ジーニー(6562)初値予想とIPO分析記事になります。初値期待が出来る銘柄で、株数も多いため狙いたいIPOです。主幹事が野村證券のため激戦になることが予想されますが、面倒くさがらずに申し込んだ方にご褒美があると良いですね。ジーニーはGoogleに公式認定されたメディアソリューションパートナーだそうです!


ジーニー(6562)IPO新規上場承認


業種:サービス業
市場:東証マザーズ
公開予定:12月18日
BB期間:11月30日~12月06日


100株単位
公募株数 1,023,000株
売出株数 285,000株
合計株数 1,308,000株(13,080枚)   ←当選期待あり
※オーバーアロットメントによる売出し196,200株


想定価格 1,220円 ⇒ 12.2万円必要
仮条件  1,220円~1,350円に決定
公開価格 12月07日に決定予定


【幹事団】
野村證券
SBI証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
大和証券
SMBC日興証券
いちよし証券
※auカブコム証券は委託販売



ジーニー(6562)IPOの評判と分析


仮条件上限は1,350円に決定しています。
市場からの吸収額は約17.6億円、オーバーアロットメントを含め約20.3億円です。やや規模が大きくなっていますが、公開価格を割るようなことはないでしょう。


ジーニー売上


ジーニー販売実績と取引先
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独自開発のインターネットメディア広告収益最大化プラットフォーム「GenieeSSP」を主軸にアドテクノロジー事業を展開している企業です。
取引先にはヤフーやGoogleの名前もあります。
販売実績を見るとインターネットメディア事業者向けサービスである「アド・プラットフォーム事業」が収益の9割以上を占めるようです。


「GenieeSSP」というインターネットメディア事業者向けサービスでは、配信される広告がユーザーの属性や行動履歴等のデータに基づいて選択され、最適かつ収益性の高い広告であり、ユーザーがサイトにアクセスしてから選択された広告が表示されるまで、平均0.1秒以下という速さで行われる特徴があります。
独自の広告配信最適化アルゴリズムが効果的な配信を実現するそうです。



ジーニー(6562)IPO初値予想と幹事引受株数

ジーニー(6562)初値予想2,200円



【幹事配分株数】
野村證券 1,138,200株
SBI証券 65,400株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 39,200株
大和証券 26,100株
SMBC日興証券 26,100株
いちよし証券 13,000株
※auカブコム証券は委託販売



ジーニー(6562)IPOの上場類似企業


【業績等の概要】 平成28年4月01日~平成29年3月31日
売上高11,730,899千円(前年同期比59.2%増)
売上総利益1,758,826千円(同52.5%増)
営業利益257,610千円(同98.2%増)
経常利益194,590千円(同82.7%増)
親会社株主に帰属する当期純損失14,754千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益52,323千円)

第8期第2四半期連結累計期間(平成29年4月01日~平成29年9月30日)
売上高6,488,383千円
営業利益245,715千円
経常利益237,426千円
親会社株主に帰属する四半期純損失132,853千円



【類似企業】
VOYAGE GROUP(3688) PER23.6倍 PBR2.19倍
フリークアウト・ホールディングス(6094) PER127.18倍 PBR8倍
Fringe81(6550) PER43.59倍 PBR8.66倍



ジーニー(6562)IPOのロックアップとストックオプション


ロックアップ期間90日間、ロックアップ解除倍率は1.5倍となります。
ベンチャーキャピタル保有株もウェイトが多いようですから気にかけておいた方がよいでしょう。
ストックオプション総数は1,052,250株存在し、すべての株が行使期限を迎えています。
株主優待や株主配当金の設定はありません。

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EPS2.87を基にPERを算出すると約470.4倍、BPS166.89を基にPBRを算出すると約8.1倍です。
上場時発行済み株式総数17,147,000株を基に時価総額を算出すると約231.5億円です。
2018年03月期の業績予想は売上25.6%増、経常利益270%増(2.7倍)になる見通しです。


株主にVCが多いものの、株主上位にソフトバンクの名前があり評価ポイントになるそうです。来期は一気に業績改善で評価されると株価も急上昇の可能性もあります。
株価変動が大きな銘柄だと思うため、それなりに参戦スタイルを考えなければ胃痛は避けられないでしょう。

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