2017/01/05(木)
3歳戦レース回顧と勝馬評価です。


愛知杯の注目馬はこちら (A)
素軽さよりも持続力に偏った末脚のため、直線ギアチェンジ戦では勝ちきれないこともあるが、クラスが上がるごとに末脚が安定。特に、番手でも馬群内でもしっかりと折り合える点は魅力的であり、中京コースのラップ適正は高い。あとはトップギアに優れるメンバーにマークされたときが勝負の分かれ目。


3歳特別戦の注目馬はこちら
かかり癖があるものの、ゲート&スピード十分の走りで押し切る持続力も十分。時計速い馬場よりも、荒れ芝で力を発揮できるタイプだけにどちらかというと内回り戦向きか。今回の京都外回りコースで力を出せるなら重賞戦線でも。
1/15(日) 京都1400m紅梅Sに出走予定

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馬場状態

中山芝
Cコース替わりで内がそこそこに伸びる。
乾いた良馬場とあり、荒れ芝ながら時計も速め。

京都芝
開幕週で、中1か月のAコース替わり。
インの状態は良好で、時計速めで逃げ&先行優勢。ただ、以前ほどの極端な馬場ではない。




■2017/01/05(日)
中山09R ジュニアC 芝1600m

今 回
124-107-111-117-123-124-120-121
(342-240-365:1.34.7)
参 考
126-116-118-121-123-120-113-116
(360-244-349:1.35.3)
過去5年の平均(すべて良馬場)

ペース&展開
ポンと好スタートを切った人気薄が積極的に逃げたため、テン3Fが例年よりも1秒以上早いHペースとなり、後続勢は3角過ぎから前を追いかけ始める持続力勝負。上がり3Fよりテン3Fのほうが2秒以上早く、インが粘れるコンディションの中でも差しが決まりやすいラップ。

勝馬評価
ナイトバナレット (父:ディープブリランテ)
出負けしたため後方からとなったが、3角過ぎに積極的に手綱しごいて仕掛け、直線から外に出しての追い込み。道中リキまずに進めることができ、ラスト200mの伸び脚は随一のもの。
前走のひいらぎ賞も後方からインを狙って差し込んだが、前が壁になるロスがあるなど脚を余しての3着どまり。今回、スムーズに抜け出すことができ勝利したが、前傾ラップにも助けられたのは否定できない。

基本的には持続力を生かす展開で浮上。今回中山マイルで結果を出したが、本質的には1400m向きか。一本調子ラップから直線で持続力勝負となりやすいファルコンSあたりのラップが向きそうなだけに、次走以降のローテに注目。

その他
2着の⑫ディバインコードは、先行して直線は楽な手ごたえで早々に先頭に立つ積極競馬。さすがに終いは苦しくなったが、大きくラップを落とすことなく粘り、最も強い内容。
素軽いトップギア勝負は分が悪いが、今回のようなラップでは世代上位の持続力を見せることができるため、小回りコース向き。レース前に放馬のトラブルがあったものの、落ち着いた走りを見せていたのも好印象で、今後も大崩れのない走りが期待できる。