■2017/01/15(日)
中山11R 京成杯 芝2000m


京成杯のラップ適正穴馬はこちら (D)
前走はハイレベルなメンバーを相手に先団から抜け出しを図ったもののトップギア不足でジリジリ後退。しかし、決してバテているわけではなく豊富な持続力が感じられた一戦。血統からはパワー寄りのマイラーだが、小柄なこともあり捲りギアチェンジはなかなか鋭いもの。人気以上の好走を期待。


3歳特別戦の注目馬はこちら (c)
デビュー戦勝利後は敗退が続いているが、惨敗したのは落馬寸前の振りがあった前々走だけで、あとは外を回して差し届かずの連続。テンのスピードについていけずも、決め手は最上位のものがあり、今回は距離延長の一戦。持続力に富むタイプなだけに、ある程度外を回しても十分に勝ち負けになる能力。
1/14(土) 中山1600m菜の花賞に出走予定

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コース図&参考ラップ
京成杯コース
コースデータはこちら

125-109-127-121-129-124-122-118-118-122
(361-250-246-358:2.01.5)
過去5年の平均(全て良馬場)




過去のレース映像&ラップ分析

2016.1.17 良 開催2週目 (Cコース6日目)
勝馬:プロフェット (3枠4番) 56kg

127-108-131-124-128-120-119-117-118-122
(366-252-239-357:2.01.4)

例年以上に時計が速いが、インが荒れて外差しが決まるコンディション。
人気薄がハナにたち、1角までに隊列が決まると、13秒台にラップを落としてゆったりした流れ。その後も、後続は逃げ馬に被せることなく、淡々と進んだが、残り800m付近と早くから、逃げ馬自らがペースを引き上げロングスパート。
結果的に、前半ゆったり進んだ分、外を回した差し馬勢は仕掛けが遅れて差し届かず。先団からスムーズにスパートしたプロフェットとケルフロイデの2頭が叩き合ってのゴールとなり、キャロットファームの3頭が複勝圏内を独占。

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2015.1.18 良 開催3週目(Cコース6日目)
勝馬:ベルーフ (8枠17番) 56kg

124-108-131-125-131-127-120-117-117-123
(363-256-247-357:2.02.3)

終いの時計が掛かり内も伸びづらいため先行勢には厳しく、外差し攻勢。
前半1000m61.9秒と例年以上のSペースで、向正面では馬群一団で流れていたが、例年より早めの残り4Fからグッとペースを上げての捲りギアチェンジ戦となり、ゴール3F前が最速ラップ。
その分、ラストは12.3秒に急落しており、仕掛けタイミングを遅らせた差し馬勢が優勢。じっとインで我慢して馬群を抜け出したメンバーもいたが、結果的には外捲りしたブラックバゴのさらに外を伸びたベルーフが差しきっての勝利。

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2014.1.19 良 開催3週目(Cコース7日目)
勝馬:プレイアンドリアル (6枠12番) 56kg

124-110-129-117-126-117-120-119-123-126
(363-480-368:2.01.1)

降雨なく、この時期にしては時計速め。直線進路は内外フラット。
テンこそゆったりしていたが、向正面で後続勢がつつきながらの追走となり、息を入れる部分は少なめ。3角から早くも馬群短縮して4角からは横に広がっての叩き合いとなり、終い2Fの時計は大きく掛かり底力勝負に。
結果的に外差し勢が有利な流れとなったが、4角で好位まで押し上げたプレイアンドリアルとキングズオブザサンの外捲りがワンツーを決め、大きく外を回して直線追い込んだアデイインザライフは3着まで。直線進路と仕掛けどころが着順に影響。

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2013.1.21 良 開催3週目(Cコース7日目)
勝馬:フェイムゲーム (5枠6番) 56kg

126-110-126-118-130-131-127-119-116-120
(362-506-355:2.02.3)

降雪のため1週延期し、調整が難しい中での出走。馬場は良馬場だが、時計掛かる外伸び。
最内枠から好スタートを切った1番人気のフラムドグロワールが抑えて番手につけると、向正面では場群縦長の平年並みのSペース。残り800m過ぎから後続勢が徐々に詰め寄り直線に向かうと、外捲りした各馬の脚色良く、先行して直線粘るケイアイチョウサンに対し、外捲りで中団まで押し上げていたフェイムゲームとアクションスターが持続力まかせに差しきった。

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2012.1.15 良 開催3週目(Cコース5日目)
勝馬:ベストディール(4枠8番) 56kg

124-108-119-123-130-127-123-118-117-117
(351-503-352:2.00.6)

時計速めの馬場で、直線は内外フラット。
人気の2頭がハナ争いをしたまま向正面に入ったため、テンから速めとなり馬群縦長。1000m通過するとペースが落ち着き馬群が再度一団となるが、残り600m付近から中団待機勢が逃げ2頭を交すように外を進出したため、各馬一斉スパート。
しかし、前半速かった分、先行勢&中団待機勢は急坂で伸び切れず。仕掛け遅らせて直線から追い込んだメンバーが優勢となり、直線入口で中団まで押し上げたベストディールとマイネルロブストの2頭がワンツー。後方からの追い込みは届かず。

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過去データと適性能力
【JRAホームページ(過去10年の傾向)から】
● 複勝圏内30頭は、いずれも前走の着順が7着以内。また、その7着以内の馬のうち、上がり3Fが2位以内だった馬は、複勝率32.8%とより高い好走率。
● 連対馬20頭中11頭は、重賞で6着以内に入った経歴あり。この実績がある馬は、複勝率34.3%と好走率も高い。
● 連対馬20頭中17頭は、通算出走数が3~4戦。

【過去のラップ分析から】
● 前半のペースは大逃げ馬の存在等もありバラバラだが、終いは11秒台後半が続くスパート持続力勝負となりやすい。また、中山コースとあり、パワーなくして終いの脚につながらない。
● 過去5年で上がり最速馬の成績は【1-1-1-2】。一昨年はベルーフの後方からの外捲りが決まったが、最も有利なのは好位~中団からの差し。
● 外枠から好走したのは、差し&追い込みのみ。先行脚質は、内~中枠から馬群内にスッと入れて勝負したい。
● 直近の2年はハービンジャー産駒が勝利。ディープインパクト産駒等の好走もあるが、いずれもパワー&スタミナ寄りのタイプが活躍。素軽さよりもパワフルな捲りと底力が重要であり、後々ステイヤーとして活躍するメンバーが健闘。



京成杯のラップ適正穴馬はこちら (D)