-27万 ゴールドの自動売買から撤退!S&P500に一本化

5月にビットコインの暴落で大損をしたTochiは、次なるインフレヘッジとしてゴールドCFDの自動売買(ループイフダン)をはじめました。

インフレヘッジはやっぱり金?ゴールド自動売買の必要資金と設定(MT4 EA, 千刻)

 

しかし、8月に入ると今度はそのゴールドがフラッシュ・クラッシュ!!!

 

ゴールド、時間足 2021年8月

 

もうダメポ・・。

この先は緩和縮小と利上げが想定されます。インフレヘッジとしてのゴールドの有効期限はそう長くないかも知れません。今後上昇すると予想している長期金利と逆相関の関係にあることもあり、回復を待つのではなく早々にロスカットの決断をしました。

先日のFXに次いで今年2度目のロスカットです。

-346万円 ラストに瀑損でFXから完全撤退へ。これまでの全記録

 

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 ゴールド自動売買、4ヶ月の成績 

レバレッジが100倍の海外口座、AxioryでゴールドとS&P500 CFDの自動売買(ループイフダン)を4ヶ月運用した結果が以下です。

 

 

ゴールド、S&P500自動売買の損益推移(赤:損益、黄:含み損益)

https://www.myfxbook.com/members/Tochi/axiory-sengoku-sampampp500/8372710

 

利益(赤)が順調に増えていますが、途中フラッシュ・クラッシュで含み損(黄)が急激に増加しました。最後にゴールドのポジションを全てロスカットしましたが、S&P500が好調だったためか、合計としては今の所わずかにプラスになっております。

 

 

ゴールドのロスカット合計額

-267,788円 寿命マイナス2ヶ月分!

 

最近はビットコインが復調傾向にも関わらずゴールドがついて行っていませんでした。ゴールドは素材としての価値だけでは説明できないほど高い価格で取引されており、これは通貨の上位互換であるという金本位制度だった頃の共同幻想の名残によるものだと考えられます。

 

単にリスクオンで高リスク資産である仮想通貨が買い戻されているだけかも知れませんが、これだけ緩和されて高いインフレ率の中で弱含むのを見ていると徐々にゴールドに対する幻想が揺らいできている可能性がある様にも思えました(実際には十中八九単なる偶然)。

もうこうなったら、、、S&P500に全てを捧げます!

 

 S&P500の自動売買、10倍界王拳! 

一方のS&P500は絶好調、最高値を何度も更新している状態です。FXとゴールドをロスカットしたことで浮いた証拠金でナスダック100(QQQ)でも買おうかとも思ったのですが、実は他にもQQQの下落待ちをしている資金が既にあります。

しかもこの先のテーパリングと利上げで一番影響を被りそうなのがQQQということもあり、これ以上追加する気は起きませんでした。そこで当分はS&P500に全力投球して大儲けすることにしました!

 

S&P500 CFDの自動売買(ループイフダン)は5月からやっており、その設定は

40$動くごとに0.01 lot(現物 0.5株相当)づつ売買する方法でした。1回の利益は20$、過去4年間でシミュレーションした年間利益の期待値は1,500~2,000$程度でした。

S&P500の自動売買を開始!必要資金と設定(MT4 EA, 千刻)

 

これを一気に10倍に引き上げます!これにより期待値は年間200万円になります。もちろんリスクも10倍になり、20%程度下落するだけで必要資金(含み損+証拠金)が400万円超えになりますが、S&P500は10%以上の下落ですら2.4年に1度、20%以上となるとわずか5.1年に一度しか無いので、この程度のリスクならば恐るるに足りません!(*当社比)

 

 

S&P500の暴落頻度と割合(1960~、61.5年分)

https://tochi-pechi.com/?p=17313

 

国内と海外のどちらで運用するかは結構悩みましたが、最終的には証拠金を重視して海外のAxioryを選びました。海外CFD口座のメリット・デメリットを列挙します。

 

メリット

・レバレッジが100倍なので同じリスクで運用しても必要証拠金が圧倒的に少ない

・MT4が使えるので自動売買で運用できる

・雑所得、総合課税になるので全体で195万円までは15%と、国内の分離課税よりも税金が安い

・総合課税なので副業など他の雑所得との損益通算が可能

・追証が発生しない

・NDD方式とのこと(*但し真偽は不明)。国内は基本DD方式なので利益相反となる可能性

 

デメリット

・NDD方式はDD方式より手数料が若干高い傾向がある

・Axioryは基本的に取引、入金ボーナスがない(その分手数料が安い)

・3年間の損失繰越および国内FX・CFDとの損益通算が不可

・銀行送金(Curfex)やクレジットカード送金が出来るが、国内よりは手間がかかる

・稼ぎすぎると出金拒否などのリスクがあるかも?(国内でも稼ぎすぎると凍結される)

・国内規制の対象外なので何かトラブルがあった際に対処が困難

 

税率のみに着目すると、給与所得があるサラリーマンは分離課税の国内、無職は総合課税の国外の方が有利になるケースが多いものと考えられます。

なお、CFDでは国内のGMOクリック証券をオススメする記事がやたら多いですが、あれらは仕組みを理解出来ていない素人が書いたか、単なるアフィ狙いの有害記事です。GMOはロスカットを誘導するセーフティバルブシステム(S.V.S)で儲けているために手数料が安いだけであり、絶対に選ぶべき口座ではありません。

GMOのCFD取引はレバレッジ1倍でも50%の下落にしか耐えられないので要注意!

 

 リタイア後の株式投資は本当に安全なのか? 

Tochiはリタイア後の生活資金をFXによる収入に頼ってきました。米株の方が期待値が高いのは明らかですが、米株は必ずしも都合のいいタイミングで利確できるとは限らないためです。もちろんバッファーとしてある程度の現金は確保していますが、それでも全く足りない可能性もあり得ます。例えば世界大恐慌の際にダウは25年も回復しませんでした。そこまで悲観的なケースを考えなくとも、事故や病気などで予期せぬ大型出費が必要になる可能性は十分にあります。

このため、個人的にはリタイア後の株式投資はFIRE界隈で言われているほど安心・安全な代物ではないと考えています。アルバイトでも副業でも何でもいいのですが、何か他に最低限の生活費を稼げる様な収入が欲しい所です。

 

FXはもう辞めてしまったので、今後はこのS&P500の自動売買で生活費を稼ぐことを目指します!

ループイフダンは方向性(米株なのでもちろんロング!)だけではなく、値動きさえあれば利益が得られる手法です。この手法であれば米株が暴落して現物を利確できないときでも値動きによって利益が得られるので、仮に長期間株価が戻らなくても生活に困ることが無くなるのではないかとの期待に拠るものです。

また、CFDであれば経費を計上することができるので、現物の長期投資と比べた際の税制上の不利益については、その大部分を相殺できるものと考えています。

利確せずに納税を先送りするインパクトは如何ほどか?(米株)

 

さて果て、本当にそう上手くいくのでしょうか???

取引結果はPC版ブログのサイドバーにてリアルタイムで公開しておりますので、もし失敗したら、、、生活費どないしょ~ 💀

 

「千刻」S&P500 21/4/29~

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*画像ckickで取引履歴が閲覧できます

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