■2017/02/05(日)
東京11R 東京新聞杯 芝1600m


共同通信杯の注目馬はこちら (B)
持続力とトップギアは世代屈指のもの。2歳戦では、体のユルさからギアチェンジにモタつくところがあったが、早くからここに照準を合わせて乗り込んできた。将来性を感じるタイプで、ここで賞金加算してクラシックに望みたい。


3歳特別戦の注目馬はこちら (b)
未勝利勝ちの昇級初戦となるが、デビュー戦の敗因は、超Sペースで内からスッと抜け出したメンバーに脚元をすくわれたもの。豊富な持続力はこのクラスでも上位であり、馬群内で揉まれてもアツくならずにスッとスパートできるレース巧者の面も。ローカル小回りコースでも力を発揮しやすい。
2/11(土) 小倉2000mあすなろ賞に出走予定

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東京新聞杯コース
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参考記事
東京新聞杯~ラップ分析~
東京新聞杯~最終予想~

馬場状況
開幕2週目で、土曜は勝負どころが早くなるケースが多かった。
内外フラットだが、若干、先行&好位差し優勢。

レース映像


ラップと展開
今 回
128-120-124-126-124-109-108-110
(372-250-327:1.34.9)
参 考
125-112-117-120-120-113-112-118
(354-240-343:1.33.7)
過去5年の平均

ブラックスピネルがハナを切ると12秒台ラップに落としたにもかかわらず、競りかけるメンバーなし。3~4角でも膠着状態で、1000m通過62.2秒はマイル戦とは思えぬSペース。さすがに逃げ&番手がスパートすると、出走馬の大半が上がり32秒台と極端な直線勝負。中団より後方や4角から少しでも外を回しては厳しかった。

能力どおりに着順が決まったとは言い難いが、馬群を割って32.0秒の上りを見せた2着プロディガルサンは魅力十分の走り。

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着順上位馬

☆ ②ブラックスピネル 3人気2着
手綱促してハナを切ると、歌舞されることなくマイペースの逃げ。4角から軽く促してスパートするとスッと10秒台ラップに引き上げ、各馬が手綱しごくところも持ったままの余裕。上がり32秒台で逃げ切った。
楽なペースとはいえ、持ち味の鋭いギアチェンジをいかんなく発揮。レース巧者ぶりを発揮した。

▲ ⑤プロディガルサン 5人気2着
馬群中団から進め、直線から気合つけると馬群の間をすっと抜け出すギアチェンジ。逃げ馬に32.7秒台の脚を出されてはかなわなかったが、自らは32.0秒と高速のトップギアを披露。掛かり癖があり中団から運ばざるを得なかったが、しっかりと力を発揮したならこれくらいは走る。

△ ⑦エアスピネル 1人気3着
外枠から好位で運び、直線からスルスルと位置取りを上げていったものの、さすがに内で回したメンバーが上がり32秒台では届かない。不安視した持続力勝負とはならなかっただけに、得意のラップだったはずだが、若干控えて進めてしまったのが裏目。今回ばかりは不運のレースであり、力負けというわけではない。


人気敗退馬

〇 ⑩ヤングマンパワー 2人気6着
3番手から外目を回して進めたが前との差は詰め切れぬまま。逆に残り100mからはジリジリ後退とトップギア勝負に持ち込まれると厳しかった。参考外の一戦。

◎ ③マイネルアウラート 4人気3着
番手競馬から早めにブラックスピネルをかわしに行こうとするが、残り200mで逆にバテてしまいジリジリ後退。持ち味は持続力勝負での逃げ切りであり、高速トップギア勝負となってはバテるのが早い。もう少し早めから仕掛けていったほうが面白かったか。