イタミアート(168A)の初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。東海東京証券主幹事の地味企業のIPOです。
コロナ禍が落ち着き収益拡大傾向で上場を迎えるためタイミングは良さそうです！
| 項目 | 株数データ |
| 想定価格 | 1,590円 |
| 仮条件 | 3月18日 |
| 公開価格 | 3月28日 |
| 公募株数 | 420,000株 |
| 売出株数 | 150,000株 |
| 公開株数(合計) | 570,000株 |
| オーバーアロットメント | 85,500株 |
| 幹事団 | 東海東京証券(主幹事) 楽天証券 東洋証券 マネックス証券 あかつき証券 |
| 委託見込 | DMM.com証券 |
のぼり旗や幕、うちわ、冊子などを独立ECサイト「キングシリーズ」で販売している企業になります。
本来、IPOとしては事業的に人気が見込ませんが今の地合いなら初値1.5倍以上は利益が見込めるようです。短期的に盛り上がりその後売買が極端に減りそうな印象を受けます。
想定発行価格1,590円による吸収金額は約10.4億円、時価総額は約23.4億円です。
2023年1月期の売上はのぼり54.6％、幕23.1％、うちわ3.6％、冊子4.4％、その他14.4％となっています。のぼり旗が大半の収益を占めているようですね。
製造直販のD2Cビジネスモデルを採用し自社ECサイトで販売を行うため同業者よりも収益性が高いようです。大口顧客には営業担当が付くそうです。
イタミアート(168A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる！
大手初値予想の数値を調べてみました。ファーストインプレッションは良い感じです。最新の初値予想は下記のようになっています！
大手初値予想3,000円～3,500円
※注目度B
※注目度B
意外と利益が見込めるIPOなので驚いています。
事業的には初値1.5倍程度で十分では？とさえ感じます。ただ大手の予想は公開価格比で最大2.2倍まであると現時点で出ていました。マジで？
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」イタミアート(168A)の上場データと初値予想を考察！
イタミアート(168A)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は東海東京証券が単独で引き受けます。| 幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
| 東海東京証券(主幹事) | 513,000株 | 90.00％ |
| 楽天証券 | 28,500株 | 5.00％ |
| 東洋証券 | 11,400株 | 2.00％ |
| マネックス証券 | 11,400株 | 2.00％ |
| あかつき証券 | 5,700株 | 1.00％ |
ファンド持ち分は2社(120,000株)で初値形成後の売却となっています。そのため初値が上がりやすいと考えられているようです。※公開価格1.5倍以上での売却
オファリングレシオは44.4％程度と大きめです。しかし上場規模が一般的なので特に問題なさそうです。某紙も事業内容よりも需給妙味判断だと考えているようです。
当選を狙うのであれば東海東京証券からの申込を優先しておきましょう。
kimu 東海東京証券は本人確認などのチェックが厳しいため連絡が取れる電話番号を登録しておいたほうがいいです！
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イタミアート(168A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。事前評価はそこそこ高そうなので全力でIPO当選を狙いたいと思います！
※イタミアート公式サイト引用
業績を確認すると2025年1月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上35.09億円となり前期31.12億円から12.76％増、経常利益2.40億円になり前期2.21億円から8.60％増となります。
四半期利益は1.67億円となり前期1.53億円から9.15％増を予想しています。
想定発行価格1,590円から指標を計算するとEPS119.91からPER13.26倍、BPS812.42からPBR1.96倍になります。配当金が20円予想なので配当利回り1.26％になります。
競合比較ではPERが低いようですが、上場企業で同社と全く同じビジネスモデルの企業はないみたいです。大手企業が事業の一部として屋外販促物を取扱うことが殆どですからね。
公募組は積極的にIPO抽選に参加しておくと思わぬ利益を手に入れることができそうです。
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