「第４次産業革命」の柱。５G関連銘柄♪

安倍政権は５Ｇを成長戦略の要である「第４次産業革命」の柱として
国家プロジェクトと位置づけている。

政府は次世代無線通信「第５世代（５Ｇ）」を本格的に普及させるため、大容量のデータ通信を支える技術開発に乗り出す。

2020年代後半には高精細の動画配信などのやりとりで、現在の1000倍の送受信能力が必要とされる。

官民で超高速回線網に使われる光ファイバーの能力を高める研究や技術開発に着手し、あらゆるモノがネットにつながる「ＩｏＴ」などのサービス基盤を整える。

総務省が所管する情報通信研究機構（ＮＩＣＴ）は光ファイバーの基礎技術の研究を進める。

同時に民間と連携し、数年内に大容量のデータ伝送技術にめどをつける。

また、技術開発から工事まで見据えた予算の手当ても政府内で進める。

５Ｇでやりとりするデータ量は毎秒10ギガ（ギガは10億）ビットと、少なくとも現在の10～100倍の速度が必要だ。
ＩｏＴや高精細の４Ｋ動画のやりとりなどが広がり、通信量は格段に増す。将来の莫大なデータ量のやりとりを可能にする通信技術の確立を急ぐ。

国内大手電機メーカーなどと共に光ファイバー１本当たりのデータの伝送能力を大きく引き上げたり、
束ねてより高速にしたりする。

敷設してある光回線の取り換え工事も、国が一部を手当てすることも検討する。

インターネットの固定の高速通信網はＮＴＴ東日本・ＮＴＴ西日本を中心に民間が整備してきた。
全国的な設備更新となれば「整備費用が５兆円超になる可能性もある」（政府関係者）とされ、
民間からも政府に支援を求める声が出ている。

安倍政権は５Ｇを成長戦略の要である「第４次産業革命」の柱としており、超高速の固定通信網整備を
国家プロジェクトと位置づけている。

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