AHCグループ（7083）IPO上場承認発表と初値予想！

AHCグループ（7083）がIPO（新規上場）承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。ようやく今年（2020年）に入って初の株式IPOが発表されました。

最後に発表された2020年の株式IPO2社の発表が昨年（2019年）12月26日（木）だったので、ほぼ1ヵ月ぶりのIPO新規上場承認発表となります。

AHCグループ（7083）の上場日は2月25日（火）で、今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。

AHCグループ（7083）のIPO（新規上場）情報

設立：2010年1月5日
業種：サービス業
事業の内容：障害福祉事業（放課後等デイサービス、就労継続支援B型、共同生活援助事業所の運営等）、介護事業（通所介護事業所の運営等）、外食事業等

AHCグループ（7083）のIPO（新規上場）事業内容等

AHCグループ（7083）はAHCグループ株式会社及びその連結子会社（SLカンパニー株式会社、テラスワールド株式会社、介護ジャパン株式会社、センターネットワーク株式会社）の計5社で構成されており、主に福祉事業、介護事業、外食産業と3つの事業を展開しております。

【手取金の使途】
手取概算額832,168千円については第三者割当増資の手取概算額上限153,787千円と合わせた手取概算額合計上限985,955千円について、設備資金として1.当社グループの福祉事業の新規事業所開設に係る資金に充当し、運転資金として2.従業員採用費、3.従業員人件費、4.IT環境整備費、5.借入金の返済に充当する予定であります。
（AHCグループのIPO目論見書より一部抜粋）

AHCグループ（7083）のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

AHCグループ（7083）の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,990円としてオーバーアロットメント含め12.8億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。

このAHCグループ（7083）は2020年の株式IPOとしては3社目となりますが、小型案件ではあるものの、期待していたネット関連などの爆上げグロース系IPOではなく、国策的な銘柄ではあるものの、新規性はなく、地味な福祉事業、介護事業、外食産業を展開するバリュー系IPOとなります。

株主にはベンチャーキャピタルの保有株も無く、既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっています。上場時の余計な売り圧力が無いことから、需給不安は無さそうです。

このAHCグループ（7083）はIPO的に人気の高まるような業態ではありませんが、それでもIPO株数は公募株及び売り出し株合わせて5,600枚と株数的には決して多い数字ではなく、どちらかと言えば少ない方で、それなりに希少性が出ることから、IPO当選は容易ではないと思います。

人気化するセクターではないものの、公開規模の少なさやIPO株数の少なさから需給不安は無いため、初値高騰までは無いにしても堅調にはスタートするかと思われます。よって管理人の個人的なこのAHCグループ（7083）のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。

AHCグループ（7083）の上場日は2月25日（火）でもう2月後半となりますが、まだ3月のIPOラッシュに入るには時期的に早いですね。3月のIPOラッシュ突入までに少しでも多くのIPO新規上場承認発表が増えることに期待したいところです。重複発表も無く、重複上場も無く、適度にIPO発表があると尚ベストですね＾＾

AHCグループ（7083）のIPO（新規上場）業績等

AHCグループ（7083）のIPO経営指標

AHCグループ（7083）のIPO（新規上場）売上高及び経常損益