■2017/05/21(日)
東京11R オークス 芝2400m


オークスのラップ適正穴馬はこちら (D)
桜花賞では後方から馬群を縫って追い込もうにも進路を変更しつつの後手競馬。しかし、前走はスムーズに直線前を向くとギアチェンジするやいなや先頭に立ち、一気に突き放す強い内容。上がり33秒台から35秒台のいずれにおいても堅実に伸びる末脚で、揉まれ強さも備える。
データ的に不利な前走条件戦組で人気は全くないが、一発に警戒。


3歳特別戦の注目馬はこちら
前走は先行優勢の流れを追いかける形となってしまい、早めから仕掛けるものの外捲りの距離ロス。勝馬に大きく離された2着となったが立ち回り次第ではもっと僅差になっておかしくなく、時計そのものも古馬1000万下ほどのレベル。ここは勝ち負け必至。
(a) 5/21(日) 京都ダ1800m鳳雛Sに出走予定

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コース図&参考ラップ
オークスコース
コースデータはこちら
125-108-121-124-123-123-126-124-123-118-116-118
(354-370-373-352:2.24.9)
過去5年平均(全て良馬場)




過去のレース映像&ラップ分析

2016.5.22 良 開催5週目(Bコース4日目)
勝馬:シンハライト(2枠3番) 58kg

123-107-121-123-124-125-129-126-127-114-115-116
(351-372-382-345:2.25.0)

良馬場で時計速めのコンディション。内外フラット。
中盤までは例年どおりのラップを刻んで進んだが、3角でいったんラップを緩めたため、馬群が短縮してまとまり、横に大きく広がっての叩き合いに。インを立ち回った先行&好位勢の脚色がよかったが、残り100mで外から差し込んできた2頭が叩き合ったまま一気に抜け出してのゴール。
ラップからはイン&先行優勢だが、勝馬シンハライトは前が壁になる不利があり、2着チェッキーノは外を回して距離ロス最大の走り。これらの外差しを決めた上位2頭の力量は抜けていた。

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2015.5.24 良 開催5週目(Bコース4日目)
勝馬:ミッキークイーン(5枠10番) 55kg

70-111-113-128-126-119-117-120-122-125
(422-362-367:1.55.1)

時計速めで先行勢が馬券圏内に残るケースが多いコンディション。
逃げたノットフォーマルが1角からグッとペースを落とし、番手馬以降はリキみながら折り合いに専念。その後、3角前では馬群一団だったものの、3角の下りから逃げ&番手が自らロングスパートに持ち込み、それを追いかけるように後続も捲りながらギアチェンジ。
ゴール3F前が11.3秒の高速ラップとなり、過去10年では最も早仕掛け。ハイレベルな持続力勝負となり、2着ルージュバック、3着クルミナルなど、高速馬場での決め手に勝るメンバーが上位を独占。

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2014.5.25 良 開催5週目(Bコース4日目)
勝馬:ヌーヴォレコルト(5枠9番) 55kg

124-106-122-128-127-127-128-125-120-120-113-118
(352-382-373-351:2.25.8)

パンパンの良馬場で高速化。内が止まりづらいコンディション
12秒台後半の淡々とした流れとなり、1000m通過60.7秒は馬場状態を踏まえるとSペース。馬群一団で迎えた3角から、先団が自ら徐々にペースを上げるロングスパートに発展したため、直線の急坂以降は中団待機勢の脚色が断然。残り200mは差し馬勢が抜け出しての叩き合いに。
断然人気のハープスターは後方にうまく位置取りしたが、4角から早仕掛けしたメンバーから距離的なハンデを背負ってからの追い込み。早めに抜け出して持続力を発揮したヌーヴォレコルトに届かず。

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2013.5.19 良 開催5週目(Bコース4日目)
勝馬:メイショウマンボ(2枠3番) 55kg

125-111-121-120-119-118-124-129-128-120-118-119
(357-357-371-357:2.25.2)

時計速い良馬場。3分どころの伸びが良く、大きく外を回しては不利。
注文どおりクロフネサプライズがハナを切り、1000m通過59.6秒は2012年に次ぐHペース。さらに向正面後半から10馬身近く離しての大逃げに発展すると、馬群縦長のまま4角通過したため、全馬不利なく直線の末脚勝負に。
中団~後方に待機した差し馬が優勢となり、上がり34秒台後半が最速。勝馬だけでなく、2着エバーブロッサム、3着デニムアンドルビーといずれも底力上位馬。

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2012.5.20 良 開催5週目(Bコース4日目)
勝馬:ジェンティルドンナ(7枠14番) 55kg

126-109-116-120-120-119-124-123-122-121-118-118
(351-359-369-357:2.23.6)

高速馬場の内伸びコンディション。
人気薄が大逃げのペースで飛ばし、1000m通過59.1秒は過去最速だが、後続勢も大きく離れることなく追走。4角からさらにペースを上げる先団に対し、馬群縦長で直線入ると、さすがに後方勢が優勢の脚色。
持続力に長けるヴィルシーナとアイスフォーリスが先団から勢いよく馬群を抜ける中、大外を次元の違う末脚で5馬身チギったジェンティルドンナが圧勝。3歳牝馬戦とは思えない底力勝負でレコード決着。

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過去データと適性能力
【JRAホームページ(過去10年の成績)から】
● 複勝圏内30頭中27頭は、前走がG1かG2。その他の条件からのローテは複勝率5.7%と苦戦。また、G1及びG2からのローテのうち、そのレースで2着以内だった馬は複勝率51.4%と優秀。
● 複勝圏内30頭中25頭は、同年の重賞において連対経験あり。経験がなかった馬は複勝率が5.6%にとどまる。
● 複勝圏内30頭中27頭は、前走で4角4番手以下。3番手以内の先行馬は複勝率が7.3%にとどまる。
● 複勝圏内15頭中12頭は、通算出走数が5戦以下。

【過去のラップ分析から】
● 時計速い馬場ならテンから飛ばす大逃げ馬の存在あり。それでも後続も大きく離れることなく、実質の馬群のラップは安定。
● 年々勝負どころが早まっている傾向にあり、以前の直線トップギア勝負から、残り3F以上のロングスパートも。基本的には直線前半で最速ラップを刻み、登坂力やパワーを要する。
● 逆に、残り1Fのゴール前では大勢決していることが多く、もつれたとしても上位2頭の叩き合い程度。勝つためには底力が必要。
● 過去5年の上がり最速馬の成績は【4-1-0-0】と圧倒的。唯一2着に敗退した2014年も後方から一気に追い込んだハープスターであり、基本的には上がりを出せる馬が着順上位を占める。



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