競艇予想サイトが悪質な3つの理由
競馬だけでなく、競艇の予想を販売している競艇予想サイトをご存知だろうか?
ネット投票の普及やテレビCMなどでブームとなっている競艇。
2017年から2019年にかけてブームに便乗した悪質な競艇予想サイトが出てきた。
しかし競艇予想サイトのほとんどの運営会社がこれまで競馬予想サイト競馬予想サイトを運営してきている事実を知っている方は少ないだろう。
当記事では競艇予想サイトが悪質な3つの理由を紹介する。
副業感覚で競艇予想サイトの利用を考えている方はぜひ読んでもらいたい。
競艇ブームに便乗する悪質競艇予想サイト
競艇の3連単が当たる確率は1/120と競馬の3連単の約40倍高いことで注目されている。
競艇の平均配当は7,000円前後と75%の確率で万馬券が出る競馬より配当が低いことがネックだ。
競艇で競馬のように数十万円、数百万円稼ぐには1レース目の配当金を2レース目の舟券代にし勝負する「コロガシ」で成功しなければいけない。
競艇の3連単が当たる確率は1/120と言えども、2回成功させるのは至難の業だ。
当記事を見ている方の中にはコロガシの成功経験がない方がほとんどだろう。
そこで3連単コロガシ情報を高額で販売する競艇予想サイトが2016年から2017年にかけて出てきた。
当たる3連単コロガシ情報を数万円で買える。はっきり言ってこんな都合の良い話はない。
なぜなら競艇予想サイトの運営会社のほとんどが冒頭で軽く述べたが、悪徳競馬予想サイトを運営していた・している詐欺業者だからだ。
次項から「なぜ競艇予想サイトが悪質なのか?」3つの詳しい理由を紹介していく
競艇予想サイトが悪質である理由①運営会社が悪徳競馬予想サイトを運営している
冒頭でも紹介したが、競艇予想サイトの運営会社は過去あるいは現役で悪徳競馬予想サイトを運営している(していた)ことがほとんどだ。
例えば、競艇予想サイト「オールスター」の運営業者「株式会社エンタープライズ」を例にあげる。
株式会社エンタープライズは今も評判の悪い競馬予想サイトを複数運営している。
・本プロ
・うま屋総本家
さらに株式会社エンタープライズの別名「株式会社アドバンス」が運営する競馬予想サイト「うまラボ」では的中実績の捏造が暴露されている。
競艇予想サイトは悪徳競馬予想サイトを運営している・していた会社が運営していることがほとんどだ。
悪徳業者は飽和状態な競馬予想サイトから競合の少ない競艇予想サイトに新天地として移動してきているので注意だ。
サイトが悪質である理由②1つの運営会社が複数の競艇予想サイトを運営している
競艇予想サイトが悪質である理由の2つ目が「1つの運営会社が複数の競艇予想サイトを運営している」ことだ。
競艇予想サイト「ビクトリーロード」の運営業者「株式会社常昇社」は複数の競艇予想サイトを同時に運営していることが悪徳競艇予想サイト調査局で暴露されていたので引用する。
現在、株式会社常昇社が運営する競艇予想サイトはビクトリーロードを含めて9ありますのでまとめます。
・ボートハック
・ミリオンボート
・アクアライブ
・ミリオンボート
・宝船
・必勝モーターボート
・未来投資
・新舟組
また、株式会社常昇社の関連会社「株式会社サイバーテクノロジー」がリリースしている4サイトあります。・予想ライブ
・トラストシップ
・エキサイトボート
・ボートガイド
株式会社常昇社と株式会社サイバーテクノロジーはまとめて「常昇社グループ」として有名です。
悪徳競艇予想サイト調査局は私みたいなひねくれ調査員が検証を行いランキングも作っているので、そちらも参考にすると良いだろう。
株式会社常昇社は悪評が広まればサイトを閉鎖、運営業者名を変えて新しい競艇予想サイトをリリースしていることで有名だ。
前項で紹介した通り現在は「株式会社エンタープライズ」という名前で競艇予想サイトを運営し続けている。
競艇予想サイトの運営業者は悪評が広まればサイトを閉鎖する前提で複数の競艇予想サイトの掛け持ちをしている。
競艇予想サイトが悪質な理由③的中実績の捏造が簡単
競艇予想サイトも競馬予想サイトと同様に実績のほとんどは捏造されたものだ。
しかも中央競馬なら週に1回から3回の提供に対して競艇は365日レースが開催されている。
つまり提供情報数の母数は競馬予想サイトに比べて競艇予想サイトの方が多く、空売り情報も競馬予想サイトより簡単に掲載することができる。
例えば上記画像を見て欲しい。
2020年1月7日の徳山7Rの1レースで304万を当てているが、競艇経験者ならすぐに違和感を感じるだろう。
なぜなら、2020年1月7日の宮島3Rから宮島5Rのコロガシ情報の配当総額より高いからだ。
普通に考えて1レースだけでコロガシ情報より稼げるなら、わざわざ難易度の高いコロガシ情報を提供する必要がない。
上記のような競艇予想サイトはそもそも競艇の知識すら持ち合わせていないのだろう。