■2017/03/18(土)
中京11R ファルコンS 芝1400m


ファルコンSのラップ適正馬はこちら (A)
スタートに難があるものの、ラスト200mで一気に伸びる底力差しは世代屈指のもの。本質的には1400m向きでここのラップが向くと狙っていた馬。前々走はインを狙って前が壁になってしまい脚を余したが、外差しが決まりやすい中京コースは大幅プラス。


フラワーCの注目馬はこちら (a)
前走はデビュー2戦目での格上挑戦に厳しい戦いとなったが、後方から外を回しての上がり最速。決め手は重賞で通用することを勝目。420kg台の小柄な牝馬ながらも果敢に再挑戦するなど状態はよい。

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コース図&参考ラップ
ファルコンSコース
コースデータはこちら
121-108-113-119-121-119-124
(342-119-364:1.22.5)
不良馬場の2016年を除く過去4年平均




過去のレース映像&ラップ分析

2016.3.19 不良 開催2週目(Aコース3日目)
勝馬:トウショウドラフタ (3枠5番) 57kg

119-105-109-120-131-130-136
(333-120-397:1.25.0)

朝から不良馬場で、終いは13秒台とかなり時計が掛かるコンディション。
人気薄テンから飛ばして進めたため、すぐに馬群縦長となり、かなりの前傾ラップ。4角で後続がいったん詰め寄り、直線叩き合いとなったものの、直線前半で先団はバテてしまい、ラストは13秒台が3F続く消耗力戦に。
ゆったりと外を回したメンバーが、結果的には優勢となったが、そもそも特殊な馬場状況への適応能力が問われ、能力判断が難しい一戦。

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2015.3.21 良 開催2週目(Aコース3日目)
勝馬:タガノアザガル (1枠1番) 56kg

120-110-114-116-120-121-128
(344-116-369:1.22.9)

中京としては、内が十分に粘れ、差しが届きづらいコンディション。
テンこそ先行争いがあったが、3角で一団となり先団は手綱抑えながらの競馬。前半はゆったりと進み、4角から先団自らがペースを上げる先行優勢の流れ。
テン3F34.4秒に対して上がりは36.9秒と、例年以上の前傾ラップとなっているものの、前が止まると踏んだ差し馬勢の予想とは裏腹に、勝負どころで持ったままペースを上げたの先団の脚色には余裕あり。
1~3着はそれぞれ距離ロスなく運んだメンバーが占め、レースレベル的には微妙な一戦。

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2014.3.22 良 開催2週目(Aコース3日目)
勝馬:タガノグランパ(7枠13番) 56kg

119-103-108-119-122-118-123
(330-119-363:1.21.2)

開催2週目で内も十分に伸びるが、急坂越えてからゴールまで200mの差しが決まりやすいコンディション。
向い風の中、テン3F33.0秒は古馬OP以上のHペース。さすがに3角以降は下りで息を入れるが、後続も追走して馬群はそれほど縦長にならず前傾ラップに。
直線横に広がって叩き合うと、終い200mはラップ急落。結果的に外を回しての底力差しが圧倒的に有利となり、外差しから叩き合ったタガノグランパとサトノルパンの2頭の底力は高い。

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2013.3.16 良 開催2週目(Aコース3日目)
勝馬:インパルスヒーロー(1枠2番) 56kg

124-112-113-118-117-118-120
(349-118-355:1.22.2)

良馬場で時計速い馬場。
好スタートから人気薄が逃げ、すぐに馬群縦長となったが、番手馬はダンゴ状態となりそれぞれ折り合いに苦労。3角からは後続勢も詰め寄って一団となると、仕掛け早めの残り3F地点が最速ラップとなったため、終い持続力を要する流れに。
内伸び馬場だったが、外を回した差し馬がゴール地点で詰め寄り、クビの上げ下げ。ややペース速めの前傾ラップとなったため底力を要し、差し馬インパルスヒーローとカシノピカチュウが台頭。

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2012.3.17 重 開催2週目(Aコース3日目)
勝馬:ブライトライン(7枠15番) 56kg

121-108-119-124-124-119-125
(348-124-368:1.24.0)

元々時計掛かる馬場のところ、さらに雨が降っての重馬場。
テンから先行したハクサンムーンとエクセルシールの2頭がハナ争いをしたためすぐに馬群縦長。3角からは流れが落ち着いたものの馬場状態を考慮するとHペースであり、3~4角でも後続勢は直線までに差を詰めるべく軽く手綱を動かしつつの追走。
よほどペースがキツかったと思われ、直線では急坂後に内の先行勢はすでにバテて、残り100mは差し馬勢同士の叩き合い。底力特化型が上位を独占。

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過去データと適性能力
【JRAホームページ(阪神開催や1200m戦時を含む過去10年の成績)から】
● 複勝圏内30頭中21頭は、JRAの重賞で8着以内に入った経験あり。
● 中京・芝1400mで行われた過去5年に限ると、複勝圏内15頭は、いずれも前走が芝レース。また、複勝圏内15頭中14頭は、前走1400m以上からのローテ。
● 過去5年に限ると、複勝圏内15頭中10頭は枠番が1~4枠。
● 過去5年に限ると、複勝圏内15頭中13頭は、前走の馬体重が460kg以上。一方、460kg未満だった馬は複勝率6.5%と苦戦。

【過去のラップ分析から】
● テン3Fよりも上がり3Fが2秒ほど掛かる前傾ラップで、素軽いトップギアよりもしぶとい底力を要する。
● 上がり最速が35秒前後と掛かるが、改装後の5年で【4-0-1-0】とかなり優秀。唯一3着に敗れたのは先行優勢の2015年ヤマカツエースのみ。
● コース形態から差しが決まりやすい。上がり最速で勝ったのは、それぞれ、4角10番手以降で後方からもチャンス十分。
● 3角過ぎから11秒台のラップを続け、ラスト1Fも12秒以内でまとめることが必要。4Fスパートを乗り切れるような持続力が必須。



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