ドル円があとどれだけ円安になれば国が為替介入してくれるのか考えてみた。

 

現在のドル円レートは138.778円です。

FRBがインフレを抑制しようと0.75%ずつの利上げをしてしまうからドル高が止まりません。

ドル円があとどれだけ円安になれば為替介入してくれるのか。

調べてみると過去1997年から1998年にかけて1度だけ為替介入したことが分かりました。

財務省の統計によると1998年4月に1ドル=140円を超えたところで、財務省は2兆円以上のドル売り・円買いの為替介入に出動したと記録されています。

しかし150円目前まで円安は進み止まることはありませんでした。

明日金曜日は米雇用統計が発表されますが、その時を待っているかのようにドル円は待機している。

果たして140円を突破した時に日本政府は動くのか。

140円以上のレートを付けるのは為替介入した1998年以来です。

無制限金融緩和策を唱える黒田日銀総裁が賛成するとは思えない為替介入ですが、もし実現すれば数十兆円を投入してくる可能性すらあります。

2兆円では止まらなかった円安。

誰にも用意できない金額なら円安も是正されるでしょう。

世界の為替市場全体における1日の取引量は711兆円。

焼け石に水。

そもそも日本の国家予算100兆円に対してアメリカの国家予算は800兆円もあり、お金の叩き合いでは必ず負ける。

為替介入がちょうど良い押し目となってさらに円安。

円安を食い止めるには国内経済を何も考えずに日本も利上げしてアメリカの政策金利に近づければいい。

あの手この手を繰り出してプレッシャーのかかる事態まで発展しないとその考えは正しくないと言われるのでしょうけど。

140円以上なら為替介入あるよというのが過去から分かるので、FXトレーダーの私としては140円台なら天井ショートだと思ってしまうのです。

とてつもなく長い陰線ローソク足が出たら為替介入実施のサインかもしれませんよ。

見逃したくないからドル円チャートはいつも監視してる。

 

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