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海外への挑戦

 

画像:pinky-media.jp

 

2017年1月31日、柴崎岳選手がスペイン2部のテネリフェに移籍。

しかし、移籍当初は適応に苦労し、移籍から47日後の3月19日にようやくデビューを飾ることができました。移籍からデビューまでの間、日本にはなかなか正確な情報が入ってこず、様々な憶測や噂が国内外で飛び交いました。

 

『柴崎は既に日本に帰国した。』、『ラスパルマスに移籍できなかったためもうスペインに居たくないと言っている』、『不安障害で体重が6キロ落ちた』

 

 

などなど、全体的に、“ほら言わんこっちゃない”というような内容でした。

 

 

 

 

このような風潮のメディアに対し、2015年のウズベキスタン戦で柴崎選手にゴールを譲って話題になった(動画)岡崎選手は以下のような懸念を示しています。

 

画像:Getty Images

『海外へ挑戦する選手に対し、甘い、ほら見てみろと言った反応は日本のサッカーにとってよくない。海外に挑戦するからこそ得られるものがある』

 

とコメント。

 

 

実際、鹿島にいて海外に出ることがなければ、おいしい日本食が食べれ、言葉の壁も存在せず、家族もいます。そんな居心地の良い環境を捨てて言葉の通じない、未知なところへ1人で挑戦すること事態を素晴らしいことだと思います。

 

 

 

 

 

ミランの本田選手は、2016年にテレビでVTR出演した際、現在の日本サッカー界の問題点について質問されると、

 

画像:本田圭佑名言集

 

『チャレンジ精神の無さ。環境に甘えている。また戻ってくれば良いんですよ、日本が好きなら。別に戻って来ることがだめなわけじゃない。とりあえず出ろと。日本にいるとわからないことがあるから出ろっ言っているんですよ。』

 

と熱く語っていました。

 

 

 

 

 

また、エイバルの乾選手は適応に苦しむ柴崎選手に対し、

 

画像:pinky-media.jp

 

『これを乗り越えればまた強くなる。こういう経験は日本にいてはできない。海外に一歩踏み出したからできること。』

 

そしてメディアの反応に関しては、

 

『欧州にいっても試合に出ないと意味がないという言い方で、もちろんそれは当たり前のことなんですけど、そこで苦しんで頑張ることにも絶対に意味がある。それを言い訳ととらえるかもしれないけど、選手が厳しい環境で頑張ることにも意味があるんです。 』

 

と、海外挑戦することに意味があるとコメントしています。

 

 

 

レベルが高いところに挑戦するため出場機会がなかなか与えられなかったりと、海外の厳しい環境だからこそ、技術も精神的な面でも成長できるはずです。

 

実際、明日23日のUAE戦に招集されたメンバーは25人中14人が欧州で活躍する選手。FW陣は全員が欧州組みとなっています。海外で挑戦する選手がいるからこそ、日本のサッカーレベルが上がっているのは確かな事実です。

 

 

 

先日、フランクフルトの長谷部選手が、ブンデスリーガ日本人最多出場記録を塗り替えたとニュースになりましたが、日本人で初めて海外に挑戦した選手はその前記録保持者、奥寺康彦さんでした。

 

 

まだJリーグが開幕するずっと前の時代、1977年に、現在大迫選手がプレーする、1970年代当時世界最高峰のリーグと言われていたブンデスリーガのFCケルンに移籍。

 

ここから日本人が海外で挑戦するという道が開きました。前回の記事では三浦知良選手の記事を書きましたが、彼もまた海外挑戦への道を大きく開いた選手でした。

 

 

どんどん海外に挑戦する選手が増え、日本サッカーのレベルが上がり、いつかはワールドカップで優勝争いをしている日本が見れることを願っています。