おはようモーニング

 
今朝も気になる日経新聞の記事から。
 
 
欠かせぬ企業(1)防ぐ ヤマシンのフィルター、建機の「血液」サラサラ  
 
日本の上場企業約3700社。似た企業も多いが、中には特定分野で他の追随を許さない存在感を放つ企業もある。
それなしでは周辺産業が立ちいかない「欠かせぬ企業」に焦点を当てる。第1回は建機用フィルターで世界シェアトップのヤマシンフィルタ。
 
上場は2014年と最近だが、設立は1956年。60年以上一貫してこだわるのがフィルターの開発・製造だ。社是からしてズバリ「仕濾過事」(ろ過事につかふる)。異物を防ぎ、ろ過するスペシャリストなのだ。
 
中でも強いのが鉱山などで稼働する建機用。「リターンフィルタ」と呼ぶ油圧ショベル内部の油の汚れを取り除く部品で圧倒的シェアを持つ。米キャタピラー、コマツ、スウェーデン・ボルボグループ――。ヤマシンのフィルターなしでは、ほとんどの先進国メーカーの建機が動かない。
 
油圧ショベルはオイルに圧力を加え、大きな力を生み出す。だが建機が作動するのは、掘削や工事など土ぼこりや鉄粉が舞う過酷な現場。小さなゴミでも油に混ざれば建機を故障させ命取りとなる。ヤマシンのフィルターは10~20マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルの細かいゴミを99.9%の精度で取り除く。いわば建機の血液
であるオイルから老廃物をこす、腎臓の役割を果たす。
 
ゴミを捉える「ろ材」はガラス繊維を用い独自開発する。その際「このメーカーのこの製品は、この太さでこの織り方」と「各社ごとの課題にきめ細かく対応する」(井岡周久執行役員)。こだわりが強さの源泉だ。
 
世界的に建機需要が低迷した前期に連結最高益を更新した。新品だけでなく、売り上げの半分を既存建機の交換部品で稼ぐビジネスモデルが寄与した。18年3月期も最高益(純利益で前期比3%増の6億6000万円)を見込んでいる。
 
 
 
今日から小学校は夏休みですが、
母達は個人面談です
 
午前中はバタバタしますのでまた後で更新しますね。
 
 
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