱く、デルタ株懸念と言うよりは急激なインフレ傾向が落ち着いてきたという印象を受けます。

月末にはジャクソンホールにおけるパウエルFRB議長の公演がありました。

年内のテーパリング開始が適切になりうる

・テーパリングは利上げ開始時期を示す直接的なシグナルではない

利上げにはより厳しい基準

・過度なインフレを招くような賃金上昇はほぼみられていない

・長期インフレ期待は実際の物価上昇よりも動きが小さいもの

 

利上げに慎重な姿勢を見せたことでドル安が進み、株価は上昇しました。

 

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 FX裁量トレードの損益 

DMM、約定履歴、8月

先月の損益は、、、-3,253,756円でした。豪ドルドル、豪円ロングの手動ループイフダンに加え、最もテーパリングや利上げから遠い通貨と考えられる円の売りとしてドル円ロングも行っていたのですが、FXからの撤退を優先して全て損切りました。

-346万円 ラストに瀑損でFXから完全撤退へ。これまでの全記録

 

しかしその後のパウエル発言でリスクオンになり、全戻し・・。

まあいつも大体こんなものです 😂 さよなら新車一台分!

 

 米株トレードの損益 

先月の米株損益は+16,200$でした。

手動ループイフダンで運用しているTQQQの一部が上昇を受けて利確(&買戻し)になりました。それ以外にはインフレヘッジとして持っていたPDBC(コモディティETF)が冴えないので微益で利確しました。同じくインフレヘッジのゴールドCFDの自動売買は損切りました。

 

ポートフォリオの変化は以下です(購入比率)。

 

円グラフの赤枠:レバレッジ型ETF

QQQ(ナスダック100ETF):長期投資メイン

VOO(S&P500ETF):長期投資サブ

TQQQ(ナスダック100ETFブル3倍):手動ループイフダン

FAS(金融ETFブル3倍):長期金利上昇ヘッジ

PDBC(コモディティETF):インフレヘッジ

 

かなり買い待ちの資金が増えてしまいました。半分はTQQQの手動ループイフダン用で、最高値から15%下げたところで買います予定なので問題ありません。ただ残り半分はQQQを追加しようと考えている資金なのですが、全然下がってくれないので一向に手が出ません。

テーパの株に対する直接的な影響は軽微だと考えていますが、10年債の利回り上昇にはそれなりに影響を受けると考えて待っているのですが、デルタ株の影響なのか何なのか、なかなか利回りが上昇しません。8月前半に5月以降の下落トレンドが底を打ったように見えるのですがその後もヨコヨコのままです。まあFRBによる国債の買い入れが減れば自ずと上がるようになりそうなものなので、当分は様子見ということになりそうです。

 

 2021年の損益(含み損益)の推移 

FX・米株の恐ろしき含み損とそれでも利益をあげられる(予定の)仕組みを可視化するため、2019年からグラフを作っています。数字の単位は万円(米株は100$)で、FXの裁量トレードと米株のみの結果です。他の投資損益はPC版ブログのサイドバーにて公開中です。

 

 

今月はFXのタイミングの悪い損切りでガッツリとやられてしまいましたが(新車1台分・・)、米株の方で多少は挽回できたのでまあ何とか平常心を保っています。FXからは完全撤退したので、今後の生活費はS&P500 CFDの自動売買で稼ぐ予定です。9月からは辞めたFXの代わりにCFDをグラフに加える予定です。

-27万 ゴールドの自動売買から撤退!S&P500に一本化

 

FXを辞めたらニュースやチャートを見ることが殆ど無くなりました。米株は基本長期投資なので日々のニュースなんてどうでもいいですし、下げるチャートなんか見ていても気分が悪くなるだけだし、FXでもしていない限りはその必要がないことがわかりました。

余り意識していなかったのですが、FX投資のためにこれまで生活の中のかなりの時間を割いて調べ物をしたりチャートに線を引いてみたり悩んだりしていたようです。

今はその時間がごっそりと必要なくなったことで、本を読んだり他のヒトのブログを見たり海を散歩したりと、趣味のために使える時間がかなり増えた印象です。

誰でも1日は24時間しかないので、何かで埋めてしまうと他のことができなくなってしまいます。やりたいことをやるためには、それ以外の何かを辞めて時間を作る必要があった様です。まあ、当たり前のコトですが。

 

 

 

ちなみに2020年までは以下(裁量FXのみ、単位は千円)。

 

 

2020年はコロナ禍で米国が大幅な利下げと金融緩和をしたことから3月からドル売りで仕掛けていたのですが、なかなか進まないドル安に我慢しきれず両建てにしたところで急激にドル安が進行、レスキュー不可能と判断し5月末に敢え無く巨額ロスカットとなりました。その後は年末に進んだドル安で何とか利益を伸ばすことができました。

 

 

 

2019年は年始から300万近くの含み損を抱え、解消できないまま年末まで行ってしまったので節税のために損切り。それだけ損切ってもなお500万円ほどは利益が出たので大成功の部類です。

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