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相場は生き物、個人投資家VSヘッジファンド。多くの投資家が事実を知るまで情報は2日も遅い…

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投資家にとって、日経新聞の情報は既に遅すぎる、既に周知の過去の記載であり、今の相場を占う材料にはならないと言われていますが、まさにその通りです。Kensinhan のブログで2日前に記事にした内容(6行目以降)が、今朝の日経新聞にも取り上げられています。

kensinhan.hatenablog.com

記事の標題は「米株市場にも分断の影 個人SNSで共闘、ファンド標的」。米国の株式市場が揺れている。主役は個人投資家だ。「敵」とみなしたファンドを倒そうという動きがSNS(交流サイト)を通じて急速に増幅し、一部の銘柄が乱高下する。SNSを起点に大きなうねりが生まれる底流には米国社会の分断がある。規制当局や議会も巻き込み、市場のあり方が問われている。SNSのレディット上では「機関投資家を打ち負かした」との投稿があふれ、個人投資家が沸きあがった…。

www.nikkei.com

この事例は、米国株のゲームストップ(一例)をSNSで個人投資家が情報を共有し、普通なら買わないボロ株?をヘッジファンドを打倒する目的で、買い集め(仕手のイメージ)、ヘッジファンド(機関投資家)の売りポジションを踏み上げているというニュースです。

その結果、ヘッジファンドの売りポジションが焼かれているという事態が今米国で起きており、それが、今の優良銘柄を中心とした米国株全体の下げにつながっています。

何故かというと、ヘッジファンドは、ボロ株?(ゲームストップ等)を売って、優良銘柄を買う裁定取引でヘッジトレードをしていたので、今回の踏み上げで、反対売買を余儀なくされています。つまり、ポジションが、ボロ株?(ゲームストップ等)の買い、優良銘柄の売りの裁定取引になっているから米国の優良銘柄がここ数日下がっているのです。

ボロ株?をSNSで集めた個人投資家の集団(ミツバチの大群)が力を合わせ、像(ヘッジファンド)に立ち向かって勝利したという事件が、今米国で起きています。通常ではどう考えても負けるはずのない像(ヘッジファンド)が、ミツバチ(SNSで力を合わせた個人投資家)の大群に、像(ヘッジファンド)が逃げ出している状況です。

こんなこともあり、日本市場は米国市場の影響を受けますので、特段の悪材料がなくても、米国株の売りは、日本株の売りにもつながっています。この流れが、しばらく続くのか、推移を見守るしかありませんが、下げたところは買い場になると思います。

明日から、また相場が始まりますが、日経新聞に出たということは、既に遅い情報なので、そろそろ市場は好転するかもしれません。日本市場は、コロナ禍で赤字決算も多く気になりますが、一先ず半値戻しはあるかとみています。