■2017/03/25(土)
中山11R 日経賞 芝2500m


日経賞のラップ適正穴馬はこちら (B)
前走は、4角で素軽いギアチェンジを要して後手に回ってしまったが、ラストまでしぶとく伸び、力のあるところを見せていた。本質的には小回りコースでの持続力勝負が向き、距離延長にも対応可。人気を落とす今回だがチャンス十分。


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コース図&参考ラップ
日経賞コース
コースデータはこちら
70-117-123-124-125-130-130-126-122-120-117-113-116
(434-385-368-346:2.33.3)
重馬場の2012年を除く過去5年平均




過去のレース映像&ラップ分析

2016.3.26 良 開催5週目(Aコース9日目)
勝馬:ゴールドアクター (8枠9番) 59kg

70-121-126-131-131-137-135-132-124-122-118-109-112
(448-403-378-339:2.36.8)

Aコース5週目となるが、週中に芝の根張りが生育する時期。インが粘る場面あり。内外フラット。
少頭数競馬の長距離戦とあり、積極的に進めるメンバーなし。馬群一団のまま進み、1000m64.7秒は参考ラップよりも3秒ほど遅く、かつ、向正面後半~3角となっても、各馬が手綱を抑えたまま。
結果的に、小回りの長距離戦でありながら、4角で10秒台ラップとは異質なギアチェンジ戦に。番手で勝負した人気の2頭が直線早々に前で叩き合った。先行しなくては好走は不可能であり、中団から詰め寄った3着のマリアライトが着順以上の好内容。

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2015.3.28 良 開催5週目(Aコース9日目)
勝馬:アドマイヤデウス (5枠6番) 56kg

69-114-115-119-120-124-131-124-118-117-117-116-118
(417-375-359-351:2.30.2)

Aコース5週目となるが、砂ぼこり舞う良馬場で、外捲りは決まりづらい。
テンから速めに進み1週目直線に入っても11秒台を続ける速いラップ。2角過ぎでいったん13秒台ラップを挟んだものの、再び向正面でペースを引き上げたため、残り1000m地点から11秒台ラップを刻むロングスパート戦に。
後続は小回り戦にもかかわらず、外捲りをすることなく、直線勝負の底力戦。時計的にもラップ的にもハイレベルな内容。

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2014.3.29 良 開催5週目(Aコース9日目)
勝馬:ウインバリアシオン(6枠10番) 56kg

72-119-127-128-125-130-128-127-122-119-117-111-119
(446-383-368-347:2.34.4)

Aコース5週目で内が荒れてきたが、内外フラットなコンディション。
前半は一団のままのSペースで1000m通過63.6秒は過去10年で最も遅いペース。残り800mの3角から一気にペースが上がって、直線は横に広がっての叩き合いとなったが、大きく外捲りしたウインバリアシオンが距離ロスを全く感じさせないロングスパートを見せて横綱相撲。
直線で鋭く差してきたホッコーブレーヴ&ラストインパクトが2~3着。

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2013.3.23 良 開催5週目(Aコース9日目)
勝馬:フェノーメノ(8枠14番) 56kg

68-115-122-120-124-128-127-123-123-120-116-117-117
(425-379-366-350:2.32.0)

砂ぼこり舞う良馬場でパワーを要するコンディション。直線は内外フラット。
ハナを切ったのは注文どおりネコパンチで緩いペースで逃げると、向正面前半では単独番手のロードオブザリングを6馬身離し、その5馬身後方に馬群と縦長の展開。
しかし、馬群中団からロングスパート巧者のマイネルキッツが残り1000mから早めに仕掛けたため馬群一団の持続力勝負。勝馬フェノーメノが好位からしっかりと抜け出し、古馬となってさらなる成長力を披露した一戦。

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2012.3.24 重 開催5週目(Aコース9日目)
勝馬:ネコパンチ(5枠8番) 56kg

70-117-123-120-120-128-131-129-129-129-125-123-130
(430-379-387-378:2.37.4)

重馬場でかなり時計が掛かる馬場。
人気薄のネコパンチがハナを切ると1週目直線で12.0秒のラップを刻み、後続を10馬身以上離す大逃げに発展。スタミナロスする馬場を考慮してか、向正面後半でも後続勢はペースを上げずにネコパンチが10馬身以上のリードを保ったまま3角へ。残り600m標識近辺から後続勢がスパートを仕掛けるも、直線入口であった5馬身差をゴールまで詰め寄ることができず。
2着には外捲りからウインバリアシオンと併せて競り勝ったルーラーシップ。

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過去データと適性能力
【JRAホームページ(過去10年の成績)から】
● 複勝圏内30頭中27頭は、前年以降に2400~2500mのG1~G2で6着以内に入った経験あり。
● 複勝圏内30頭中23頭は、前走が芝2200~2500mからのローテ。
● 複勝圏内30頭中27頭は、前走の着順が6着以内。
● 過去6年に限ると、4歳馬が複勝率44.4%、5歳馬が複勝率33.3%と上位。

【過去のラップ分析から】
● 前半Sペースとなるが、中山外回り戦特有の1000mロングスパートが基本。中山長距離実績を要する。
● トリッキーで揉まれやすい中山コースとあり、勝ち切るには4角5番手以内が理想。差し馬ならコーナーリングのうまさが必要。
● 超ギアチェンジ戦御昨年を除くと、上がり最速は34秒中盤。上がり最速は【3-1-0-1】と優秀で、唯一4着に敗れた2015年は、1番人気のサウンズオブアースが後方から差し損ねたもの。



日経賞のラップ適正穴馬はこちら (D)