映画「シン・ゴジラ」のブルーレイを見たのでレビュー記事(感想)を書いてみたいと思います。(今回は多少ネタバレがあるので注意してね。)
YouTube シン・ゴジラ 予告編動画
あらすじは突如日本を襲った巨大不明生物(ゴジラ)に右往左往する能無し政治家、官僚達をよそに、ゴジラを倒すべき苦悩する矢口蘭堂(長谷川博己)に協力するカヨコ(石原さとみ)らの活躍を描くアクションコメディ映画である。
satomi
シン・ゴジラ キャスト 長谷川博己、石原さとみ、竹野内豊、市川実日子、高橋一生、etc
今回の「シン・ゴジラ」のレビューは映画を見て不満に思うシーンが多いのでチョット辛口になってます。

<<会議シーンが多いんじゃない、会議シーンが殆どだ>>
巨大な未確認生物が現れ対策会議を開く政治家や閣僚達の様子は縦割り行政を皮肉ったドラマ「踊る大捜査線」をぱくった感じ。
これが本家本元「踊る大捜査線」程面白いわけでもなくキャラを立てるわけでもなく、仏頂面した俳優達のやりとりを長々と見せられるのは苦痛です。
gojira1
<<昭和ウルトラマン風特撮シーンを取り入れる>>
実際に日本に上陸したゴジラの第二形態(通称蒲田くん)が街中で暴れるシーンはウルトラマンの怪獣シーンを彷彿させ中々のもの。
kamatakun
ゴジラ第二形態(通称蒲田くん)が尻尾を地面に叩きつける時の効果音もウルトラマンと同じでここまではまだ良かったんですよね。
その後ゴジラが進化して二足歩行するようになるのですが、本体は置物なのか?と思ってしまう程尻尾と足しか動きません。
f2
アクションシーンも自衛隊の戦闘機F-2は凄くかっこよく見えるのにゴジラに突っ込んでいった電車はダサく見えたりと実写とCG?の違いなのか映画を見ていて不満に思うシーンが多くこういう所も全体でちゃんと合わせて欲しいですね。
gozira2
映画後半は世界中の人々がゴジラの遺伝子の解析に協力をしたり、ゴジラとの戦闘シーンがメインになって面白くなるのですが、それでもあまりカタルシスが無いというかゴジラ自体にあまり魅力を感じないのが致命的な感じ。
gojira3
<<カヨコ・アン・パタースンを演じる石原さとみのミスキャスト>>
高飛車な感じのアメリカ大統領特使カヨコ・アン・パタースンを演じる石原さとみもこれはキャスティングした人が悪いと思う。
ishihara1
最近の石原さとみだとほんわかした感じのCMが受けていて、こういう高飛車な感じの役は合ってないですよね。
YouTube 石原さとみ CM 明治 果汁グミ 「変身みかん」篇動画
監督がエヴァンゲリオンの庵野秀明という事でアスカをイメージしたのかもしれませんがちょっとね。
アキラ100%の元ネタってエヴァンゲリオンのアスカ?
asuka
BGMはゴジラシリーズの作曲をしていた伊福部昭のテーマ曲やエヴァンゲリオンの曲を流用していてこちらは安心して聴いていられますね。
YouTube Shin Godzilla Soundtrack
今回のレビューはかなり辛口ですが、見る人の好みでまた全然印象が違うと思いますし参考程度でお願いします。
<<関連記事>>
映画「GANTZ:O」レビュー(こういう時は嘘でもうなづくもんや)
映画「ベイマックス」レビュー(最後のロケットパンチ)
映画 トランスフォーマー3を見てきました(お色気シーンはタイトルロゴ直後がMAXです)
今日の作業用BGM 伊福部昭 ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ(ゴジラの音楽を作った革命家)
にほんブログ村 映画ブログへ
スポンサーリンク