ファンディーノ(FUNDINNO)で初のEXIT銘柄が出ました。漢方生薬研究という企業になり目標金額1,200万円のところ2,925万円を調達していた企業です。エンジェル投資家の出資人数は457人になり、ジェネラックというDNA解析キットを販売し糖質代謝やタンパク質、脂質代謝のリスクを調べる商品を販売していました。


「予防医療にDNA解析と漢方とAIを組合せて医療に革命を!」というコンセプトのもと投資家に注目され株主優待を設定していた企業なので覚えている方も多いでしょう。


ファンディーノIPO実績と新株予約権取引サービス


初のEXITになり457人の方がいくら儲かったのか?と投資家なら気になると思います。そこで調べると漢方生薬研究は1株500円の未上場株を750円で買い戻しています。


期間として1年半保有していただけで株価が1.5倍になっています。実はIPOを行った訳ではなく、ファンドからの買い付け打診があり漢方生薬研究がそれを受けた形になります。M&Aを行う場合もあると投資時に書かれているため結果として投資家に還元される形になっています。


漢方生薬研究の取扱製品画像


kimukimu

株主優待を調べてみると保有株に対して販売商品の割引を行う内容だったのでそれほど魅力はなさそうだよね。

それに代表取締役の橋口遼氏は漢方生薬研究の他にも別企業の取締役も行っているようです。


maronmaron

ベンチャー企業のファンド買収はたまに聞くけど、ファンディーノ案件で買収された事実はこれから投資を考えている投資家に勇気を与えそうだね。


kimukimu

単純計算で10万円出資していたら5万円の利益は結構大きいと思います。ファンドがM&Aを行ったことを考えるとIPOを行う場合は買値の2倍くらいに成長していてもおかしくないよね。


全ての銘柄がうまくいくとは限りませんが、現在株主になっている方に勇気を与えるビッグニュースでしょう。さらに記事作成時点で約21.3億円を調達し、ユーザー数は16,910人となっています。


これまで成約となった案件は58件になります!


ただ忘れてはならないのは倒産した企業もある事実です。ベンチャー企業は資金が枯渇すれば倒産になるケースもあります。すべての銘柄がIPOやファンド買収に結び付くわけではないことは投資する前に理解しておきましょう。


とは言っても現在のところ1社だけなので、積極的にファンディーノへ投資をしている投資家もいると聞いています。私も投資を行っており先日は株主議決行使の案内や事業報告書が届いていました。何とか頑張っているようですが、EXITしてくれると嬉しいです。


⇒ FUNDINNO公式サイトへ


ファンディーノが新株予約権を購入できる新サービスを発表!

ファンディーノ運営元の日本クラウドキャピタルが新サービス発表しました。ざっくり言うと、ベンチャー企業の新株予約権を新たな投資機会としてFUNDINNOで購入できるように計画していると発表しています。


と言うことはこれまでの購入方法ではなく「新株予約権」の対象枠を企業側が設けそこに応募する形になるのかもしれません。


新株予約権をファンディーノで購入するメリットイメージ画像


【新株予約権の意味】

新株予約権とは、それを発行した株式会社に対して権利を行使することによって、その株式会社の株式の交付を受けることができる権利のことです。 新株予約権証券の所有者は、新株予約権を行使して、一定の行使価格を払い込むことで会社に新株を発行させる、または会社自身が保有する株式を取得することができます。
※SMBC日興証券用語集抜粋



投資家のメリットとして新株予約権により株主になるとこれまでよりも多くの企業へ投資できるようになります。もちろん投資家保護の観点から創業株主よりも優先的にM&Aなどの買収が行われた際に買収額の分配を受ける条件が盛り込まれます。


新株予約権を取得した後にIPOを行う場合は上場時のルールが適用されるものと思います。また、上場前に企業側が買い取る可能性も残されているように思います。そもそもベンチャー企業と言うことで漢方生薬研究のようなファンド買収によるパターンもあり得るため銘柄選びが一番重要です。


逆に発行者のメリットは、これまでストックオプションとして従業員などの会社関係者に株を発行し士気を上げたり、有能な従業員を取り込む目的がありました。しかし今回のファンディーノを通した資金集めにより資金の他に「ファン」を集めることができるメリットがあります。さらにはファンが上場を目指す企業のチームメンバーになることも考えられます。


