■2017/03/19(日)
阪神11R 阪神大賞典 芝3000m


阪神大賞典のラップ適正穴馬はこちら (C)
前走は、勝負どころで行きたがる手応えを見せ、我慢させつつ直線勝負すると、しっかりと鋭伸。11秒台前半のトップギアにはジリ伸びも、豊富なスタミナから12秒前後の持続力は望むところ。連下への差し込みを警戒。


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コース図&参考ラップ
阪神大賞典コース
コースデータはこちら
130-114-121-123-126-125-127-134-126-123-123-122-119-117-124
(365-374-387-368-360:3.05.4)
稍重馬場の2012年を除く過去5年平均




過去のレース映像&ラップ分析

2016.3.20 良 開催4週目(Aコース8日目)
勝馬:シュヴァルグラン (8枠11番) 55kg

130-116-125-122-123-122-126-137-133-126-123-119-116-116-124
(371-367-396-368-356:3.05.8)

開催4週目となるが、案外インの状態が良く、やや先行勢が有利。
カレンミロティックが内枠からハナに立つと全馬が手綱抑え、すぐに隊列確定。馬群縦長となって1週目直線に向かうと淡々と進み、例年どおりのペース。その後、向正面では一団となった先団と離れた追い込み勢と2群に分かれたが、3~4角からは先団自らが手綱しごいてロングスパート開始。
ラストこそ12秒台にラップが落ちたが、残り200mを残してシュヴァルグランの脚色抜群。2着のタンタアレグリアが少しは詰め寄っていたが、3着以下との力量差は歴然で、4歳の2頭がワンツーフィニッシュ。

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2015.3.22 良 開催4週目(Aコース8日目)
勝馬:ゴールドシップ (7枠8番) 58kg

127-105-115-125-132-129-130-136-129-126-122-124-120-117-122
(347-386-395-372-359:3.05.9)

内伸びで時計速めのコンディション。
スタートから前2頭が積極的に後続を離してハイラップを刻んだが、1週目直線からはペースが落として中盤はゆったり。残り1000mから人気のゴールドシップが徐々に後方から馬群先団まで押し上げたため、プレッシャーを感じた先団勢は12秒台前半に徐々にラップを引き上げてのロングスパート。
結果的に4角先頭まで押し上げたゴールドシップが圧巻の持続力を見せて3連覇を達成。しかし、2~3着は、ゴールドシップをマークして追いかけた実績馬だが、インから勝負して前が詰まったメンバーも。

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2014.3.23 良 開催4週目(Aコース8日目)
勝馬:ゴールドシップ(1枠1番) 58kg

133-122-127-125-125-124-126-129-128-124-127-126-118-113-119
(382-374-383-377-350:3.06.6)

Aコース4週目となるが、内も十分に粘れる馬場で、時計も基準並み。
ハナに立ったバンデが2週目でもペースを落とさずに12秒台ラップをキープし、向正面では5馬身ほど離しての逃げに発展。残り1000mから差し馬勢はジワリとペースを上げるが、淡々と12秒台中盤のラップを続けたため、後続勢が詰め寄って馬群短縮したのは3~4角の残り800mを過ぎてから。
前半、積極的に先行したところ掛かる場面もあったが、終い11秒台のラップを3F続けて圧勝したゴールドシップの強さが目立ったレース。2着にはバテずの持続力を発揮したアドマイヤラクティ。

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2013.3.17 良 開催4週目(Aコース8日目)
勝馬:ゴールドシップ(7枠7番) 57kg

131-115-120-121-125-123-125-131-124-118-121-122-121-123-130
(366-369-380-361-374:3.05.0)

基準タイムどおりの馬場で、やや内優勢のコンディション。
大外枠からマカニビスティーが押してハナを切ると、フォゲッタブルが3馬身以内で追いかけ、平年以上の早めのペース。向正面では20馬身ほどの縦長となったが、残り1000mからゴールドシップが進出しだすと、後続が一気に詰め寄り馬群短縮。しかし、4角で脚色良くスパートできたのは上位4頭のみ。
12秒前後のスパート持続力が問われ、縦長馬群をジリジリと捲り進出して抜け出したゴールドシップの実力が一枚上。2着には底力差しに徹したデスペラード。

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2012.3.18 稍重 開催4週目(Aコース8日目)
勝馬:ギュスターヴクライ(1枠1番) 55kg

133-123-133-136-124-127-123-139-132-122-132-121-120-119-134
(389-387-394-375-373:3.11.8)

水分残る稍重の外伸び馬場であり、かなり時計が掛かるコンディション。
前半こそ淡々と流れていたが、2週目向正面からハナに立ったオルフェーヴルが向正面後半で外に逸走。いったん止まりかけたものの、3角からレースに戻ったオルフェーヴルが外ラチから猛然と捲り、直線ギュスターヴクライに詰め寄って2着。
勝ったギュスターヴクライ、3着ナムラクレセントは4角好位からの抜け出しで、馬群の流れは4Fスパート持続力勝負。いまだファンの記憶に鮮明に残るオルフェーヴルの代表レース。

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過去データと適性能力
【JRAホームページ(過去10年の成績)から】
● 過去3走以内に出走した芝2200m以上のG1~G2戦において、1~4着の実績があるメンバーが複勝率で35%以上。
● 過去3走とも芝2200m以上のレースに出走している実績が、連対率・複勝率で断然トップ。
● 有馬記念及び日経新春杯からのローテが連対率40%以上、複勝率57%を超える。また、優勝馬10頭を含む連対馬20頭中18頭は、前走で有馬記念、ステイヤーズS、日経新春杯、アメリカJCC、京都記念、ダイヤモンドSのいずれかからのローテ。

【過去のラップ分析から】
● とにかくロングスパートになりやすく、1000m前後を12秒前半で乗り切る持続力が必須。
● 直線前半までで態勢決することが多く、12秒台のラップを捲る脚は必要だが、11秒台の鋭い捲り瞬発力は必要ない。
● 各馬の仕掛けが遅れた2014年こそ上がり34秒台の決着となったが、基本的には35秒台。
● また、上がり最速は【3-2-0-0】とパーフェクト連対。しかし、勝ち切るには4角4番手ほどに押し上げておく必要あり。自らロングスパートを作れるタイプがよい。



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