ベース(4481)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日はこのベース(4481)と合わせて2社のIPO新規上場承認がありました。もう1社のウィルズ(4482)についてはまた後ほど別記事でご紹介させて頂きたいと思います。

ベース(4481)の上場日は12月16日(月)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高まりにくい東証二部市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。

ベース(4481)のIPO(新規上場)情報

設立:1997年1月28日
業種:情報・通信業
事業の内容:受託開発を中心としたソフトウェア開発サービスの提供等

ベース(4481)IPO上場承認

上場市場東証二部
コード4481
名称ベース
公募株数280,000株
売出し株数15,000株
オーバーアロットメント44,200株
IPO主幹事証券みずほ証券
IPO引受幹事証券野村證券前受け金不要
SMBC日興証券
SBI証券
むさし証券(前受け金不要
岡三証券
岩井コスモ証券
エース証券
マネックス証券100%完全抽選
岡三オンライン証券委託幹事
松井証券委託幹事
上場日12月16日
仮条件決定日11月26日
ブック・ビルディング期間11月28日~12月4日
公開価格決定日12月5日
IPO申し込み期間12月6日~12月11日
吸収金額15.7億円
想定価格4,650円(465,000円必要)

さらに上記をご覧の通りこのベース(4481)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券の名前があるため数枚レベルになると思いますが、IPO申し込み時の前受け金が不要の岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 岡三オンライン証券公式サイト
岡三オンライン証券

ベース(4481)のIPO(新規上場)事業内容等

ベース(4481)の事業内容はソフトウェア受託開発事業の単一セグメントであり、事業のサービスラインは「システム開発」「ERPソリューション」「その他ソリューション」の3つで構成されています。

ベース(4481)IPOシステム開発

システム開発

システムの開発は主に金融・流通・製造分野におけるオープン系システム開発を行っており、システムの運用保守についてはお客様の情報システム部門やヘルプデスク部門に常駐して行うサービスの提供。社員支援としてシステム開発に付随した派遣サービスも行っています。
ベース(4481)IPOシステム開発等

ERPソリューション

ERPソリューションはSAP SEの製品を中心にERP、CRM、SAP BASISの3領域でのサービス提供を行っています。
ベース(4481)IPO用語説明

その他ソリューション

ベース独自のソリューションを構築し、お客様へNISA口座開設サービスやマイナンバーサービスのソリューションの提案及び提供を行っております。またソリューションの導入に付随し、業務のアウトソーシング(BPO)サービスの提供も行っています。
ベース(4481)IPOその他ソリューション

【手取金の使途】
手取概算額1,194,350千円に第三者割当増資の手取概算額上限190,115千円を合わせた手取概算額合計上限1,384,465千円については、優秀な人材獲得のための採用関係費、優秀な人材育成のための教育研修費及び借入金の返済に充当する予定であります。
(ベースのIPO目論見書より抜粋)

ベース(4481)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

ベース(4481)の市場からの吸収金額はIPO想定価格4,650円としてオーバーアロットメント含め15.7億円と規模的に東証二部市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。

ベース(4481)の社名の英訳名を見るとBASEとなっているため先月(10月)上場したBASE(4477)と被りますが、こちらのBASE(4477)の読み方はベースではなくベイスなので微妙に違います。

もちろん会社的にもなんの関係性もありません。BASE(4477)の方が知名度はありますが、今回のベース(4481)の方が社歴は古いです。どうでもいい情報ですが、一応触れておきました。ちなみに比較するという意味ではありませんが、BASE(4477)の方は残念ながら公募割れスタートとなっています。

株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株は無く、上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため上場時の大きな売り圧力はありません。需給面は良好と言えます。

上述の通り、ベース(4481)の中身を見るとまるで東証マザーズを思わせるようなネット関連(ソフトウェア系)となり、人気化しにくい市場の東証二部上場とはいえ初値は好スタートとなりそうです。

業績も右肩上がりで堅調に推移しており、個人的な第一印象としてはヘタな東証マザーズ案件よりも期待できそうな雰囲気を感じるため、個人的なこのベース(4481)のIPO参加スタンスは全力申し込みです。

IPO想定価格ベースですが、価格は4,650円と値ガサなため、初値が高騰した場合は利益もがっつりとなるでしょう。もちろん逆もしかりですが。ただIPO株数が公募株及び売り出し株合わせて2,950枚しかないため、さすがにIPO当選は狭き門となるでしょうね。

<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのベース(4481)のIPO裏幹事(委託幹事)になると正式に公式サイトで発表がありました。

ベース(4481)のIPO取り扱い決定岡三オンライン証券
ベース(4481)IPO岡三オンライン証券

ベース(4481)のIPO(新規上場)業績等

ベース(4481)のIPO経営指標
ベース(4481)IPO経営指標

ベース(4481)のIPO売上高及び経常利益
ベース(4481)IPO売上高及び経常利益

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