三井不動産ロジスティクスパーク投資法人とコンフォリア・レジデンシャル投資法人の公募増資(PO)日程詳細！

三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)とコンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)の公募増資(PO)について調べてみました。毎年のことですが、1月後半から2月はリートの公募増資が多くなります。半期先の8月も多いため公募増資で利益を上げている方には楽しい時期です。


リートの公募増資は割引率が低くなる傾向にありますがフォーマンス的に面白みがあります。今回は2銘柄を集中的に調べてみました。

項 目	気配運用の内容
価格決定	1月22日～1月28日
申込期日	発行価格等決定日の翌営業日から発行価格等決定日の2営業日後
払込期日	2020年2月03日(月)
受渡期日	2020年2月04日(火)
公募株数	59,000口
売出株数	0口
オーバーアロットメント	3,000口
割引き率	2.5％～5.0％
発行価格	–
主幹事	大和証券 野村證券 SMBC日興証券
平幹事	みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 岡三証券

三井不動産ロジスティクスパーク投資法人は物流施設主体型のリートになります。資産運用会社は三井不動産ロジスティクスリートマネジメント株式会社になります。


2020年1月09日確認の格付けはJCRが「AA-」となっています。三井不動産がスポンサーで物流施設が92％、データセンター8％です。調達資金の使途は取得を予定している不動産信託受益権の取得資金の一部に充当するそうです。



※三井不動産ロジスティクスパーク投資法人1年チャート


上記は直近1年間の株価推移になります。綺麗な右肩上がりになり本日の終値477,500円算出の利回りは年利2.8％になります。かなり人気のリートになるため割引率2.5％でも投資家は嬉しいでしょう。


1口NAVは318,473円、NAV倍率1.50倍となっています。時価総額は増資前で約1,809.7億円となっています。物流施設だと安定的に利益を出す見込みが高いため人気です。


最新のポートフォリオを確認してみると、取得(予定)価格合計は18物件で2,050億円、巡行NOI利回り5.2％、平均NOI利回り4.9％、平均築年数4.3年、平均稼働率99.0％となっています。LTVは今後若干増えるようです。





SMBC日興証券の証券口座はIPOとPOで使えるので開設しておいたほうが良いでしょう。公募増資の配分は手数料無料になり、売却時に売却手数料が発生します。


しかもネット経由だと手数料が安いため助かります。IPOについては下記記事でまとめました。

コンフォリア・レジデンシャル投資法人の公募増資について調べてみた結果

コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)についても調べてみました。実は同社の他にも伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(3493)やCREロジスティクスファンド投資法人(3487)、ジャパンエクセレント投資法人(8987)と日程が被っています。


この時期の公募増資に参戦すればお小遣いくらいの利益を上げることは可能でしょう。公募増資は資金力がいる投資なので私にはあまり向いていません。

項 目	気配運用の内容
価格決定	1月15日～1月20日
申込期日	発行価格等決定日の翌営業日から発行価格等決定日の2営業日後
払込期日	2020年2月03日(月)
受渡期日	2020年2月4日(火)
公募株数	29,330口
売出株数	0口
オーバーアロットメント	1,460口
割引き率	2.5％～5.0％
発行価格	–
主幹事	みずほ証券 SMBC日興証券
平幹事	三菱UFJモルガン・スタンレー証券 大和証券 野村證券 SBI証券

SMBC日興証券が頑張っていますね！ここ数年はネット抽選派にやさしい開拓を行ってきているため財力があると感じます。取扱い数も多く手数面のメリットも高いと思います。


店頭配分だと何処もあまり手数料の変化はありませんが、小額利益を狙うのであればネット配分は参戦価値があると思います。先日、立会外分売の記事を書きましたが大きな資金を動かしている方は公募増資の方が儲かります。

⇒　立会外分売で当選しやすい証券会社！勝率8割のローリスク投資が人気


配分が多い方はつないで利益を確保すれば鉄板投資と言えるでしょう。規制が入る前は私の数百万円の利益を出すことに成功しています。公募増資の規制とは主に空売りのタイミングになります。


あまりにも参戦者が多くなり規制となりましたが現在も似たような手法で利益を出すことは可能です。



※コンフォリア・レジデンシャル投資法人1年チャート


上記が1年チャートになります。三井不動産ロジスティクスパーク投資法人と値動きは似ていますが、ここ最近は軟調のようです。リート指数は上げていますが、同社は住居主体型なのでやや人気に欠けるのかもしれません。


2020年1月09日の株価341,500円から1年利回りを計算すると3.05％になります。なかなか高い数値だと思います。資産運用会社は東急不動産リート・マネジメント投信株式会社になり、東急不動産がスポンサーになります。


ポートフォリオの9割以上を東京圏が占めているため安定感が個人的にあると思います。地方になるとリスクが高まると考えています。格付けはJCRで「AA-」の評価が付いています。


1口NAVは250,650円、NAV倍率1.36倍となっています。時価総額は増資前で約2,188.5億円となっています。物件数は2019年12月01日時点で127棟となっています。


三井不動産ロジスティクスパーク投資法人とコンフォリア・レジデンシャル投資法人の公募増資(PO)はどちらも人気だと思うので割引率は2.5％になるでしょう。相変わらずリートの公募増資は人気です！


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