■2017/01/22(日)
中山11R AJCC 芝2200m


AJCCのラップ適正穴馬はこちら (B)
前走はインを立ち回り勝負どころでは、馬体ぶつけて自らスペースを作って抜け出す競馬。高速馬場条件ではトップギア不足が目立つが、パワフルに馬群を割って出るギアチェンジのが持ち味。鞍上がまだ決まっていないが、強気に馬群をつくタイプとの相性は良い。


3歳特別戦の注目馬はこちら (a)
デビュー戦は中緩みラップに対して番手で折り合い、直線入口では持ったまま11.2秒ラップへのギアチェンジ。全兄は持続力に偏った末脚で2勝目に時間がかかっていたが、440kg台と小柄に出たこともあり、素軽さがより強調されレースセンスも高い。ヴァナヘイムに人気が被りそうメンバー構成だが、京都内回り戦ならではのこの馬の前残りに注意。
1/21(土) 京都2000m若駒Sに出走予定

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コース図&参考ラップ
AJCCコース
コースデータはこちら
125-115-129-124-123-122-120-120-118-115-122
(369-369-240-355:2.13.3)
不良馬場の2012年を除く過去5年の平均




過去のレース映像&ラップ分析

2016.1.24 良 開催4週目 (Cコース8日目)
勝馬:ディサイファ (2枠3番) 57kg

123-112-128-122-123-120-120-118-116-118-120
(363-365-238-354:2.12.0)

最終週で内が荒れているが、例年以上に時計は速め。先行勢が有利。
注文どおりスズカデヴィアスが逃げ、2角以降は馬群一団ながらも引き締まったペース。そして、例年以上に早めからペースが引きあがり、1000mに渡るロングスパートに。
しかし、4角一団のところ早めから前を捕えようと外捲りを開始した差し馬勢は距離ロス大。うまく馬場状況とペースを判断した鞍上の差が着順に表れた一戦。好位から抜け出したディサイファが残り100mでセイフティリード。それを追いかけた外差しがダンゴ状態でのゴール。

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2015.1.25 良 開催4週目(Cコース9日目)
勝馬:クリールカイザー (6枠12番) 56kg

126-117-134-132-121-119-121-120-114-112-120
(377-372-241-346:2.13.6)

最終週で、外差しが決まりやすく、パワーを要する良馬場。
ハナに立ったのはクリールカイザーで、2角まで13秒台ラップを刻む異例のSペース。その後、ハナが入れ替わりペースが上がったとはいえ、外差し攻勢な馬場もあってか、残り600m付近までゴールドシップが捲り出ずに、差し馬勢は膠着状態。
結果的に、先団自らが残り600mから11.4秒-11.2秒と鋭いギアチェンジを要し、外に進路をとったメンバーは距離ロス大きく、直線伸びても差し届かず。圧倒的な先行優勢な流れ。

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2014.1.26 良 開催4週目(Cコース9日目)
勝馬:ヴェルデグリーン (5枠10番) 57kg

125-111-129-122-124-123-119-123-124-119-121
(365-611-364:2.14.0)

最終週となりパワーを要し、外伸びにシフト。
前半は淡々としたペースで進み、各馬折り合いに専念していたが、3角前の偽直線で後続勢が詰め寄り一時ペースアップしたため、半径キツい4角を踏まえ、脚を貯めつつ外を大きく捲って直線へ。
結果的に時計掛かり気味の馬場もあったが、後半は12秒前後ののラップが刻まれ、3角前からのロングスパートに。それほど瞬発力は問われず、捲りで位置取りを上げつつ脚を貯める能力が問われた一戦となり、スタミナ豊富なメンバーが着順上位に。

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2013.1.20 良 開催3週目(Cコース7日目)
勝馬:ダノンバラード (3枠3番) 56kg

123-115-122-116-121-122-124-125-121-115-127
(360-608-363:2.13.1)

前日の雨の影響が残っていたが基準タイムどおりの良馬場。
ハナを切ったのはネコパンチで、向上面では10馬身以上の大逃げとなったが、後続は淡々とややSペースでの追走。残り1000m付近から馬群先団がジリジリと詰め寄り始め、残り600mからは馬群一団での捲り合いに。ロングスパートから、ゴール前ラップ急落の底力勝負。
先に抜け出したダノンバラードが内に斜行し、イン差しを狙ったトランスワープとゲシュタルトの2頭が大きな不利を受けたが、入線順位どおりの決着。

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2012.1.22 不良 開催4週目(Cコース7日目)
勝馬:ルーラーシップ (3枠3番) 57kg

126-113-134-132-133-125-124-123-121-120-122
(373-637-363:2.17.3)

不良馬場で外伸び馬場。
時計が掛かるコンディションを各馬意識して、積極策に出るものなく、押し出されるようにトーセンレーヴが先頭に立つと、1000m通過63.8秒は馬場を考慮してもかなりのSペース。
一団のまま4角を迎えたが、残り600m標識からペースが上がったため、バテた馬がチギれていく特殊な展開となり、大きく外を回して豪快に伸びた、単勝1.3倍のルーラーシップの強さが際立ったレース。

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過去データと適性能力
【JRAホームページ(過去10年の成績)から】
● G1を除く過去3走の単勝人気について、1番人気に評価されたことのある馬の勝率が20%を上回る。また、連対率や複勝率では2番人気に支持された馬がトップ。
● 前走で人気より着順が下だった馬が10頭連対。ただし、複勝率では大きな差はない。
● 過去7年に限ると、勝馬は前年に出走していたG2で連対実績あり。

【過去のラップ分析から】
● 前半は61秒台のSペースとなりやすいが、1000m通過後は、長く下り坂の向正面~4角に。1000m近いロングスパートとなることが多く、とにかくスタミナと持続力を要する。
● 素軽い捲りギアチェンジは必要ないが、11秒台後半のロングスパートをしつつ、4角を捲るコーナーワークが重要。中山巧者の活躍が目立つのはこのため。
● 上がり最速は【2-0-1-2】と悪くはないが、近3年は【0-0-1-2】。馬場管理技術の向上により、外の差し&追い込みは決まりづらくなっている。
● 過去5年の連対馬10頭のうち7党は4角4番手以内。インを立ち回れる先行力の方が重要視される。



AJCCのラップ適正穴馬はこちら (A)