ティアンドエス(4055)IPOの初値予想と幹事配分などを今回も評価していきたいと思います。BBスタンスや業績予想などについても調べています。


同社はシステム開発を手掛ける企業になり半導体メーカーや大手電機企業向けにサービスを提供しています。業績面の心配はないと思いますが、競合する企業が多いため上場後の規模拡大が株価上昇に直結しそうな銘柄です。


ティアンドエス(4055)初値予想と幹事配分
※ティアンドエス公式サイト引用


項目株数データ
想定価格2,650円
仮条件2,650円~2,800円
公開価格7月29日
公募株数170,000株
売出株数77,000株
公開株数(合計)247,000株
オーバーアロットメント30,000株
幹事団いちよし証券(主幹事)
野村證券
SBI証券
極東証券
東洋証券
マネックス証券 ←完全平等抽選
岡三証券
楽天証券
委託見込岡三オンライン証券


ティアンドエスは2016年11月に設立されていますが「株式会社テックジャパン」と「株式会社シナノシステムエンジニアリング」の新設合併会社として誕生しています。


この2社は元々、ソフトウエア開発請負を目的として設立さてているため合併後もほぼ同じような事業内容になります。


売上を確認するとソリューションカテゴリーが全体の82.0%を占めています。サービス詳細を確認すると大手企業顧客向けの請負(開発・運用保守)を中心としたサービスを展開しています。大手とはキオクシアグループ、東芝グループ、日立グループなどになります。


今後は大手企業や中堅企業への開拓も行っていくそうです。サービス形態は「請負」や「派遣」になります。どちらかと言えば請負が同社の事業モデルになるそうです。


また他の売上は半導体カテゴリー13.2%、先進技術ソリューションカテゴリー4.8%になります。売上割合の算出は第4期事業年度2018年12月01日~2019年11月30日で計算しています。キオクシアグループへの売上げが15.7%と大きいようです。


IPOではそこそこ人気がある分野になるため初値利益を狙うことが可能だと考えています。上場時期にも恵まれ上場1日目に初値が付くか?と考えています。


またDMM.com証券でモリダスの委託幹事引受けが発表されています。口座を開設している方は資金不要でIPO抽選に参加できるので申込んでおきましょう。


予想外に人気を集めているそうなので上場1日目に初値が付かないかも?と言った観測が出ているようです。株数が多いため当選確率も高いと思います!IPO抽選ルールは下記記事でまとめました。




ティアンドエス(4055)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想と言われる2社の初値予想を調べてみました。非常に参考になる数値なので投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


IPO初値予想


最新の初値予想は下記のようになっています!また今後この記事に初値予想の修正値を追記したいと思います。同時に承認記事にも追記しているので「ブックビルディング表」をお気に入りに入れておいて頂くと確認がしやすいと思います。


B社の初値予想はもうしばらくお待ちください。※7月28日に追記しています!かなり人気が見込めるようなので当選すれば爆益のようです。私はいちよし証券からの申込を忘れてしまいました。


大手初値予想(A社)6,000円~9,000円
修正値7,500円~8,500円

※注目度B、7月28日追記


大手初値予想(B社)5,600円~6,500円
※注目度5段階中上から1番目、7月28日追記


類似企業が多いとされていますが初値予想の数値に驚きました。上場1日目に初値が付かない可能性もあるように思います。


最近はAI(人工知能)や画像処理・認識、機械学習、自動運転などの事業にも積極的に取り組んでいるそうです。今後期待されるデータセンサーやIoT需要の伸びなどから半導体工場が新設される予定もあるそうです。


IPO投資のワード的には積極的な投資が予想されます。結局は類似企業が多いけれど毎回IPOでは買われる銘柄だと思います。


もっと詳しく知りたい
ティアンドエスの詳細情報を知りたい方は下記記事にまとめているので参考にしてください。仮条件発表後には追記する形で最新の初値予想も記載しています。
ティアンドエスIPO上場承認と初値予想!AIテクノロジー業務で業績拡大を狙う

Twitterでも情報発信しているのでよかったら参考にしてください。Twitterは投資材料の宝庫だと思います。フォロワーの皆さんいつもありがとうございます!


ティアンドエス(4055)IPOの幹事引受け株数

ティアンドエスの幹事引受け株数を調べました。主幹事はいちよし証券です。いちよし証券が主幹事となっているため当選は厳しいかもしれないと考えています。


理由はしばらく前に配分傾向が変更されていたからです。何処まで適用してくるのかわかりませんが株数も少ないことから当選すれば奇跡に近いのかもしれません。


幹事名配分単位引受割合
いちよし証券(主幹事)185,500株75.10%
野村證券22,200株8.99%
SBI証券12,300株4.98%
極東証券7,400株3.00%
東洋証券7,400株3.00%
マネックス証券7,400株3.00%
岡三証券2,400株0.97%
楽天証券2,400株0.97%


公開株数が公開株数247,000株でオーバーアロットメント30,000株なので合わせると277,000株しかありません。この規模のIPOに当選するには相当の運が必要だと思います。


また仮条件範囲が2,650円~2,800円に決定しています。思ったほど上振れもなく想定発行価格が下限で上限方向に150円引き上げられました。


これにより吸収額が約7.3億円から約7.8億円に引き上げられています。


それと岡三オンライン証券では岡三証券の委託販売が決定していました。やはり引受けてきたという感じです!


たまに岡三証券が幹事入りしても委託を引受けないこともあるので毎回チェックが必要になります。こちらも資金不要でIPO抽選に参加できるので時間があるときに口座を開設しておきましょう。




ティアンドエス(4055)IPOの業績予想とBBスタンス

ティアンドエスの最新業績予想を調べBBスタンスについて考えてみたいと思います。先に結論を書きますが、人気が見込めそうなので積極的参加でよいと思います。


業績予想とBBスタンス考察


業績を確認すると2020年11月の単独業績予想が公開されていました。売上は24.4億円となり前期比で6.0%増、経常利益3.0億円となり前期比11.5%増を見込んでいます。四半期利益を確認すると2.32億円となり前期比26.1%増で着地するそうです。


仮条件上限の2,800円からPERを計算すると約19.72倍、PBRは約4.48倍になります。類似企業比較だと割安とは言えないようです。


初値が高すぎると急落することも考えられそうです。某社も少しこのことに触れているようです。


ベンチャーキャピタル出資がないため初値買い需要は高くなる傾向にあります。ロックアップも90日間掛かり解除倍率設定がないため安心できそうです。トータル的には悪くないIPOだと思います。


しかし企業規模がまだ小さいため上場後の課題も多そうな気がします。新事業の行方が業績拡大の鍵になりそうです。コロナ禍により請負や派遣切りの話も度々持ち上がっているため少し不安なところもあります。


現在の観測だと初値2倍は超えてきそうな気がしています。時価総額も49億円なので軽量級のIPOです!

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