■2017/03/26(日)
中京11R 高松宮記念 芝1200m

馬場が渋り、差しが決まるコンディション。しかし、それほどペースは上がりづらく有利な脚質は読みづらい。
抜けた力量をもち、かつ、好適性のメンバーがいないだけに、思い切った穴から入りたい。相手は広めに。

◎ ?狙いの穴馬 (H)
〇 ⑦レッドファルクス
▲ ⑨シュウジ
☆ ②フィエロ
△ ③レッツゴードンキ
△ ⑫メラグラーナ
△ ⑬ソルヴェイグ
危険な人気馬 (f)


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高松宮記念コース
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参考レースラップ
119-106-113-113-113-119
(338-345:1.08.3)
不良馬場の2014年を除く過去4年平均

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馬場状態
Bコース替わりの週で土曜は内外フラットも、朝から雨が降り、インの荒れは一気に深刻化。
昨年ほどの高速馬場とはなりづらく、パワー重視。

ポイント
終いの時計が掛かると騎手間の意識が強く、テンから思ったほどのハイラップを刻むことはない。しかも、3角以降の下りで少し息が入ってからの直線勝負となるため、1400mなどの一本調子ラップでも通用する持続力を要する。
しかし、毎年、ハイレベルの先行馬が揃うため、終いのラップは落ちづらい。差し&追い込み勢の上位独占とはなりづらく、早め抜け出しからバテずに乗り切る好位差しを狙いたい。




各馬診断

◎ ?狙いの穴馬 (H)
前走は先行勢が飛ばすHペースを中団でしっかり折り合い、直線は狭いところを鋭く抜け出す好内容。1200m戦はテンで遅れることがあるが、ゆったりと流れる中京コースなら。馬場が渋るのも悪くなく、人気薄の一発に注意。

〇 ⑦レッドファルクス
底力偏向型の末脚で、ラスト200mでの伸びは随一。差しが決まる中京コースへの適正は5戦4勝と高く、早めから押して出ても終いまでしっかり伸びるのが強み。
終いがかかる流れでさらに力を発揮できるため、ペース次第というところがあるが、ミルコの継続騎乗は期待十分。

▲ ⑨シュウジ
前走の阪急杯はイレ込みがきつく、末脚を引き出せず。しかし、距離延長で臨んだ阪神Cでは中団でしっかり折り合わせると、強烈な持続力を見せており、G1を勝てるだけの能力はある。荒れ芝の中京コースの適正は悪くなく、スムーズなら。

☆ ②フィエロ
ラチ沿い中団から馬群をついた差しが持ち味。ギアチェンジの鋭さは今でもなお健在で、荒れ芝や渋った馬場でもパワフルに狭いスペースをしっかりと伸びてくる。内枠に入ったこともあり警戒が必要。

△ ③レッツゴードンキ
加齢により素軽さは失われたが、パワーを持続力を強化。距離短縮により、一本調子ラップで安定した成績。1200m戦でも中京コースならテンで遅れる心配も少ないが、馬場が渋らない方が良かったか。

△ ⑫メラグラーナ
オーシャンSはノーステッキでの勝利と充実一途。包まれては力を出せないこともあり、外差しが決まりやすい中京コースも向いている。しかし、速いトップギア勝負の方が向いているだけに、ラスト底力を要した場合に通用するかは半信半疑。

△ ⑬ソルヴェイグ
シルクロードSはハナに立ってしまったのが誤算で、うまくペースを支配できたが、持続力を引き出せず力なく後退。ハナに立ったのは10戦して初めてで思わぬ誤算。それでも大きく負けてはいないだけに力量上位。

危険な人気馬 (f)
コーナーリングがうまく先行してスッとギアチェンジできる立ち回り巧者。直線入口でリードをとるタイプなだけに中京よりは京都向き。馬格はあるが、いきなりの57kgも気になるところ。