経済コラムニストの大江英樹さんが1月1日にお亡くなりになりました。

 

昨年の夏以降、闘病されていたのはFacebookで存知ており、一日も早いご快復をお祈りいたしておりました。

 

奥様の加代さんも第一線でご活躍されていますし、お仕事と看護の両立はとても大変だということは痛いほどわかります。

 

加代さんの休息のお供にとささやかなお見舞いを送りましたら、後日退院されたときに立派なお返しを頂いてしまいました・・。

(もちろんお返しなど気になさらないで頂きたかったのですが)

娘のお弁当に入れたりして、家族みんなで頂いていたところ訃報が届きました。

 

食べられなくなってしまい冷凍庫に4つ残ったままです・・。

 

 

大江さんご夫婦は常に周りの方を幸せに導くことを優先にされていて、以前より大変尊敬しておりました。

 

実は私は大江さんとは実際にお会いしたことはありません。

 

日経新聞他、その他のメディアで大江さんの記事をいつも拝見しており、Facebookをされていることを知り、私から友達申請をさせて頂きました。

 

「hinaさんのブログは有名ですから存じていますよ」とお返事を頂き、とても感激したのを覚えています。

 

それから数年間、大江さんのご活躍や周りの方とのやり取りをSNSで見るのが楽しくて。

 

公私ともに「大江節」がさく裂。いつも筋の通ったお考えで迷える人達を先導してくださっていました。

 

そして私が日経ヴェリタスの取材を受けたことをきっかけに大江さんには大変お世話になることが幾度もありました。

下矢印下矢印下矢印

 

ご著書を頂くだけでなく、

そのあとも新NISAについての情報があまり確定になっていない時期に、私が原稿を書かなくてはならず、新NISAの仕組みについて大江さんに伺ったところ、なんと大江さんの有料セミナーの資料を参考に、と無償で提供してくださったのです・・

 

さすがにそれは恐れ多いと大変恐縮しておりましたら、

 

『どうぞご遠慮なくお使いください。

私は一度公開された資料は、自分の意思とは関係無く世の中を回り続けると思っていますので、利用禁止とかのこだわりはまったくありません。

知り合いのFPとかにでもどんどん資料を使ってもらってもいいと言って資料を渡していますので。役に立つならご利用ください。』

 

と、このようにお返事を頂きました。

 

膨大な量の、それもまた大変作りこまれた資料です。

それを惜しみなく提供してくださること、また大江さんの考え方にとても感銘いたしました。

 

奥様の加代さんは食についての資格をお持ちでご夫婦でいつも美味しそうな手料理を投稿されていました。

 

生き方も働き方もお手本のようにまた、こんな風になれたら、とたくさんの方の理想像でもあります。

 

あまりにも早いお別れに言葉もなく、大変ショックを受けました。

 

そして加代さんのご心痛を思うと心が締め付けられる思いです。

 

公私ともにたくさんの大江さんファンが支えとなり、どうか加代さんが倒れませんように・・と遠くから願うばかりでした。

 

そこに加代さんから大江さんのお別れ会のご案内を頂き、感謝の気持ちで駆けつけました。

 

会場には大江さんの大好きなビートルズが流れ、

控室には大江さんの圧巻のコレクションが展示されていました!

 

ずらりと並ぶ大江さんのご著書。

老後不安を払拭し、資産をどのように活かすのか守るのか。

金融リテラシーを身に付けながら、お金に縛られずに老後を過ごすには・・

大江さんの本はどれもご自身の実例を元にひも解いて解説してくださるので大変分かりやすいのです。

 

まだまだ読んでみたい本がたくさんありました。

 

ビートルズファンなら垂涎ものの大変マニアックなコレクションとお見受けしました!

拘りがさすが過ぎます。

 

定年後に始めたというサックス。

ルパン三世のテーマを粋に格好よく演奏されていて皆さん釘付けになって見入っていました✨

 

日経新聞の記事もボードで展示されていました。

サラリーマン時代のご苦労や経験から、私たちにたくさんのヒントを残してくださっています。

 

 

 

『悩んだら、変化を選ぼう!』

 

大江さんは私たちが印象に残っている素敵な茶系の御着物をお召しになって眠っていらっしゃいました。

 

こちらのサイトのお写真の御着物かなと思います。

 

加代さんが大変温かい笑顔で気丈に振舞っていらっしゃいました。

 

どうかご家族皆様がくれぐれもお身体を壊すことがありませんように・・

大江さんが見守ってくださると信じております。

 

加代さんのご活躍はこちらから拝見できます。

 

 

改めまして、

感謝と共に心からご冥福をお祈り申し上げます。