■2017/08/13(日)
札幌11R エルムS ダ1700m


エルムSのラップ適正穴馬はこちら (C)
前走は息の入らぬ流れを速め勝負から差し切る好内容。過去の重賞挑戦は、スタートで他馬と接触し、勝負どころは前が壁と揉まれてしまいレースにならず。ただ、血統のわりに安定した先行力とギアの上げ下げができ、コーナーリングも悪くない。スムーズならチャンス十分。


2歳特別戦の注目馬はこちら (c)
デビュー戦は、好スタートの番手競馬からギアチェンジに鋭く反応。父ロードカナロアに近い体型ながら、中盤で息を入れてからの鋭く反応したあたり中距離戦の流れにも十分通用。ここは通過点。
8月5日(土) 札幌1800mコスモス賞に出走予定

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コース図&参考ラップ
エルムS
コースデータはこちら
67-110-120-123-122-119-118-119-126
(397-364-363:1.42.4)
過去5年の平均




過去のレース映像&ラップ分析

2016.8.14
勝馬:リッカルド (4枠4番) 56kg

125-110-121-126-125-126-125-121-127
(356-377-373:1.50.6)

砂ぼこり舞うパサパサの良馬場。若干、時計は掛かり気味。
ハナを切りたかったショウナンアポロンが出遅れたこともあり、ハナを切ったのは押し出されたモンドクラッセ。向正面でも一団のまま進めたため、前半はかなりSペースで流れ、3角から一気に先団がペースアップすると、後方勢は追いつけず。
結果的に先行~好位のメンバーが上位を占め、中でもうまく立ち回ったリッカルドが好位から抜け出し。1番人気のモンドクラッセは目標にされてしまい3着まで。

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2015.8.16 稍重
勝馬:ジェベルムーサ (4枠4番) 56kg

68-110-118-123-121-118-119-120-133
(296-362-372:1.43.0)

脚抜きの良い馬場で時計は速め。
2角でいったんペースが落ち着いたが、向正面ですぐにジェベルムーサが外を進出して11秒台ラップに引き上げたため、大きく息を入れる部分がない厳しい底力勝負に。
ゴール前では13秒台にまで落ちたが、4角で先団を形成していたメンバーがそのままゴールになだれ込んでの決着。500kgを超える巨漢の4頭が上位を独占。

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2014.7.27 不良
勝馬:ローマンレジェンド(6枠8番) 58kg

68-108-120-121-121-118-120-118-125
(296-360-363:1.41.9)

午後から雨が強まり水が浮いた不良馬場で高速化。先行優勢。
ハナを切ったのは押して積極的にエーシンモアオバーで、後続も高速馬場に離されまいと手綱促しながらの追走。12秒前後の一本調子ラップを刻んだまま、先団が3角以降も手綱しごきっぱなしの厳しいラップ。
しかし、ラストまで先団が止まらずに、4角で先頭に捲り出たローマンレジェンドとクリノスターオーが後続を逆に突き放しての叩き合いに。
馬場状態が極端に高速で、積極的な先行策が圧倒的に優勢。コースレコードに0.2秒の高速決着。

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【函館開催】
2013.8.24
勝馬:フリートストリート(8枠12番) 56kg

68-109-116-122-123-119-119-120-124
(293-364-363:)

札幌改修のため函館開催となり、脚抜き良い高速馬場。
出ムチを入れながら3年連続でハナを取りに行ったエーシンモアオバーが先頭に立つと、番手馬が控えすぐに隊列確定。1000m通過59.7秒は向正面では馬群一団で流れるが、残り800mから断然人気のブライトラインが詰め寄ったため、ロングスパート持続力勝負に。
先行3騎の勢いに、後続がチギれてしまい、時計速い馬場での底力勝負と独特の流れになった一戦。
通常行われない函館でのダ1700m重賞であったことと、高速馬場が手伝ったとはいえ、1.1秒更新するレコード決着とはハイレベルな一戦。

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2012.8.25
勝馬:ローマンレジェンド(5枠5番) 56kg

66-110-121-122-120-120-123-116-124
(297-362-363:1.42.2)

良馬場だが、やや水分残り、時計速い馬場。
エスポワールシチーがスッと先行するところ、エーシンモアオバーが前を譲らずにハナを切ったため、テンからペースが早く、向正面でも馬場を考慮して後続離れずに追走。1000m通過59.9秒はかなりのHペースとなり、3角の残り600m標識からは、後続も含めて一斉にスパート開始。
例年以上の前傾ラップとなったのもあり、4角以降はエスポワールシチーとローマンレジェンドの人気2頭が後続をちぎっての叩き合いに。レースレコード決着。

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過去データと適性能力
【JRAホームページ(函館開催を含む過去10回の傾向)から】
● 若い馬ほど複勝率は高く、特に4歳以下は【4-2-5-13】複勝率45.8%と堅実。
● 5歳以上の馬のうち、前走の着順が7着以下の場合は全て4着以下に敗れている。
● 複勝圏内30頭中25頭は、前走が国内のレースで4角4番手以内で通過している。
● 複勝圏内30頭中26頭は、4~8枠と外目の枠であり、1~3枠の内枠は複勝率13.3%と苦戦。

【過去レース映像&ラップ分析から】
● テンこそ先行争いがあるが、すぐに半径の大きいコーナーに。前半は12秒台前半ラップが続く。
● その後、起伏の激しいラップとはならないが、向正面後半の残り800m付近で後方馬が外捲りを開始し、ロングスパートに発展。
● 最速ラップを刻むのは4角のゴール2F前が多く、中団以降に控えていたなら鋭い捲りギアチェンジなくしては前に追いつけない。
● 函館開催を除く過去5年の上がり最速馬の成績は【3-0-1-1】と好調。また、複勝圏内15頭中13頭は上がり3位以内。
● とはいえ、4角4番手以内につける先行力も必要であり、3~4角までにはある程度の勝負は決している。


エルムSのラップ適正穴馬はこちら (C)