投資家はこれまでより多くの企業へ投資できる機会が増え、投資先を選べるメリットがあるのではないか?と考えています。さらに、株主管理手続が効率化され他の機関投資家からも資金調達がされやすくなる可能性があります。


kimukimu

そもそもファンディーノに投資をする目的は、IPOやバイアウトによって株式価値が上昇した場合に利益を受け取ることなんですよね。


maronmaron

IPO(上場)するには数年かかるとされているけど漢方生薬研究は投資してから1年半でファンド買収で成功案件だよね。

第2のEXIT企業が出てくるともっと盛り上がりそう!


海外のクラウドファンディング市場は拡大を続けているって知ってる?

実はファンディーノの取扱額が20億円突破と大々的に発表され、業界No.1の座を獲得そして維持し続けています。サービスが開始されたのは2017年4月、そして2年2か月で累計成約額20億円を超えました。


同社で史上最高の資金調達を行った企業は、手術トレーニング用模擬臓器「VTT」の企画開発・製造を行っている「KOTOBUKI Medical株式会社」です。KOTOBUKI Medical(コトブキメディカル)については記事を作成しているので詳細を知りたい方は下記記事を参考にして頂けると嬉しく思います。

⇒ KOTOBUKI Medical(コトブキメディカル)の手術トレーニング用模擬臓器


上場というよりも世の中に必要な企業なのかもしれない!と思うような事業を行っています。調達資金は最高額の8,930万円でした。応募したエンジェル投資家は591人です。目標募集額が2,500万円でしたがその3.5倍以上の資金を集めています。


日本クラウドキャピタルJCCの資金吸収額推移の画像


株式投資型クラウドファンディングの市場規模は2018年ベースでアメリカが約1兆円規模と言われています。日本ではNO.1企業でも20億円足らずしか集めることができていません。


投資市場として規模が大きいイギリスで同様のサービスを行う「Crowdcube」は800社以上が資金調達を実現し、投資額は約900億円を超えており海外市場の株式投資型クラウドファンディングは大規模だとわかります。


日本は戦後から現在まで投資教育を受けていない人が殆どであり文化の違いも大きいと思います。しかし、これから投資整備が行われ益々投資しやすい環境が来ると考えられます。


もしかするとアップルやAmazonと言った世界規模の企業が日本に出てくる可能性だってこれからあります。ユニコーン企業数を比べても米国は約150社、中国は約90社、日本は1社と企業数にも大きな差があり出遅れている現状があります。


ファンディーノで発表された新サービスは新株予約権などの未上場株の売買もできる?

実は新株予約権の売買を行う以外にも発表されているものがあります。それはベンチャー企業の株式の相対取引システムの構築により、流通市場を創る予定があると発表がありました。


日本クラウドキャピタルがファンディーノで株式売買を発表


若干考えましたが、これってもしかして未上場株をファンディーノ内で売買できるのかな?と感じます。


これにより第一種金融商品取引業の取得を行うそうです。正直このようなことができれば事業報告が出た段階で大きく株価が跳ね上がる企業が出てくるのでは?と思います。どのようなスキームになるのかわかりませんが、未上場(非上場)の株を売買できる環境ができれば嬉しいですね。


グリーンシート銘柄制度も2018年に廃止になり、新しい売買環境ができればリスクを多少背負っても大きな利益を出したい投資家もいるはずです。ワクワクするようなことがこれから待っていそうで期待しています。


ファンディーノについての詳細は下記でまとめているのでよかったら参考にしてください。


FUNDINNO(ファンディーノ)評判記事へ


サービスの内容がはっきり発表されていませんが「流通市場を創る予定」とあるため既に行動していると考えています。日本クラウドキャピタルは日本証券業協会に加盟していますし、金融商品取引業者のためファンディーノで成功し新しい市場を形成してもおかしくありません。


日本クラウドキャピタルの資本金を調べてみると2019年6月28日発表で478,598,170円となっています。取扱い企業も増え事業も波に乗ったと考えてよいでしょう。


通常の投資よりも少しリスクが高い投資になりますが、大きなリターン期待はあると思います。そろそろIPOをする企業が出てくるのかな?と期待しています。


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