今週の為替推移を分析。


通貨ペア 今週始値 今週終値 変化率
AUD/JPY 80.840 78.890 ▼2.5%
CAD/JPY 84.718
82.973
▼2.1%
EUR/JPY 121.869
122.116
△0.2%
GBP/JPY 155.150
154.514
▼0.5%
USD/JPY 106.297
107.110
△0.7%


上記は主要通貨の始値と終値、その変化率。
先週の急落の反動か、そこまでの下落に至らなかった今週。
目立った下げは資源国に限られ、残りの通貨はレンジ圏を推移している。
豪ドルは利下げ、カナダドルは指標の悪化が響いたか。
気になる点は米ドルの動きで、僅かではあるが上昇を続けていた。
リスクオフとして機能していると見る事も出来るが、下落時の勢いから単純には分析し難い。
今の所、上昇や停滞時に調子が良くなると判断する程度に済ませる。
利上げ観測の後退が、ドルの動きに何らかの変化を及ぼしているのだろうか。

今週はGWという事で、動意に欠ける展開となった。
薄商いによって荒れる状況だったが、概ねで停滞基調を維持していた。
相場が本格的に動くのは連休明けとなる来週以降になるだろう。
金曜日の米国指標が悪化した事で、投資家のマインドにどの様な影響があるのか。
利上げスケジュールへの不透明感が広がり、更なる下落を生むのか。
逆に今週のレンジを受けて底打ちと見なして行くのか。
あらゆる可能性を考えて行動する必要がある。